2016年8月9日火曜日

四滴茶入

四滴茶入 ・・ 「水滴」、「油滴」、「手瓶(てがめ)」、「つる付」


昔は、4種共濃茶に用いていたそうだ。
現在では、薄茶の道具になり、「水滴」だけ濃茶にも用いる。

私は、唐物の「油滴」の茶入を見た事がある。その時は濃茶入として使われた。

「手瓶」は、手の反対側に「口」があるつもりで扱う。


棚に飾る時  (濃茶にて水指前に飾る時も)、

「水滴」「油滴」「手瓶」は、「口」を釜付きに向ける。
「つる付」は、「つる」を横にする。

茶碗 又は茶筅と置き合せる時、

「水滴」「油滴」「手瓶」は、「口」を茶碗(又は茶筅)に向ける。
「つる付」は、「つる」を縦にする。

蓋を拭く時、

「水滴」「油滴」「手瓶」は、置き合せた「口」の向きのまま、左手で取り上げ、「こ」の字(又は「ニ」の字)に拭く。
「つる付」も、「つる」を縦にしたまま、「つる」の下から「こ」の字(又は「ニ」の字)に拭く。

濃茶の時、

胴拭きはしない。

蓋に茶杓を乗せる時、

茶杓は蓋の釜付きにのせる。

お茶を茶碗に掃く時、

「水滴」「油滴」「手瓶」は、蓋を右手で取り、右手で「口」を手前に廻し、お茶を掃く。
お茶をはき終わったら、「口」を右手で元に戻して、右手で蓋をする。
「つる付」は、「つる」を縦にしたまま蓋を取り、お茶を掃く。

「水滴」もそれ以外もすべて、蓋は茶碗の右に置く。
茶碗と膝との間には置かない。

普通の茶入の様に、左手で胴を持って、お茶を掃く。
又は、平棗の様に扱って、左手の平の上にのせて、お茶を掃く、
の二通りある。

四滴茶入が平茶入の時は、
平棗と同じく、左手に受けて拭き、お茶を掃く時も左手に受けて掃く。

拝見に出す時、

「水滴」「油滴」「手瓶」は、「口」を茶杓に向ける。
「つる付」は、「つる」を縦にして置く。

客が拝見する時、

「水滴」「油滴」「手瓶」は、「口」を茶杓に向ける。
拝見に廻す時は、「口」を進む方向に向ける。
「つる付」は、「つる」を縦にする。

口を廻す時は、常に口が手前の方を通る様に廻す。


2014年10月17日 「耳付き茶入 濃茶 お茶をはく」 を参照。

2017-1-17 修正



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