2019年6月2日日曜日

目次

2019年6月
炭関連テーマ一覧」「二重切 花入 花を入れる」「平炭斗 炭点前 炉(2)
2019年5月
茶カブキ 掛帛紗 扱い」「ギッチョ炭 名称由来
2019年4月
踏込床
2019年2月
茶事 案内、前礼、礼状の実際」「尺 間 寸法 長さ単位
2018年12月
平炭斗 炭点前 炉
2018年10月
蓋置の扱い(置く、取る)」「濃茶 仕服を置く場所
2018年9月
老松割蓋の茶入
2018年7月
柄杓 お湯(水)を汲む」「お茶を点てる 留意点 茶の量 お湯の量
2018年6月
風炉 炭点前 釜を引く」「炭 洗う 原料
2018年5月
火箸を突く 炭点前
2018年4月
後炭 準備 茶事
2018年3月
稽古 お辞儀 総礼 茶事(2)
2018年2月
濡れ灰を作る 撒き灰 炉」「道具 仮置き 客
2018年1月
紹鴎棚 地袋の柄杓・蓋置を使う 薄茶 炉炭点前 炭を挟む 炭をつぐ 炉
2017年12月
瓢(ふくべ)炭斗
2017年11月
四方棚 柄杓・蓋置
2017年10月
風炉 大板/台子と長板一つ置き 柄杓・蓋置
茶碗と茶器(茶入)の置き合せ 道具の格
2017年9月
高麗茶碗 特徴など
2017年8月
饅頭の食べ方 菓子
2017年7月
扇子 膝横に置く 客干菓子 季節に合わせた銘
2017年6月
畳の境に坐った時 客
2017年5月
茶事 障子を開ける 退出時の障子」「台子 点前 歴史」「前茶 茶事
2017年3月
茶事 流儀違いと客の振る舞い」「香合」「露地箒 しゅろ箒 わらび箒
2017年2月
面桶 曲げ建水 こぼし
2017年1月
手紙 名宛人・差出人 書き方小間 台目切 初炭点前 羽箒・香合」「隅炉 炭点前 拝見
2016年12月
重ね茶碗 茶事 今と昔置き道庫 広間 炉 濃茶柄杓湯返し 竹蓋置 広間
2016年11月
旧暦秋 菊」「京 名水
2016年10月
掛物 掛軸 風帯 掛緒 巻緒
2016年9月
茶事 懐石 元伯宗旦 覚々斎」「匁 斤 重さ」「茶壺 口切り三重棚と二重棚
2016年8月
平水指 割蓋棗 濃茶入としての扱い」「四滴茶入
2016年7月
後炭 釜に水 茶事
2016年6月
稽古 お辞儀 総礼 茶事」「桑小卓 柄杓・蓋置 建水・蓋置
2016年5月
組合点 習事風炉 大棚 長板」「風炉 炭点前 炭斗動かす 羽箒
炉 炭点前 炭斗動かす 羽箒
2016年4月
向切 炭斗に炭を組む 小間 炉」「大水指 大口 炉」「大水指 大壷水指 炉
美味しいお茶 茶の湯自慢初座後座 衣服替え 茶事
2016年3月
抱清棚」「腰掛 円座 煙草盆 手あぶり 茶事
2016年2月
花所望 茶事 (2)花所望 茶事 (1)
2016年1月
長板 色々」「小袋棚 炉 濃茶点前」「小袋棚 即中斎好み
台子・長板 諸飾 炉 火箸・建水・蓋置の扱い等柄杓を構える 左手 握り方
炭をつぐには」「炉 長板 諸飾 炭手前大棚 初炭 羽箒・香合を飾る(飾らない)
2015年12月
2015年11月
2015年10月
茶事 炭拝見 風炉」「風炉一つ置 茶器仮置き」「掛け花入」「茶入の袋 置き場所 棚物
柄杓・蓋置 飾り残し」「風炉 大板 (5) 炭点前風炉 大板 (4) 飾り残し柄杓を使う
風炉 大板(3)点前の終わり風炉 大板 (2) 点前の始め風炉 大板 (1)
風炉の位置炉釜の大きさと季節 覚々斎立鼓の花入 覚々斎茶筅の結び目
2015年9月
2015年8月
2015年7月
2015/6月
2015/5月
2015/4月
2015/3月
2015/2月
2015/1月
2014/12月
2014/11月
2014/10月(3)
2014/10月(2)
2014/10月(1)

炭関連テーマ一覧

2019年6月2日 「平炭斗 炭点前 炉(2)
2019年5月3日 「ギッチョ炭 名称由来
2018年12月20日 「平炭斗 炭点前 炉
2018年6月14日 「風炉 炭点前 釜を引く
2018年6月8日 「炭 洗う 原料
2018年5月10日 「火箸を突く 炭点前
2018年4月21日 「後炭 準備 茶事
2018年1月3日 「炭点前 炭を挟む 炭をつぐ 炉
2017年12月18日 「瓢(ふくべ)炭斗
2017年3月8日 「香合
2017年1月10日 「小間 台目切 初炭点前 羽箒・香合
2017年1月10日 「隅炉 炭点前 拝見
2016年7月6日 「後炭 釜に水 茶事
2016年5月11日 「風炉 炭点前 炭斗動かす 羽箒
2016年5月11日 「炉 炭点前 炭斗動かす 羽箒
2016年4月12日 「向切 炭斗に炭を組む 小間 炉
2016年1月11日 「炭をつぐには
2016年1月11日 「炉 長板 諸飾り 炭点前
2016年1月11日 「大棚 初炭 羽箒・香合を飾る(飾らない)
2015年12月17日 「釜に水を足す 炉・風炉
2015年10月19日 「茶事 炭拝見 風炉
2015年10月5日 「風炉 大板(敷板)(5) 炭点前
2015年3月3日 「炭の寸法
2015年1月7日 「炭台 炭点前 炉
2015年1月7日 「炭台 炭その他の配置
2014年12月30日 「紙釜敷 炉 風炉
2014年11月29日 「釜の湯 煮え音
2014年11月13日 「羽箒 羽根 炭点前
2014年10月28日 「炉 五徳の爪の向き
2014年10月16日 「風炉 土風炉 炭点前 終り
2014年10月13日 「風炉 釜敷・風炉・釜 向き
2014年10月13日 「風炉 香合の位置 炭点前

2019-06-02 追加
2018-12-20 追加

二重切 花入 花を入れる

二重切の花入に花を入れる場合、下の座に入れる。
水は、上にも下にも入れておく。

何故下の座に花を入れるかについては、「槐記 かいき」に詳しい。

近衛家熙公の「槐記」によれば、
家熙公が常修院慈胤法親王(天台座主、三千院門跡)に、二重切花入について伺った話として、
次の様に言われたと書いてあるそうだ。(現代文に近く修正した)

「必ず(しも) 下に活けたるが良し 上には水を張れば 花を入れたる心なり
上に活けて良ければ 一重切が良き筈なり
上に活けては高すぎると思いて 二重にしたるものなれば 必ず(しも) 下が良き筈なり
花にもその心得あるべし」

近衛家熙 1667年生~1736年歿 (関白 太政大臣、予楽院)

下記も参照
2016年2月7日 「花所望  茶事(1)


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平炭斗 炭点前 炉(2)

平炭斗 炭点前 炉(2)

炭台の炭点前にならって行えば良いが、
炭点前の手順を、普通の炭斗と違う部分を重点的に記してみた。

灰器を下座勝手付に置いた後、
炉の前に廻り、
羽箒を下ろす。
火箸を下ろす。
鐶は割ギッチョに立掛けたままにしておく。
香合を下ろす。
右手で鐶を取り、左手に持たせて釜の蓋をしめる。

女子は、
常の様に帛紗をたたんで釜の蓋をしめ、右手で炭斗から鐶を取る。

後は、常の通り。
居前のままから灰器を取る。
濡灰をまいた後、
居前から灰器を戻す。

女子は、
身体を右斜めに廻し、灰器を取り、右膝近くに仮置きする。
常の通り、濡灰をまいた後、
身体を少し右斜めに廻り、灰器を取って一度あしらい下座勝手付きに戻す。

枝炭を灰器に仮置きする事はないので、灰器は濡灰をまいた後すぐに下座勝手付きに戻す。
枝炭は炭斗にのせたままにしておく。
炭斗に炭を組む時、枝炭は炭台の時と同じ様に炭斗の右側に枝炭の先を炭斗の縁から出してのせておく。

後は常の通り。

釜を炉にかけた後、はずした鐶は、
炭斗の中の丸ギッチョの跡に横にして(鐶の切れ目は右)、
又は 元の割ギッチョの辺りに立て掛ける(鐶の切れ目は上)等、
適当な所に戻す。

常の炭斗を使う時には、濡灰を撒いた後の灰器は炭斗の右側に仮置きするが、
これは、上に書いた様に、枝炭を仮置きする台にする為に置いている。


下記を参照の事
2018年12月20日 「平炭斗 炭点前 炉」 
2015年1月7日 「炭台 炭点前 炉
2015年1月7日 「炭台 炭その他の配置


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2019年5月5日日曜日

茶カブキ 掛帛紗 扱い

茶カブキ
客が入室する前に、
亭主は棚の上の茶カブキ盆に掛けた掛帛紗を外して、本茶の棗を入れ替える。

女の先生方は、男子が掛帛紗の外した後、どの様にして持ち帰るかをご存知ない方もおられるので、その方法を書いてみた。

掛帛紗
ワサを手前に横中央の折り目を山にして、茶カブキ盆に掛けておく。

掛帛紗の横中央の折り目の所を左右同時にとって、持ち上げる。
膝の上にとって、左側→右側の順に中側に折り畳む。
左膝脇に置く。

本茶棗を入れ替える。

掛帛紗を更に二つ折りにして、懐(ふところ)に入れて水屋に下がる。

女子は、懐が狭く、懐に入れられないので、左手に持って水屋に下がる。


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2019年5月3日金曜日

ギッチョ炭 名称由来

短い炭を「ぎっちょ炭(ぎっちょう炭)」と言う。
丸ギッチョ、割りギッチョの2種類ある。

ギッチョとは、妙な名前だなと思っていた。

馬に乗った競技者が、玉(毬)を棒で打って(又は掬って)、相手陣に入れる競技が、奈良・平安時代に唐から伝わった。
唐では、「打毬戯」と呼ばれた。
中央アジアに始まったものが、ヨーロッパに伝わって「ポロ」となり、
唐に伝わって「打毬戯」になった。

日本では、「打毬 だきゅう」と呼ばれ、初めは馬に乗って行われたが、徒歩で行われるようになり、又民間でも行われる様になり、更に江戸時代には子供の正月の遊びとなっていた。

なお、馬に乗って争う「打毬」も、今でも宮内庁その他に残っていて、行われている。

毬を打つ道具を「打毬杖 だきゅうじょう」と言う。
それが、「ぎっちょう・ぎっちょ」と言われるようになり、
漢字では「毬杖」「毬打」「毬枝」等と書く。

古くは、今のホッケーのスティックの形をしていたが、
後には、「ぎっちょう・ぎっちょ」は、柄の長い木槌(きづち)の形をしていた。
「ぶりぶりぎっちょう」、「玉ぶりぶり」とも言う。



その頭の部分に似ていることから、「ギッチョ炭(ぎっちょう炭)」と言う。

江戸時代には、彩色し、車輪を付け、頭の先端に柄を取り付けたものが正月の男の祝いの玩具として売られ、贈答用にも使われた。
頭の部分は、六角柱(又は八角柱)になっている。

その形が、香合に取り上げられ「ぶりぶり香合」として祝いの席などに使われている。

「左義長 さぎちょう」
小正月(1月15日)に行われる左義長(どんど焼き)も、「ぎちょう」に関連がある。
平安時代に、清涼殿前で青竹に毬杖(ぎちょう)を3本結んで火を点けて吉兆を占う行事があった。
三本の毬杖を結んだところから「三毬杖 さぎちょう」と言われた。
この行事が民間に伝わり、「左義長 さぎちょう」になった。


下記も参照
2015年3月3日「炭の寸法

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2019年4月21日日曜日

踏込床

床の面が座敷の畳面と同じ高さの床を「踏込床」(ふみこみどこ)と言う。

板床が多い。
畳敷の踏込床が、時代を下がると板床になっていった。
3代元伯宗旦の頃に、板床に工夫されて行ったようだ。

6代覚々斎原叟が好んだ「原叟床」及び
聚光院の「桝床」が有名。

原叟床、桝床は、四畳半の中に造られることが多い。

板床は、侘びの極致を表わすと共に、
客座の畳と板床の板の材質の違いによるメリハリを感じられる。




下記も参照
2015年7月22日 「板床


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