2015年1月27日火曜日

湯桶 蹲踞 茶事

寒い時期、蹲踞に湯桶を出して頂く事がある。

手付きで、手を横にし、手の手前と向うに蓋が2枚付いている。
綴じ目は手前正面になる。

客が前石に蹲った時に正面がくる様に、斜めに据えてある。
手水鉢の水では冷たかろう、との亭主の心入れである。

使い方、

湯桶の手の向う側に手前の蓋をもたせてかけて、柄杓でお湯を使う。
湯が冷めないように、使った後は、蓋をしておく。

私は湯桶を持っていないので、出した事がないが、
湯桶を出して下さる方に伺うと、
湯桶の温度には、非常に気を使われるそうで、
客を腰掛に案内する直前まで温度をチェックされるそうである。

湯桶には、手間暇が掛かっている。

よって、
湯桶を出して頂いた時には、キチンとお礼を申し上げる必要がある。

客としては、
お湯が出ているから使うではなく、

若い人であれば、使うのを遠慮する。

年配者で、冷たい水で口をすすぐ時に歯がしみる場合に、使わせて頂く位では、どうだろうか?

四代 江岑によると、湯桶は、織部が始めたそうで、利休は、「ぬるし」と言って嫌ったらしい。
三代 元伯も使わなかったらしい。




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3 件のコメント:

  1. 「湯桶を出して頂いた時には、キチンとお礼を申し上げる必要がある。」

    冬場であれば湯桶はあるものと思っていましたので、それに触れたことはありませんでした。反省です。

    「年配者で、冷たい水で口をすすぐ時に歯がしみる場合に、使わせて頂く位では、どうだろうか?」

    使わなくてはいけないわけではないのですね。
    私は適温のご配慮を承っているのだから、手付かずは失礼になるという考え方でおりました。遠慮するという感覚は難しいです。


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    1. 使われて全然問題ないと思いますよ。

      「手を付けないのは失礼」も一理ありますね。

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    2. では今後も感謝の気持ちを大切にしながら毎回使わせて頂くことにします。
      ありがとうございました。

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