四滴茶入には、水滴、油滴、手瓶、弦付の4種ある。
1.唐物の四滴茶入
4種とも仕服を付けて濃茶入れとして使う。
仕服を外して 薄茶器として使っても構わない。
2.和物の四滴茶入
楽焼その他 和物の四滴茶入は、水滴のみ濃茶入れとして使う。
水滴以外は、薄茶器としてのみ使う。
蓋の置き方
1.唐物の四滴茶入の場合
4種とも蓋を取ったら、茶碗の右横に置いて お茶をはく。
薄茶に使う場合も同じ。
2.和物の四滴茶入の場合
4種とも 蓋を取ったら、茶碗の右横に置いてお茶をはく。
唐物の四滴茶入にならっている。
又は、次のやり方もある。
濃茶にも使う水滴は、薄茶でも茶碗の横に蓋を置くが、
残りの3種については、現在では薄茶のみに使うので、
蓋は茶碗と膝の間に置く。
なお、
蓋をどこに置くかについては、上記は本勝手の場合であって、
逆勝手の場合は、濃茶 薄茶に限らず 蓋は茶碗と膝の間に置く。
下記も参照
2016-8-9 「四滴茶入」
0 件のコメント:
コメントを投稿