2021年5月2日日曜日

目次

2021年5月
炭関連テーマ 一覧」「七種蓋置
2021年4月
 「旅箪笥 柄杓・蓋置飾り残し 棚板 炉」「旅箪笥 中棚の3通りの扱い 薄茶 炉
2021年3月
花を生ける時の留意点(1)
2021年2月
膝と柄杓の位置 炉 小棚、運び
2021年1月
筒茶碗 扱い」「帛紗 さばく時の指使い

 2020年12月
抱清棚 初炭 羽箒の扱い」「椿 炉の花
2020年11月
茶杓 拭き漆
2020年10月
十五夜
2020年9月
風炉と釜の高さ
2020年8月
利休 染付茶碗は使わなかった」 
2020年7月
風炉 花(木槿、芙蓉、水引)切り方
2020年6月
膝の上で茶碗を扱う 亭主
2020年5月
火吹き竹
2020年4月
お茶湯 炉
2020年3月
帛紗 左腰(右腰)に附ける 刀掛け
炭点前 火箸を左手(右手)に移す 炉
2020年2月
茶碗の飲み口
2020年1月
大棚 水指の蓋 扱い方 炉
2019年12月
布巾 雑巾 折り方
2019年11月
点前 稽古 終りのお辞儀
2019年10月
茶通箱
2019年9月
茶碗にお湯を注ぐ 水を注ぐ
2019年6月
二重切 花入 花を入れる」「平炭斗 炭点前 炉(2)
2019年5月
茶カブキ 掛帛紗 扱い」「ギッチョ炭 名称由来
2019年4月
踏込床
2019年2月
茶事 案内、前礼、礼状の実際」「尺 間 寸法 長さ単位
2018年12月
平炭斗 炭点前 炉
2018年10月
蓋置の扱い(置く、取る)」「濃茶 仕服を置く場所
2018年9月
老松割蓋の茶入
2018年7月
柄杓 お湯(水)を汲む」「お茶を点てる 留意点 茶の量 お湯の量
2018年6月
風炉 炭点前 釜を引く」「炭 洗う 原料
2018年5月
火箸を突く 炭点前
2018年4月
後炭 準備 茶事

2018年3月
稽古 お辞儀 総礼 茶事(2)
2018年2月
濡れ灰を作る 撒き灰 炉」「道具 仮置き 客
2018年1月
紹鴎棚 地袋の柄杓・蓋置を使う 薄茶 炉炭点前 炭を挟む 炭をつぐ 炉
2017年12月
瓢(ふくべ)炭斗
2017年11月
四方棚 柄杓・蓋置
2017年10月
風炉 台子(又は長板)一つ置き/大板 柄杓・蓋置茶碗と茶器(茶入)の置き合せ 道具の格
2017年9月
高麗茶碗 特徴など
2017年8月
饅頭の食べ方 菓子
2017年7月
扇子 膝横に置く干菓子 季節に合わせた銘
2017年6月
畳の境に座った時 客
2017年5月
茶事 障子を開ける 退出時の障子」「台子 点前 歴史」「前茶 茶事
2017年3月
茶事 流儀違いと客の振る舞い」「香合」「露地箒 しゅろ箒 わらび箒
2017年2月
面桶 曲げ建水 こぼし
2017年1月
手紙 名宛人・差出人 書き方」「小間 台目切 初炭点前 羽箒・香合隅炉 炭点前 拝見
2016年12月
重ね茶碗 茶事 今と昔置き道庫 広間 炉 濃茶柄杓湯返し 竹蓋置 広間
2016年11月
旧暦 秋 菊」「京 名水
2016年10月
掛物 掛軸 風帯 掛緒 巻緒
2016年9月
茶事 懐石 元伯宗旦 覚々斎」「匁 斤 重さ」「茶壺 口切り三重棚と二重棚
2016年8月
平水指 割蓋棗 濃茶入としての扱い」「四滴茶入
2016年7月
後炭 釜に水 茶事
2016年6月
稽古 お辞儀 総礼 茶事」「桑小卓 柄杓・蓋置 建水・蓋置
2016年5月
組合点 習事風炉 大棚、長板」「風炉 炭点前 炭斗動かす 羽箒炉 炭点前 炭斗動かす 羽箒
2016年4月
向切 炭斗に炭を組む 小間 炉大水指 大口 炉大水指 大壺水指 炉」「美味しいお茶 茶の湯自慢初座後座 衣服替え 茶事
2016年3月
抱清棚腰掛 円座 煙草盆 手あぶり 茶事
2016年2月
花所望 茶事(2)花所望 茶事(1)
2016年1月
長板 色々」「小袋棚 炉 濃茶点前」「小袋棚 即中斎好み台子・長板 諸飾 炉 火箸・建水・蓋置の扱い等柄杓を構える 左手 握り方炭をつぐには炉 長板 諸飾 炭点前大棚 初炭 羽箒・香合を飾る(飾らない)
2015年12月
かき立てツマミ 鐶ツマミ 共蓋の釜男子 帛紗を使って釜の蓋を取る重ね茶碗 島台茶碗 亭主の点前 炉重ね茶碗 島台茶碗 客の作法釜に水を足す 炉・風炉」「包み帛紗 濃茶 棗
2015年11月
掛物と後ろの壁」「帛紗の寸法
2015年10月茶事 炭拝見 風炉」「風炉一つ置 茶器仮置き」「掛け花入」「茶入の袋 置き場所 棚物」「柄杓・蓋置 飾り残し」「風炉 大板 (5) 炭点前風炉 大板 (4) 飾り残し柄杓を使う風炉 大板(3)点前の終わり風炉 大板(2)点前の始め風炉 大板(1)風炉の位置炉釜の大きさと季節 覚々斎立鼓の花入 覚々斎茶筅の結び目
2015年9月
床の掛物と花入」「寸法 8寸色々」「三木町棚 江岑棚
2015年8月
茶事 座掃(小間) 初座・後座」「茶事 初座 迎付から席入迄の時間茶事 初座 亭主迎付 客の動き」「雀瓦 照明
2015年7月
板床」「絞り茶巾 風炉 炉
2015/6月
薄茶をすくう ガケ 茶器」「拝見物を水屋に下げる 茶事」「水指 濡らす」「器の持ち方自然な「手」の位置」「桑小卓 風炉 平建水
2015/5月
竹蓋置」「唐金 モール 砂張 銅の合金」「濃茶の点て方 濃さ薄茶の点て方 お茶の量 お湯の量」「茶筅の使い方、握り方 薄茶を点てる濃茶 濃さ 元伯宗旦
2015/4月
小間 茶道口 立って入る時」「下座床 濃茶 客 茶碗と出し帛紗」「牙蓋 「す」 茶入の蓋正客の席 表千家 上座床・下座床」「菓子と黒文字 茶事
2015/3月
お辞儀 一礼」「煙草盆 火入 炭」「炭の寸法
2015/2月
茶事の杖」「青竹の蓋置、灰吹き 茶事」「黒文字 青竹 保存方法懐石の箸など小物 寸法」「逆勝手 客 お茶の飲み方」「会記 茶会記お茶と菓子」「濃茶 亭主相伴 一客一亭 茶事
2015/1月
薄茶 亭主相伴 茶事」「湯桶 蹲踞 茶事茶事 案内状 返書 前礼 礼状籤(くじ)当たった時には炭台 炭点前 炉炭台 炭その他の配置露地笠の持ち方 茶事露地笠 茶事」「露地笠を置く 茶事四季と旧暦の月の名称」「雨の時の席入 茶事腰掛の正客の座 露地草履を脱いで置く位置 茶事茶碗の持ち方蓋物の扱い 茶事 懐石
2014/12月
紙釜敷 炉 風炉」「煙草盆の煙管(キセル) 使わざるべきか?」「金属の花入 使う前手水鉢の柄杓」「客 入口の手がかり」「畳 京間」「月の色々の名称」「花を切るには吊り棚(左隅) 小間 本勝手 柄杓と蓋置
2014/11月
天下三肩衝」「釜の湯 煮え音」「竹台子 一つ飾り」「腰掛 煙草盆 円座 扱い秋の七草」「羽箒 羽根 炭点前」「中仕舞 炉 濃茶 風炉 薄茶 広間本仕舞 点前の終わり」「溜塗 春慶塗 掻合塗 漆」「薄板 丸香台 花入島台茶碗 如心斎 重ね茶碗」「煙草盆 小奉書」「黒木 大原女」「仕服の紐 緒縒
2014/10月(3)
茶入・茶器・茶碗等の格 扱い」「君台観左右帳記 足利義政茶事 灯り 小間・竹檠 広間・短檠」「利休作 竹花入 小田原の陣 韮山炉 濃茶 中蓋」「炉 五徳の爪の向き茶事 初座 迎え付 覚々斎利休七哲」「懐石 終わり 箸を落とした後懐石 初め 膳を出す
2014/10月(2)
柄杓と蓋置 扱い」「稽古 煙草盆と菓子器の運び出し お辞儀大海茶入 濃茶 胴拭き お茶をはく 茶杓」「懐石 始まり 飯碗と汁椀 銚子花台 とじ目」「建水 持って退出 回り方」「耳付き茶入 濃茶 お茶をはく風炉 土風炉 炭点前 終り」「懐石 器 返す」 「茶入の仕服 生地 利休大棗 お茶のはき方 利休」「茶入の仕服 ひだの数風炉 敷板・風炉・釜 向き」「茶事 寄付 半東の案内」「茶事 話題菓子器と蓋 扱い」「風炉 香合の位置 炭点前」「茶事 つくばい 柄杓 後座入り
2014/10月(1)
道具 高さと直径 筒物」「運び 濃茶 茶入 水指花入と花の量茶事 客 手がかり」「懐石 亭主 給仕口を閉める」「道具と季節感客 正客 座る位置 貴人畳」「風炉 花 陰暦9月」「濃茶 茶入 胴拭き風炉 中置 薄茶 仕舞い」「風炉 中置 釜の蓋風炉 中置 濃茶(拝見に出す時の茶碗の仮置き)」「風炉 中置 濃茶(始まり)菓子を頂く時の懐紙の使い方」「風炉 中置の水指運びの足さばき

炭関連テーマ 一覧

2020年12月9日 「抱清棚 初炭 羽箒の扱い
2020年5月8日 「火吹き竹
2020年3月22日 「炭点前 火箸を左手(右手)に移す 炉
2019年6月2日 「平炭斗 炭点前 炉(2)
2019年5月3日 「ギッチョ炭 名称由来
2018年12月20日 「平炭斗 炭点前 炉
2018年6月14日 「風炉 炭点前 釜を引く
2018年6月8日 「炭 洗う 原料
2018年5月10日 「火箸を突く 炭点前
2018年4月21日 「後炭 準備 茶事
2018年1月3日 「炭点前 炭を挟む 炭をつぐ 炉
2017年12月18日 「瓢(ふくべ)炭斗
2017年3月8日 「香合
2017年1月10日 「小間 台目切 初炭点前 羽箒・香合
2017年1月10日 「隅炉 炭点前 拝見
2016年7月6日 「後炭 釜に水 茶事
2016年5月11日 「風炉 炭点前 炭斗動かす 羽箒
2016年5月11日 「炉 炭点前 炭斗動かす 羽箒
2016年4月12日 「向切 炭斗に炭を組む 小間 炉
2016年1月11日 「炭をつぐには
2016年1月11日 「炉 長板 諸飾り 炭点前
2016年1月11日 「大棚 初炭 羽箒・香合を飾る(飾らない)
2015年12月17日 「釜に水を足す 炉・風炉
2015年10月19日 「茶事 炭拝見 風炉
2015年10月5日 「風炉 大板(敷板)(5) 炭点前
2015年3月3日 「炭の寸法
2015年1月7日 「炭台 炭点前 炉
2015年1月7日 「炭台 炭その他の配置
2014年12月30日 「紙釜敷 炉 風炉
2014年11月29日 「釜の湯 煮え音
2014年11月13日 「羽箒 羽根 炭点前
2014年10月28日 「炉 五徳の爪の向き
2014年10月16日 「風炉 土風炉 炭点前 終り
2014年10月13日 「風炉 釜敷・風炉・釜 向き
2014年10月13日 「風炉 香合の位置 炭点前

七種蓋置(しちしゅ ふたおき)

 火舎(ほや)、五徳、一閑人(いっかんじん)、三つ人形、栄螺(さざえ)、三つ葉、蟹(かに)を七種蓋置と言う。

「定本 茶の湯表千家(千宗左 著)」の七種蓋置の項目は解りにくい点があるので、ここに書いてみた。

昭和10年代(第二次世界大戦)以前までは、七種蓋置に瓶に穴が開いた形をしている夜学蓋置を加えて、「飾り蓋置」と言った。
「飾り蓋置」は、台子・長板に用いて、その他の棚には用いなかった。
また風炉の台子には用いなかったらしい。

但し、栄螺(さざえ)蓋置だけは小卓にも用いた。

その頃までは、「飾り蓋置」には、釜の蓋は置いても、柄杓を引くことはしなかった。
現在では、火舎蓋置を除き小棚にも使い、柄杓も引いている。

今は、昔とは随分違った使い方をしている。

1.火舎(ほや)

最も格の高い蓋置で、台子と長板の諸飾に用いる。
建水に仕込んで水屋から持ち出す事はない。

点前の始めには、蓋を閉めたまま定所に出す。
釜の蓋を取る前に、火舎を左手に載せて、火舎の蓋を左から右に打ち返して、火舎の身に戻し、定所に戻す。
柄杓を柄杓立から取って構えて、釜の蓋を載せる。

点前の終わりに釜の蓋をしたら、柄杓を柄杓立に戻した後、火舎を左手に載せて、蓋を右から左に打ち返して、定所に戻す。

2.一閑人(いっかんじん)

人形が井戸を覗き込んでいる。
人形の顔の向きを正面にする。井戸の向こう側に人形がいる事になる。

点前の始まりには、
建水から右手で蓋置を取り、左手に載せて人形の頭を釜の方に倒して、定所に置く。
柄杓を取って、蓋置に引く。
点前の終わりには、
柄杓を取って、右手で棚に飾る。
蓋置を取って左手の上に載せ、人形の頭を元に戻して、人形の顔を正面を向けて棚に飾る。

3.五徳


五徳の爪の一本を正面にする。
建水に仕込む時、棚に飾る時は、輪を下にする。
釜の蓋を載せる時、柄杓を引く時は、輪を上にする。

点前の始まりには、
建水から右手で蓋置を取り、左手に載せて左から右に打ち返して輪を上にして定所に置く。
柄杓を取って、蓋置に引く。
柄杓の柄の下に一本の爪が来る。

点前の終わりには、
柄杓を取って、右手で棚に飾る。
蓋置を取って左手の上に載せ、右から左に打ち返して輪を下にして、爪の一本を正面にして棚に飾る。

4.三つ葉


建水に仕込む時、棚に飾る時は、小さい葉を上にして、小さい葉一枚が手前にある。
柄杓を引く時、釜の蓋を載せる時は、小さい葉を下にして、小さい葉一枚は手前のままにしておく。

点前の始まりには、
建水から右手で蓋置を取り、左手に載せて左から右に打ち返して小さい葉を下にして定所に置く。
柄杓を取って、蓋置に引く。
柄杓の柄の下に小さい葉一枚が来る。

点前の終わりには、
柄杓を取って、右手で棚に飾る。
蓋置を取って左手の上に載せ、右から左に打ち返して小さい葉を上にして、小さい葉一枚を正面にして棚に飾る。


5.栄螺(さざえ)



建水に仕込む時、棚に飾る時は、栄螺の殻を上に、尻尾を左にする。
柄杓を引く時、釜の蓋を載せる時は、栄螺の殻を下に、尻尾を右にする。

点前の始まりには、
建水から右手で蓋置を取り、左手に載せて左から右に打ち返して栄螺の殻を下に尻尾を右にして定所に置く。
柄杓を取って、蓋置に引く。

点前の終わりには、
柄杓を取って、右手で棚に飾る。
蓋置を取って左手の上に載せ、右から左に打ち返して栄螺の殻を上に尻尾を左にして、棚に飾る。


6.三つ人形


建水に仕込む時、棚に飾る時は、人形の内 衣装の異なる一人を手前にする。
柄杓を引く時、釜の蓋を載せる時も、衣装の異なる一人を手前にしておく。
衣装の異なる一人を手前にしておくだけで、特別な扱いはない。

但し、人形が輪の外でなく輪の内を向いている時(顔の向きが通常の反対を向いている時)には、衣装の異なる一人を向こうにして、向こう側から正面を見ている様にする。


7.蟹(かに)

建水に仕込む時、棚に飾る時は、蟹の頭を手前にする。
柄杓を引く時、釜の蓋を載せる時も、蟹の頭を手前にしておく。
蟹の頭を手前にしておくだけで、特別な扱いはない。


「定本 茶の湯表千家(千宗左 著)」の七種蓋置の項目では、
柄杓を柄杓立に立てておく場合を中心にして書いてあるので、解りにくい説明になっている。


2021-5-14 追加
2021-5-11 修正


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2021年4月9日金曜日

旅箪笥 柄杓・蓋置飾り残し 棚板 炉

旅箪笥

柄杓・蓋置を飾り残す時は、湯返しをする。
蓋置は、竹でなく焼物などを使う。

柄杓を棚に掛ける時、
点前の終りに棚に掛ける時は、居前のままで左手で掛ける。
棚正面から掛ける時は、右手で掛ける。
どちらの場合も、柄の裏から節の少し上を持って掛ける。

棚に飾ってある柄杓を使って薄茶点前を始める時、
建水を持ち出し、蓋置を取って居前に廻り、
蓋置をおいて、居前のままで左手で柄杓を取る。
蓋置に柄杓を引いて「お楽に」の挨拶。

旅箪笥の中板(下の棚板)は、
扱うのに、斜めにしなければ出し入れが出来ないのなら、
点前の中で扱って、上の板に載せたり、芝点てにしたりしない。
その様な場合は、水指を手前に引き出して、使える様にする。


下記を参照

2014-10-23「炉 旅箪笥 柄杓・蓋置飾り残し 中板(棚板)」を修正した。
修正前の投稿は削除した。

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2021年4月1日木曜日

旅箪笥 中棚の3通りの扱い 薄茶 炉

旅箪笥は、炉の終り頃よく使われるが、本来は季節を選ぶ棚ではない。
炉の時季であればいつ使ってもよい棚である。
また、釣釜と取り合わせて使う事も多いが、釣釜と取り合わせて使わなければならないものでもない。


薄茶の場合、点前の始まりに旅箪笥の中棚を扱うには、3通りある。

(1)濃茶の場合と同じく、水指を引き出す場合

茶碗を持ち出し仮置し、
水指を手前に引き出してから、薄茶器を中棚から下ろし、茶碗と置き合わせる。
その後、建水を持ち出す。
仕舞いの時は、薬缶で水を加えるまで水指は引き出したままにしておく。
水指は旅箪笥から下ろして水を差す。

(2)芝点ての場合

柄杓を蓋置に引いて、「お楽に」の挨拶。
居前から中棚を取り出し、斜めに畳の上に置いてから、居ずまいを直す。
その後、建水を進める。
仕舞いの時は、水指の蓋をしたら直ぐに棚板を元に戻す。
水指は旅箪笥から下ろして水を差す。

(3)中棚を上棚に重ねる場合

柄杓を蓋置に引いて、「お楽に」の挨拶。
居前から中棚を取り出し、上棚に重ねてから、居ずまいを直す。
その後、建水を進める。
仕舞いの時は、水指の蓋をしたら直ぐに棚板を元に戻す。
水指は旅箪笥から下ろして水を差す。

下記を参照
2021年4月9日 「旅箪笥 柄杓・蓋置飾り残し 棚板 炉


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2021年3月24日水曜日

花を生ける時の留意点(1)

 花は、利休が「花は野にあるやうに生けよ」と言われている様に、
自然を尊んで思いのままに生ければ良いのだが、却って難しい。


先生に教えて貰うものではないので、自分で工夫しなければならない。
短期間での上達は望めない。
私は、1,000回生ければ、マアマア見られる花になるだろうと思っている。


私が現在思っている茶花を生けるポイントは、次の4点。

(1)少なく入れる。
入れたい花や枝葉があったら、もっとギリギリまで取り去れないか吟味する。
どうしても多く入れてしまう。

(2)花入の縁から立ち上がる部分をスッキリさせる。
余分な物(葉や枝や花)を取り去る。

(3)花全体のバランスが大切。
花入も含めたバランスで、経験が物を言う。

(4)花にも花入にも水を含ませる。
利休は「露の切れた花は、枯れ花も同様なり」と言っている。

更に、
広間、小間それぞれに合うように生ける。
茶花は、季節感を生ける。 花の盛りより少々早めが良い。
茶会の趣旨や道具との取り合わせに合うように生ける。

但し、
七事式の「廻り花」「花寄せ」には、花に何の制限もなく、生け方にも何の制限もない。自由に生ければ良い。


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2021年2月9日火曜日

膝と柄杓の位置 炉 小棚、運び

 炉の居前の向きには、2種類ある。

大棚の場合は、外隅に向かい、小棚(又は 運び)の場合は、内隅に向かう。
更に、柄杓は、蓋置に引いても、釜の口にのせても、身体に平行になる様にする。

小棚ないし水指運びの場合は、
図のように座ることになる。


内隅に向かって座り、
「内隅と両膝頭の中央と尾てい骨のあたり」が一直線になり、
「蓋置に引いた柄杓の柄」ないし「釜の口にのせた柄杓の柄」と
「身体の向き」が平行になる。

更に、柄杓の柄は炉縁の三分の一あたりを通る。
「柄杓の柄」の先は、右膝頭の横辺りに来る。

「身体の向き」とは、「両膝頭の中央と尾てい骨のあたりを結んだ線」。

「両膝頭の中央」と内隅に向かった線の畳の縁に当たる迄の距離は、
約8寸(24cm)取る。
私の場合は、8寸+α 取っている。

点前の始まりで、茶器(茶入)と茶杓を清める時、
茶碗と膝の間が狭い為、茶器を入れようとして後に下がらざるを得ない等見苦しいので、
膝前は十分取るように留意する。



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