2021年12月22日水曜日

目次

2021年12月
炭関連テーマ 一覧」「五徳を据える 炉
2021年11月
お茶 御茶 粗茶
2021年7月
薄茶 棚物 初飾 二飾 三飾 総飾 割飾
 2021年6月
竹の蓋置
 2021年5月
七種蓋置
2021年4月
 「旅箪笥 柄杓・蓋置飾り残し 棚板 炉」「旅箪笥 中棚の3通りの扱い 薄茶 炉
2021年3月
花を生ける時の留意点(1)
2021年2月
膝と柄杓の位置 炉 小棚、運び
2021年1月
筒茶碗 扱い」「帛紗 さばく時の指使い
2020年12月
抱清棚 初炭 羽箒の扱い」「椿 炉の花
2020年11月
茶杓 拭き漆
2020年10月
十五夜
2020年9月
風炉と釜の高さ
2020年8月
利休 染付茶碗は使わなかった」 
2020年7月
風炉 花(木槿、芙蓉、水引)切り方
2020年6月
膝の上で茶碗を扱う 亭主
2020年5月
火吹き竹
2020年4月
お茶湯 炉
2020年3月
帛紗 左腰(右腰)に附ける 刀掛け炭点前 火箸を左手(右手)に移す 炉
2020年2月
茶碗の飲み口
2020年1月
大棚 水指の蓋 扱い方 炉
2019年12月
布巾 雑巾 折り方
2019年11月
点前 稽古 終りのお辞儀
2019年10月
茶通箱
2019年9月
茶碗にお湯を注ぐ 水を注ぐ
2019年6月
二重切 花入 花を入れる」「平炭斗 炭点前 炉(2)
2019年5月
茶カブキ 掛帛紗 扱い」「ギッチョ炭 名称由来
2019年4月
踏込床
2019年2月
茶事 案内、前礼、礼状の実際」「尺 間 寸法 長さ単位
2018年12月
平炭斗 炭点前 炉
2018年10月
蓋置の扱い(置く、取る)」「濃茶 仕服を置く場所
2018年9月
老松割蓋の茶入
2018年7月
柄杓 お湯(水)を汲む」「お茶を点てる 留意点 茶の量 お湯の量
2018年6月
風炉 炭点前 釜を引く」「炭 洗う 原料
2018年5月
火箸を突く 炭点前
2018年4月
後炭 準備 茶事
2018年3月
稽古 お辞儀 総礼 茶事(2)
2018年2月
濡れ灰を作る 撒き灰 炉」「道具 仮置き 客
2018年1月
紹鴎棚 地袋の柄杓・蓋置を使う 薄茶 炉炭点前 炭を挟む 炭をつぐ 炉
2017年12月
瓢(ふくべ)炭斗
2017年11月
四方棚 柄杓・蓋置
2017年10月
風炉 台子(又は長板)一つ置き/大板 柄杓・蓋置茶碗と茶器(茶入)の置き合せ 道具の格
2017年9月
高麗茶碗 特徴など
2017年8月
饅頭の食べ方 菓子
2017年7月
扇子 膝横に置く干菓子 季節に合わせた銘
2017年6月
畳の境に座った時 客
2017年5月
茶事 障子を開ける 退出時の障子」「台子 点前 歴史」「前茶 茶事
2017年3月
茶事 流儀違いと客の振る舞い」「香合」「露地箒 しゅろ箒 わらび箒
2017年2月
面桶 曲げ建水 こぼし
2017年1月
手紙 名宛人・差出人 書き方」「小間 台目切 初炭点前 羽箒・香合隅炉 炭点前 拝見
2016年12月
重ね茶碗 茶事 今と昔置き道庫 広間 炉 濃茶柄杓湯返し 竹蓋置 広間
2016年11月
旧暦 秋 菊」「京 名水
2016年10月
掛物 掛軸 風帯 掛緒 巻緒
2016年9月
茶事 懐石 元伯宗旦 覚々斎」「匁 斤 重さ」「茶壺 口切り三重棚と二重棚
2016年8月
平水指 割蓋棗 濃茶入としての扱い」「四滴茶入
2016年7月
後炭 釜に水 茶事
2016年6月
稽古 お辞儀 総礼 茶事」「桑小卓 柄杓・蓋置 建水・蓋置
2016年5月
組合点 習事風炉 大棚、長板」「風炉 炭点前 炭斗動かす 羽箒炉 炭点前 炭斗動かす 羽箒
2016年4月
向切 炭斗に炭を組む 小間 炉大水指 大口 炉大水指 大壺水指 炉」「美味しいお茶 茶の湯自慢初座後座 衣服替え 茶事
2016年3月
抱清棚腰掛 円座 煙草盆 手あぶり 茶事
2016年2月
花所望 茶事(2)花所望 茶事(1)
2016年1月
長板 色々」「小袋棚 炉 濃茶点前」「小袋棚 即中斎好み台子・長板 諸飾 炉 火箸・建水・蓋置の扱い等柄杓を構える 左手 握り方炭をつぐには炉 長板 諸飾 炭点前大棚 初炭 羽箒・香合を飾る(飾らない)
2015年12月
かき立てツマミ 鐶ツマミ 共蓋の釜男子 帛紗を使って釜の蓋を取る重ね茶碗 島台茶碗 亭主の点前 炉重ね茶碗 島台茶碗 客の作法釜に水を足す 炉・風炉」「包み帛紗 濃茶 棗
2015年11月
掛物と後ろの壁」「帛紗の寸法
2015年10月茶事 炭拝見 風炉」「風炉一つ置 茶器仮置き」「掛け花入」「茶入の袋 置き場所 棚物」「柄杓・蓋置 飾り残し」「風炉 大板 (5) 炭点前風炉 大板 (4) 飾り残し柄杓を使う風炉 大板(3)点前の終わり風炉 大板(2)点前の始め風炉 大板(1)風炉の位置炉釜の大きさと季節 覚々斎立鼓の花入 覚々斎茶筅の結び目
2015年9月
床の掛物と花入」「寸法 8寸色々」「三木町棚 江岑棚
2015年8月
茶事 座掃(小間) 初座・後座」「茶事 初座 迎付から席入迄の時間茶事 初座 亭主迎付 客の動き」「雀瓦 照明
2015年7月
板床」「絞り茶巾 風炉 炉
2015/6月
薄茶をすくう ガケ 茶器」「拝見物を水屋に下げる 茶事」「水指 濡らす」「器の持ち方自然な「手」の位置」「桑小卓 風炉 平建水
2015/5月
竹蓋置」「唐金 モール 砂張 銅の合金」「濃茶の点て方 濃さ薄茶の点て方 お茶の量 お湯の量」「茶筅の使い方、握り方 薄茶を点てる濃茶 濃さ 元伯宗旦
2015/4月
小間 茶道口 立って入る時」「下座床 濃茶 客 茶碗と出し帛紗」「牙蓋 「す」 茶入の蓋正客の席 表千家 上座床・下座床」「菓子と黒文字 茶事
2015/3月
お辞儀 一礼」「煙草盆 火入 炭」「炭の寸法
2015/2月
茶事の杖」「青竹の蓋置、灰吹き 茶事」「黒文字 青竹 保存方法懐石の箸など小物 寸法」「逆勝手 客 お茶の飲み方」「会記 茶会記お茶と菓子」「濃茶 亭主相伴 一客一亭 茶事
2015/1月
薄茶 亭主相伴 茶事」「湯桶 蹲踞 茶事茶事 案内状 返書 前礼 礼状籤(くじ)当たった時には炭台 炭点前 炉炭台 炭その他の配置露地笠の持ち方 茶事露地笠 茶事」「露地笠を置く 茶事四季と旧暦の月の名称」「雨の時の席入 茶事腰掛の正客の座 露地草履を脱いで置く位置 茶事茶碗の持ち方蓋物の扱い 茶事 懐石
2014/12月
紙釜敷 炉 風炉」「煙草盆の煙管(キセル) 使わざるべきか?」「金属の花入 使う前手水鉢の柄杓」「客 入口の手がかり」「畳 京間」「月の色々の名称」「花を切るには吊り棚(左隅) 小間 本勝手 柄杓と蓋置
2014/11月
天下三肩衝」「釜の湯 煮え音」「竹台子 一つ飾り」「腰掛 煙草盆 円座 扱い秋の七草」「羽箒 羽根 炭点前」「中仕舞 炉 濃茶 風炉 薄茶 広間本仕舞 点前の終わり」「溜塗 春慶塗 掻合塗 漆」「薄板 丸香台 花入島台茶碗 如心斎 重ね茶碗」「煙草盆 小奉書」「黒木 大原女」「仕服の紐 緒縒
2014/10月(3)
茶入・茶器・茶碗等の格 扱い」「君台観左右帳記 足利義政茶事 灯り 小間・竹檠 広間・短檠」「利休作 竹花入 小田原の陣 韮山炉 濃茶 中蓋」「炉 五徳の爪の向き茶事 初座 迎え付 覚々斎利休七哲」「懐石 終わり 箸を落とした後懐石 初め 膳を出す
2014/10月(2)
柄杓と蓋置 扱い」「稽古 煙草盆と菓子器の運び出し お辞儀大海茶入 濃茶 胴拭き お茶をはく 茶杓」「懐石 始まり 飯碗と汁椀 銚子花台 とじ目」「建水 持って退出 回り方」「耳付き茶入 濃茶 お茶をはく風炉 土風炉 炭点前 終り」「懐石 器 返す」 「茶入の仕服 生地 利休大棗 お茶のはき方 利休」「茶入の仕服 ひだの数風炉 敷板・風炉・釜 向き」「茶事 寄付 半東の案内」「茶事 話題菓子器と蓋 扱い」「風炉 香合の位置 炭点前」「茶事 つくばい 柄杓 後座入り
2014/10月(1)
道具 高さと直径 筒物」「運び 濃茶 茶入 水指花入と花の量茶事 客 手がかり」「懐石 亭主 給仕口を閉める」「道具と季節感客 正客 座る位置 貴人畳」「風炉 花 陰暦9月」「濃茶 茶入 胴拭き風炉 中置 薄茶 仕舞い」「風炉 中置 釜の蓋風炉 中置 濃茶(拝見に出す時の茶碗の仮置き)」「風炉 中置 濃茶(始まり)菓子を頂く時の懐紙の使い方」「風炉 中置の水指運びの足さばき

炭関連テーマ 一覧

2021年12月22日 「五徳を据える 炉
2020年12月9日 「抱清棚 初炭 羽箒の扱い
2020年5月8日 「火吹き竹
2020年3月22日 「炭点前 火箸を左手(右手)に移す 炉
2019年6月2日 「平炭斗 炭点前 炉(2)
2019年5月3日 「ギッチョ炭 名称由来
2018年12月20日 「平炭斗 炭点前 炉
2018年6月14日 「風炉 炭点前 釜を引く
2018年6月8日 「炭 洗う 原料
2018年5月10日 「火箸を突く 炭点前
2018年4月21日 「後炭 準備 茶事
2018年1月3日 「炭点前 炭を挟む 炭をつぐ 炉
2017年12月18日 「瓢(ふくべ)炭斗
2017年3月8日 「香合
2017年1月10日 「小間 台目切 初炭点前 羽箒・香合
2017年1月10日 「隅炉 炭点前 拝見
2016年7月6日 「後炭 釜に水 茶事
2016年5月11日 「風炉 炭点前 炭斗動かす 羽箒
2016年5月11日 「炉 炭点前 炭斗動かす 羽箒
2016年4月12日 「向切 炭斗に炭を組む 小間 炉
2016年1月11日 「炭をつぐには
2016年1月11日 「炉 長板 諸飾り 炭点前
2016年1月11日 「大棚 初炭 羽箒・香合を飾る(飾らない)
2015年12月17日 「釜に水を足す 炉・風炉
2015年10月19日 「茶事 炭拝見 風炉
2015年10月5日 「風炉 大板(敷板)(5) 炭点前
2015年3月3日 「炭の寸法
2015年1月7日 「炭台 炭点前 炉
2015年1月7日 「炭台 炭その他の配置
2014年12月30日 「紙釜敷 炉 風炉
2014年11月29日 「釜の湯 煮え音
014年11月13日 「羽箒 羽根 炭点前
2014年10月28日 「炉 五徳の爪の向き
2014年10月16日 「風炉 土風炉 炭点前 終り
2014年10月13日 「風炉 釜敷・風炉・釜 向き
2014年10月13日 「風炉 香合の位置 炭点前

五徳を据える 炉

炉に釜を掛けるには、灰を入れて、多くの場合五徳を据える。

広間であれば、本勝手・上座床に作ってある。
五徳の爪の一本を左の方 床の方に向け、二本の爪の方を右側の炉壇の壁にくっつけて据える。
つまり、五徳は炉の中心ではなく、少し右に寄って据える事になる。

釜は炉の中心に掛けるので、釜の中心と五徳の中心は同じ場所にあるのではなく、
釜の中心より五徳の中心が少し右にずれている。

よって、釜と五徳の大きさにもよるだろうが、五徳の一本爪と残りの二本の爪は高さが違ってくる。
普通、一本爪の方が低くなる。


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2021年11月23日火曜日

お茶 御茶(おんちゃ) 粗茶

かつては、
唐物茶壺、ルソンの茶壺に入ったお茶を「御茶」と言った。
和物の茶壺に入ったお茶を「粗茶」と言った。

よって、茶事の案内状では、普通「粗茶一服差し上げたく」と書いている。

相伝の飾物に「壺飾り」があるが、
利休は好まなかったと言われている。
また、元伯宗旦は否定したと言われている。

表千家では、紀州家の茶頭になった事により茶壺の飾り方・拝見の仕方が必要になり、江岑又は随流斎によって復活させたらしい。


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2021年7月17日土曜日

薄茶 棚物 初飾 二飾 三飾 総飾 割飾

薄茶 広間で棚物を使う場合 点前の終わりの飾り方

まだお茶を点てない前の棚の飾り方を「初飾」と言う。
「初飾」から点前を始め、点前が終わった後には「初飾」を少し変えて、柄杓・蓋置を飾った「二飾」で終わる。
「二飾」を少し変えた飾り方で終わる事が出来る場合は、それを「三飾」と言う。
更に、茶碗を茶器と並べて飾る場合もある。それを「総飾」と言う。
「総飾」の場合に茶碗と茶器を並べずに別々に飾る場合もあり、それを「割飾」と言う。

稽古では、「初飾」から始め、「二飾」で終わる。
「二飾」から始めると、「初飾」に戻って終わるのではなく、再度「二飾」ないし「三飾」で終わる。
「三飾」から始めると、「二飾」で終わる。
稽古で、「総飾」から始めた場合は、「二飾」ないし「三飾」で終わる。

「総飾」ないし「割飾」をいつするかについては、稽古であればいつしても良いことだが、
茶碗にも茶巾にもお茶の汚れは付いたままなので、茶事などの客の前では殆どすることはないだろう。
矢張り、点前に使った茶碗は水屋に下げるべきだと思う。
二服ないし三服点てた位の時には「総飾」「割飾」をしても良いだろうが、
それより多くお茶を点てた場合は、茶碗は飾り残さない方が良いだろう。

亭主が「総飾」「割飾」をした時には、客は両器の拝見は遠慮する。

私は、稽古でも総飾、割飾はしていない。


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2021年6月19日土曜日

竹の蓋置

 竹の蓋置は、使う前 全体を水に浸して使う。

但し、
古い物で文字や花押のある物は、切り口だけを湿すだけで良い。

青竹でない白竹の蓋置は、文字や花押のない物は普通用いない。
(稽古では別)

竹の蓋置と限らず、
蓋置は、右手で取る時は上からつかむ。
左手で取る時は横から取る。

参照
2014年10月21日 「柄杓と蓋置 扱い
2015年2月17日 「青竹の蓋置、灰吹き 茶事
2015年5月27日 「竹蓋置
2015年12月17日「釜に水を足す 炉・風炉
2016年1月11日「柄杓を構える 左手 握り方
2016年3月5日「抱清棚
2016年12月1日「柄杓湯返し 竹蓋置 広間
2016年12月6日「置き道庫 広間 炉 濃茶
2018年10月14日「蓋置の扱い(置く、取る)


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2021年5月2日日曜日

七種蓋置(しちしゅ ふたおき)

 火舎(ほや)、五徳、一閑人(いっかんじん)、三つ人形、栄螺(さざえ)、三つ葉、蟹(かに)を七種蓋置と言う。

「定本 茶の湯表千家(千宗左 著)」の七種蓋置の項目は解りにくい点があるので、ここに書いてみた。

昭和10年代(第二次世界大戦)以前までは、七種蓋置に瓶に穴が開いた形をしている夜学蓋置を加えて、「飾り蓋置」と言った。
「飾り蓋置」は、台子・長板に用いて、その他の棚には用いなかった。
また風炉の台子には用いなかったらしい。

但し、栄螺(さざえ)蓋置だけは小卓にも用いた。

その頃までは、「飾り蓋置」には、釜の蓋は置いても、柄杓を引くことはしなかった。
現在では、火舎蓋置を除き小棚にも使い、柄杓も引いている。

今は、昔とは随分違った使い方をしている。

1.火舎(ほや)

最も格の高い蓋置で、台子と長板の諸飾に用いる。
建水に仕込んで水屋から持ち出す事はない。

点前の始めには、蓋を閉めたまま定所に出す。
釜の蓋を取る前に、火舎を左手に載せて、火舎の蓋を左から右に打ち返して、火舎の身に戻し、定所に戻す。
柄杓を柄杓立から取って構えて、釜の蓋を載せる。

点前の終わりに釜の蓋をしたら、柄杓を柄杓立に戻した後、火舎を左手に載せて、蓋を右から左に打ち返して、定所に戻す。

2.一閑人(いっかんじん)

人形が井戸を覗き込んでいる。
人形の顔の向きを正面にする。井戸の向こう側に人形がいる事になる。

点前の始まりには、
建水から右手で蓋置を取り、左手に載せて人形の頭を釜の方に倒して、定所に置く。
柄杓を取って、蓋置に引く。
点前の終わりには、
柄杓を取って、右手で棚に飾る。
蓋置を取って左手の上に載せ、人形の頭を元に戻して、人形の顔を正面を向けて棚に飾る。

3.五徳


五徳の爪の一本を正面にする。
建水に仕込む時、棚に飾る時は、輪を下にする。
釜の蓋を載せる時、柄杓を引く時は、輪を上にする。

点前の始まりには、
建水から右手で蓋置を取り、左手に載せて左から右に打ち返して輪を上にして定所に置く。
柄杓を取って、蓋置に引く。
柄杓の柄の下に一本の爪が来る。

点前の終わりには、
柄杓を取って、右手で棚に飾る。
蓋置を取って左手の上に載せ、右から左に打ち返して輪を下にして、爪の一本を正面にして棚に飾る。

4.三つ葉


建水に仕込む時、棚に飾る時は、小さい葉を上にして、小さい葉一枚が手前にある。
柄杓を引く時、釜の蓋を載せる時は、小さい葉を下にして、小さい葉一枚は手前のままにしておく。

点前の始まりには、
建水から右手で蓋置を取り、左手に載せて左から右に打ち返して小さい葉を下にして定所に置く。
柄杓を取って、蓋置に引く。
柄杓の柄の下に小さい葉一枚が来る。

点前の終わりには、
柄杓を取って、右手で棚に飾る。
蓋置を取って左手の上に載せ、右から左に打ち返して小さい葉を上にして、小さい葉一枚を正面にして棚に飾る。


5.栄螺(さざえ)



建水に仕込む時、棚に飾る時は、栄螺の殻を上に、尻尾を左にする。
柄杓を引く時、釜の蓋を載せる時は、栄螺の殻を下に、尻尾を右にする。

点前の始まりには、
建水から右手で蓋置を取り、左手に載せて左から右に打ち返して栄螺の殻を下に尻尾を右にして定所に置く。
柄杓を取って、蓋置に引く。

点前の終わりには、
柄杓を取って、右手で棚に飾る。
蓋置を取って左手の上に載せ、右から左に打ち返して栄螺の殻を上に尻尾を左にして、棚に飾る。


6.三つ人形


建水に仕込む時、棚に飾る時は、人形の内 衣装の異なる一人を手前にする。
柄杓を引く時、釜の蓋を載せる時も、衣装の異なる一人を手前にしておく。
衣装の異なる一人を手前にしておくだけで、特別な扱いはない。

但し、人形が輪の外でなく輪の内を向いている時(顔の向きが通常の反対を向いている時)には、衣装の異なる一人を向こうにして、向こう側から正面を見ている様にする。


7.蟹(かに)

建水に仕込む時、棚に飾る時は、蟹の頭を手前にする。
柄杓を引く時、釜の蓋を載せる時も、蟹の頭を手前にしておく。
蟹の頭を手前にしておくだけで、特別な扱いはない。


「定本 茶の湯表千家(千宗左 著)」の七種蓋置の項目では、
柄杓を柄杓立に立てておく場合を中心にして書いてあるので、解りにくい説明になっている。


2021-5-14 追加
2021-5-11 修正


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