2025年9月2日火曜日

目次

2025年9月
炭関連テーマ 一覧」「阿古陀茶器 濃茶に使う
2025年8月
炭点前 釜に水 羽箒の扱い」「茶筅通しを水でする 猛暑
2025年7月
釣瓶の水指 薄茶 風炉
2025年6月
茶事懐石 亭主 給仕口を閉めるのは3回
2025年5月
風炉 敷板・風炉・灰・五徳・釜の向き
2025年4月
掛軸 本席 寄付
2025年1月
お茶を吸い切る音」「吊り棚 小間 扱い

2024年10月
茶事の客 留意点」「馬蝗絆 唐物 青磁茶碗
四滴茶入 蓋 置く位置
2024年9月
茶巾を固く絞る」「表千家 茶筅 (煤竹と黒竹)
2024年8月
木槿を切る時の注意
 2024年7月
炭点前 胴炭をつぐ順序 炉・風炉

2023年4月9日
旅箪笥 点前の終わり 柄杓を棚に掛ける
2023年3月2日
茶事の箸、黒文字など」 

2022年10月
掻き上げ灰 風炉
2022年8月
茶碗を出す 向き
2022年5月
稽古と茶事との動作の違い
2022年4月
旅箪笥の戸 薄茶器拝見の場合の扱い 炉」「釣り釜 炭点前 鎖を扱う時機
2022年3月
炭斗 羽箒火箸香合を下ろした後 鐶と枝炭 炉
2022年2月
結び柳
2022年1月
菓子 棹物 切り方

2021年12月
五徳を据える 炉
2021年11月
お茶 御茶 粗茶
2021年7月
薄茶 棚物 初飾 二飾 三飾 総飾 割飾
 2021年6月
竹の蓋置
 2021年5月
七種蓋置
2021年4月
 「旅箪笥 柄杓・蓋置飾り残し 棚板 炉」「旅箪笥 中棚の3通りの扱い 薄茶 炉
2021年3月
花を生ける時の留意点(1)
2021年2月
膝と柄杓の位置 炉 小棚、運び
2021年1月
筒茶碗 扱い」「帛紗 さばく時の指使い

2020年12月
抱清棚 初炭 羽箒の扱い」「椿 炉の花
2020年11月
茶杓 拭き漆
2020年10月
十五夜
2020年9月
風炉と釜の高さ
2020年8月
利休 染付茶碗は使わなかった」 
2020年7月
風炉 花(木槿、芙蓉、水引)切り方
2020年6月
膝の上で茶碗を扱う 亭主
2020年5月
火吹き竹
2020年4月
お茶湯 炉
2020年3月
帛紗 左腰(右腰)に附ける 刀掛け炭点前 火箸を左手(右手)に移す 炉
2020年2月
茶碗の飲み口
2020年1月
大棚 水指の蓋 扱い方 炉
2019年12月
布巾 雑巾 折り方
2019年11月
点前 稽古 終りのお辞儀
2019年10月
茶通箱
2019年9月
茶碗にお湯を注ぐ 水を注ぐ
2019年6月
二重切 花入 花を入れる」「平炭斗 炭点前 炉(2)
2019年5月
茶カブキ 掛帛紗 扱い」「ギッチョ炭 名称由来
2019年4月
踏込床
2019年2月
茶事 案内、前礼、礼状の実際」「尺 間 寸法 長さ単位
2018年12月
平炭斗 炭点前 炉
2018年10月
蓋置の扱い(置く、取る)」「濃茶 仕服を置く場所
2018年9月
老松割蓋の茶入
2018年7月
柄杓 お湯(水)を汲む」「お茶を点てる 留意点 茶の量 お湯の量
2018年6月
風炉 炭点前 釜を引く」「炭 洗う 原料
2018年5月
火箸を突く 炭点前
2018年4月
後炭 準備 茶事
2018年3月
稽古 お辞儀 総礼 茶事(2)
2018年2月
濡れ灰を作る 撒き灰 炉」「道具 仮置き 客
2018年1月
紹鴎棚 地袋の柄杓・蓋置を使う 薄茶 炉炭点前 炭を挟む 炭をつぐ 炉
2017年12月
瓢(ふくべ)炭斗
2017年11月
四方棚 柄杓・蓋置
2017年10月
風炉 台子(又は長板)一つ置き/大板 柄杓・蓋置
茶碗と茶器(茶入)の置き合せ 道具の格
2017年9月
高麗茶碗 特徴など
2017年8月
饅頭の食べ方 菓子
2017年7月
扇子 膝横に置く干菓子 季節に合わせた銘
2017年6月
畳の境に座った時 客
2017年5月
茶事 障子を開ける 退出時の障子」「台子 点前 歴史」「前茶 茶事
2017年3月
茶事 流儀違いと客の振る舞い」「香合」「露地箒 しゅろ箒 わらび箒
2017年2月
面桶 曲げ建水 こぼし
2017年1月
手紙 名宛人・差出人 書き方」「小間 台目切 初炭点前 羽箒・香合隅炉 炭点前 拝見
2016年12月
重ね茶碗 茶事 今と昔置き道庫 広間 炉 濃茶柄杓湯返し 竹蓋置 広間
2016年11月
旧暦 秋 菊」「京 名水
2016年10月
掛物 掛軸 風帯 掛緒 巻緒
2016年9月
茶事 懐石 元伯宗旦 覚々斎」「匁 斤 重さ」「茶壺 口切り三重棚と二重棚
2016年8月
平水指 割蓋棗 濃茶入としての扱い」「四滴茶入
2016年7月
後炭 釜に水 茶事
2016年6月
稽古 お辞儀 総礼 茶事」「桑小卓 柄杓・蓋置 建水・蓋置
2016年5月
組合点 習事風炉 大棚、長板」「風炉 炭点前 炭斗動かす 羽箒
炉 炭点前 炭斗動かす 羽箒
2016年4月
向切 炭斗に炭を組む 小間 炉大水指 大口 炉大水指 大壺水指 炉
美味しいお茶 茶の湯自慢
初座後座 衣服替え 茶事
2016年3月
抱清棚腰掛 円座 煙草盆 手あぶり 茶事
2016年2月
花所望 茶事(2)花所望 茶事(1)
2016年1月
長板 色々」「小袋棚 炉 濃茶点前」「小袋棚 即中斎好み
台子・長板 諸飾 炉 火箸・建水・蓋置の扱い等柄杓を構える 左手 握り方
炭をつぐには炉 長板 諸飾 炭点前大棚 初炭 羽箒・香合を飾る(飾らない)
2015年12月
かき立てツマミ 鐶ツマミ 共蓋の釜男子 帛紗を使って釜の蓋を取る
重ね茶碗 島台茶碗 亭主の点前 炉重ね茶碗 島台茶碗 客の作法
釜に水を足す 炉・風炉」「包み帛紗 濃茶 棗
2015年11月
掛物と後ろの壁」「帛紗の寸法
2015年10月茶事 炭拝見 風炉」「風炉一つ置 茶器仮置き」「掛け花入
茶入の袋 置き場所 棚物」「柄杓・蓋置 飾り残し」「風炉 大板 (5) 炭点前
風炉 大板 (4) 飾り残し柄杓を使う風炉 大板(3)点前の終わり
風炉 大板(2)点前の始め風炉 大板(1)風炉の位置
炉釜の大きさと季節 覚々斎立鼓の花入 覚々斎茶筅の結び目
2015年9月
床の掛物と花入」「寸法 8寸色々」「三木町棚 江岑棚
2015年8月
茶事 座掃(小間) 初座・後座」「茶事 初座 迎付から席入迄の時間
茶事 初座 亭主迎付 客の動き」「雀瓦 照明
2015年7月
板床」「絞り茶巾 風炉 炉
2015/6月
薄茶をすくう ガケ 茶器」「拝見物を水屋に下げる 茶事」「水指 濡らす
器の持ち方自然な「手」の位置」「桑小卓 風炉 平建水
2015/5月
竹蓋置」「唐金 モール 砂張 銅の合金」「濃茶の点て方 濃さ
薄茶の点て方 お茶の量 お湯の量」「茶筅の使い方、握り方 薄茶を点てる
濃茶 濃さ 元伯宗旦
2015/4月
小間 茶道口 立って入る時」「下座床 濃茶 客 茶碗と出し帛紗
牙蓋 「す」 茶入の蓋正客の席 表千家 上座床・下座床
菓子と黒文字 茶事
2015/3月
お辞儀 一礼」「煙草盆 火入 炭」「炭の寸法
2015/2月
茶事の杖」「青竹の蓋置、灰吹き 茶事」「黒文字 青竹 保存方法
懐石の箸など小物 寸法」「逆勝手 客 お茶の飲み方」「会記 茶会記
お茶と菓子」「濃茶 亭主相伴 一客一亭 茶事
2015/1月
薄茶 亭主相伴 茶事」「湯桶 蹲踞 茶事茶事 案内状 返書 前礼 礼状
籤(くじ)当たった時には炭台 炭点前 炉炭台 炭その他の配置
露地笠の持ち方 茶事露地笠 茶事」「露地笠を置く 茶事
四季と旧暦の月の名称」「雨の時の席入 茶事
腰掛の正客の座 露地草履を脱いで置く位置 茶事茶碗の持ち方
蓋物の扱い 茶事 懐石
2014/12月
紙釜敷 炉 風炉」「煙草盆の煙管(キセル) 使わざるべきか?
金属の花入 使う前手水鉢の柄杓」「客 入口の手がかり」「畳 京間
月の色々の名称」「花を切るには吊り棚(左隅) 小間 本勝手 柄杓と蓋置
2014/11月
天下三肩衝」「釜の湯 煮え音」「竹台子 一つ飾り」「腰掛 煙草盆 円座 扱い
秋の七草」「羽箒 羽根 炭点前」「中仕舞 炉 濃茶 風炉 薄茶 広間
本仕舞 点前の終わり」「溜塗 春慶塗 掻合塗 漆」「薄板 丸香台 花入
島台茶碗 如心斎 重ね茶碗」「煙草盆 小奉書」「黒木 大原女」「仕服の紐 緒縒
2014/10月(3)
茶入・茶器・茶碗等の格 扱い」「君台観左右帳記 足利義政
茶事 灯り 小間・竹檠 広間・短檠」「利休作 竹花入 小田原の陣 韮山
炉 濃茶 中蓋」「炉 五徳の爪の向き茶事 初座 迎え付 覚々斎
利休七哲」「懐石 終わり 箸を落とした後懐石 初め 膳を出す
2014/10月(2)
柄杓と蓋置 扱い」「稽古 煙草盆と菓子器の運び出し お辞儀
大海茶入 濃茶 胴拭き お茶をはく 茶杓」「懐石 始まり 飯碗と汁椀 銚子
花台 とじ目」「建水 持って退出 回り方」「耳付き茶入 濃茶 お茶をはく
風炉 土風炉 炭点前 終り」「懐石 器 返す」 「茶入の仕服 生地 利休
大棗 お茶のはき方 利休」「茶入の仕服 ひだの数風炉 敷板・風炉・釜 向き
茶事 寄付 半東の案内」「茶事 話題菓子器と蓋 扱い
風炉 香合の位置 炭点前」「茶事 つくばい 柄杓 後座入り
2014/10月(1)
道具 高さと直径 筒物」「運び 濃茶 茶入 水指花入と花の量
茶事 客 手がかり道具と季節感
客 正客 座る位置 貴人畳」「風炉 花 陰暦9月」「濃茶 茶入 胴拭き
風炉 中置 薄茶 仕舞い」「風炉 中置 釜の蓋
風炉 中置 濃茶(拝見に出す時の茶碗の仮置き)」「風炉 中置 濃茶(始まり)
菓子を頂く時の懐紙の使い方」「風炉 中置の水指運びの足さばき

炭関連テーマ 一覧

 2025年8月7日 「炭点前 釜に水 羽箒の扱い
2025年5月15日 「風炉 敷板・風炉・灰・五徳・釜の向き

2024年7月11日 「炭点前 胴炭をつぐ順序 炉・風炉

2022年10月7日 「掻き上げ灰 風炉
2022年4月24日 「釣り釜 炭点前 鎖を扱う時機
2022年3月31日 「炭斗 羽箒火箸香合を下ろした後 鐶と枝炭 炉

2021年12月22日 「五徳を据える 炉

2020年12月9日 「抱清棚 初炭 羽箒の扱い
2020年5月8日 「火吹き竹
2020年3月22日 「炭点前 火箸を左手(右手)に移す 炉

2019年6月2日 「平炭斗 炭点前 炉(2)
2019年5月3日 「ギッチョ炭 名称由来

2018年12月20日 「平炭斗 炭点前 炉
2018年6月14日 「風炉 炭点前 釜を引く
2018年6月8日 「炭 洗う 原料
2018年5月10日 「火箸を突く 炭点前
2018年4月21日 「後炭 準備 茶事
2018年1月3日 「炭点前 炭を挟む 炭をつぐ 炉
2017年12月18日 「瓢(ふくべ)炭斗
2017年3月8日 「香合
2017年1月10日 「小間 台目切 初炭点前 羽箒・香合
2017年1月10日 「隅炉 炭点前 拝見
2016年7月6日 「後炭 釜に水 茶事
2016年5月11日 「風炉 炭点前 炭斗動かす 羽箒
2016年5月11日 「炉 炭点前 炭斗動かす 羽箒
2016年4月12日 「向切 炭斗に炭を組む 小間 炉
2016年1月11日 「炭をつぐには
2016年1月11日 「炉 長板 諸飾り 炭点前
2016年1月11日 「大棚 初炭 羽箒・香合を飾る(飾らない)
2015年12月17日 「釜に水を足す 炉・風炉
2015年10月19日 「茶事 炭拝見 風炉
2015年10月5日 「風炉 大板(敷板)(5) 炭点前
2015年3月3日 「炭の寸法
2015年1月7日 「炭台 炭点前 炉
2015年1月7日 「炭台 炭その他の配置
2014年12月30日 「紙釜敷 炉 風炉
2014年11月29日 「釜の湯 煮え音
2014年11月13日 「羽箒 羽根 炭点前
2014年10月28日 「炉 五徳の爪の向き
2014年10月16日 「風炉 土風炉 炭点前 終り
2014年10月13日 「風炉 香合の位置 炭点前

阿古陀茶器 濃茶に使う

阿古陀茶器を濃茶に使う

阿古陀茶器 濃茶の際、胴拭きはしない。 当然 女子も拭き下ろすことはない。 阿古陀茶器


表千家七代 如心斎が、鴻池家山中宗智の依頼で好んだ。 阿古陀瓜の形で、 胴は6つに分かれて(割れて) いる。 本体は桜の木、蓋は梅の木。 外は溜塗、内は黒塗。 仕服は如心玉金襴。
当初は薄茶器として使われたが、
後に 仕服をつけて濃茶にも使う様になった。

阿古陀瓜あこだうり

金冬瓜(金南瓜)きんとうが とも言う。

ウリ科の1年草でカボチャの仲間。 食用ではなく、橙色(又は黄色)の実を観賞用にする。

阿古陀は、兜かぶと〜 茶道具迄 色々に形が取り入れられている。


以上

2025年8月7日木曜日

炭点前 釜に水 羽箒の扱い

炭点前 釜に水を足す 羽箒の扱い 釜に水を足す。

羽箒を置く位置

炭点前の終りに、ヤカン等を持ち出して、釜に水を足すことがある。

釜に水を足した後、ヤカンに載せておいた濡れた茶巾で、釜の蓋と釜の肩を拭く。

普通の炭点前であれば、

香を焚く前に、炭斗の風炉(又は炉) 側横の畳の上に羽箒を置いておいて、

香合の蓋を取る事になる。

しかし、

水を足して 茶巾で釜の蓋を拭いた場合には、

後で羽箒で蓋上を清める必要がない。

炭が終わって 羽箒で風炉(又は炉) を掃いた後、 もう羽箒を使うことはないので、

羽箒は炭斗横の畳の上に置かずに、直ぐに炭斗の上に戻してしまう。

その場合、

香を焚く時の香合の蓋は、

通常であれば羽箒の横ないし下に置く定位置に、

羽箒がある積りで置いておく。

なお、

羽箒を直ぐに炭斗に戻さずに、普通の場合と同じく炭斗横 畳の上に置いて、

香合を拝見に出した後、

釜の蓋を清めずに 炭斗に戻すやり方もある。


下記も参照

2016年7月6日 「後炭 釜に水 茶事」 2015年12月17日 「釜に水を足す 炉・風炉

茶筅通しを水でする 猛暑

茶筅通しを水でする  猛暑

昔の茶書にあるとの事。

(堀内兼中斎宗完、昭和60年7月)

猛暑の時には、

始まりの茶筅通しの時、お湯でなく、茶碗を水でゆすぐ事がある。

………………

明治時代以前には、

現代の様な冷蔵技術がないので、

家の中などの涼しい場所で 茶壺に入れたお茶(碾茶てんちゃ) を保存していた。

夏最盛期以降の風炉のお茶は、去年の新茶が経験している2度目の夏であり、

現代人が飲んだ事もないような 緑色が抜けた 古いお茶になっている為、

古茶の臭みを取り去る工夫が必要であった。

風炉の絞り茶巾の場合に、 茶巾を絞り直している間、 茶碗をしばらく冷やしておく。

のと同じ様に、 抹茶に熱いお湯を直に入れて点てずに、 お湯を少し冷やす工夫の一環かも知れない。

………………

風炉の名残のお茶を不味く飲まない工夫として、 昔の人は、

1.お茶を少なめに入れる

2.お湯を多目に入れる

3.長い時間かき混ぜて、お茶の臭みを飛ばす

等を行って、 出来るだけ不味くないお茶を飲むようにしていた。

………………

2025年7月18日金曜日

釣瓶の水指 薄茶 風炉

釣瓶の水指


利休好みは、檜(ヒノキ)木地。

昔は 炉 風炉共に使われたらしいが、現在では風炉のもの。

運びの水指なので、普通の風炉の運びの点前をすれば良い。

(点前)

初めに釣瓶の水指を持って出て置きつけ、終わりには水屋に運び込んで点前は終わる。

広間であれば、中仕舞いをする。

(釣瓶水指の蓋の扱い)

本勝手では、左側の蓋を開ける。

すべて右手で行い、左手を添えることはない。

(蓋を取る時)

右手指先で蓋の奥を少し手前に押して動かす。

右手の親指と丸く曲げた人差し指で蓋を摘んで持てる位まで動かす。

手掛かりが出来た手前側を、上にした親指と丸く曲げた人差し指で摘み(掴み)手前に滑らせて引き出す。

引出した水平のまま、左側の蓋の上に手前から滑らせて載せ、そのまま奥に滑らせる。

親指と人差し指で蓋を摘んで持てる位、手掛かりを残す。

(蓋をする時)

右側の蓋に載せていた蓋を 右手の上にした親指と丸く曲げた人差し指で摘んで(掴んで)、手前に引き出す。

引出した水平のまま、左側に載せて奥に滑らせる。

最後に手前から押して、キチンと蓋にする。

以上

2025年7月24日 文言追加

2025年6月30日月曜日

茶事懐石 亭主 給仕口を閉めるのは3回

 茶事の懐石で、亭主が給仕口を閉めるのは、3回。

(1) 膳を出した後
(2) 亭主相伴の時
(3) お湯を出した後

但し、暑さ寒さその他の理由で、閉めない場合もあり、その他の時に閉めることもある。
茶事に余り慣れていない客の場合は、出来るだけ守った方が良い。


2014-10-13 「懐石 亭主 給仕口を閉める」は削除した。