2026年9月18日金曜日

目次

2026年9月
「炭関連テーマ 一覧」「茶通箱 取り扱い 汚れ」 
2026年8月
「薄明り 道具の美」「手水鉢 柄杓 使い方」
2026年6月
「小間の照明 油皿 スズメ」
2026年4月
「茶通箱 自茶(棗)のすくい方」
2026年3月
「茶筅飾(稽古の場合) 準備を中心にした要点」
2026年1月
「台子 諸飾り 濃茶 炉 点前の要点」

2025年12月
「炭台の炭点前の初め 火箸の扱い 炉」「炭台の炭点前、紙釜敷、大棚の炭点前関連テーマ」
2025年10月
「茶入 胴に花押 胴拭き」「四滴茶入 蓋を取る(閉める)時期」
2025年9月
「阿古陀茶器 濃茶に使う」
2025年8月
「炭点前 釜に水 羽箒の扱い」「茶筅通しを水でする 猛暑」
2025年7月
「釣瓶の水指 薄茶 風炉」
2025年6月
「茶事懐石 亭主 給仕口を閉めるのは3回」
2025年5月
「風炉 敷板・風炉・灰・五徳・釜の向き」
2025年4月
「掛軸 本席 寄付」
2025年1月
「お茶を吸い切る音」「吊り棚 小間 扱い」

2024年10月
「茶事の客 留意点」「馬蝗絆 唐物 青磁茶碗」
「四滴茶入 蓋 置く位置」
2024年9月
「茶巾を固く絞る」「表千家 茶筅 (煤竹と黒竹)」
2024年8月
「木槿を切る時の注意」
 2024年7月
「炭点前 胴炭をつぐ順序 炉・風炉」

2023年4月9日
「旅箪笥 点前の終わり 柄杓を棚に掛ける」
2023年3月2日
「茶事の箸、黒文字など」 

2022年10月
「掻き上げ灰 風炉」
2022年8月
「茶碗を出す 向き」
2022年5月
「稽古と茶事との動作の違い」
2022年4月
「旅箪笥の戸 薄茶器拝見の場合の扱い 炉」「釣り釜 炭点前 鎖を扱う時機」
2022年3月
「炭斗 羽箒火箸香合を下ろした後 鐶と枝炭 炉」
2022年2月
「結び柳」
2022年1月
「菓子 棹物 切り方」

2021年12月
「五徳を据える 炉」
2021年11月
「お茶 御茶 粗茶」
2021年7月
「薄茶 棚物 初飾 二飾 三飾 総飾 割飾」
 2021年6月
「竹の蓋置」
 2021年5月
「七種蓋置」
2021年4月
 「旅箪笥 柄杓・蓋置飾り残し 棚板 炉」「旅箪笥 中棚の3通りの扱い 薄茶 炉」
2021年3月
「花を生ける時の留意点(1)」
2021年2月
「膝と柄杓の位置 炉 小棚、運び」
2021年1月
「筒茶碗 扱い」「帛紗 さばく時の指使い」

2020年12月
「抱清棚 初炭 羽箒の扱い」「椿 炉の花」
2020年11月
「茶杓 拭き漆」
2020年10月
「十五夜」
2020年9月
「風炉と釜の高さ」
2020年8月
「利休 染付茶碗は使わなかった」 
2020年7月
「風炉 花(木槿、芙蓉、水引)切り方」
2020年6月
「膝の上で茶碗を扱う 亭主」
2020年5月
「火吹き竹」
2020年4月
「お茶湯 炉」
2020年3月
「帛紗 左腰(右腰)に附ける 刀掛け」「炭点前 火箸を左手(右手)に移す 炉」
2020年2月
「茶碗の飲み口」
2020年1月
「大棚 水指の蓋 扱い方 炉」
2019年12月
「布巾 雑巾 折り方」
2019年11月
「点前 稽古 終りのお辞儀」
2019年10月
「茶通箱」
2019年9月
「茶碗にお湯を注ぐ 水を注ぐ」
2019年6月
「二重切 花入 花を入れる」「平炭斗 炭点前 炉(2)」
2019年5月
「茶カブキ 掛帛紗 扱い」「ギッチョ炭 名称由来」
2019年4月
「踏込床」
2019年2月
「茶事 案内、前礼、礼状の実際」「尺 間 寸法 長さ単位」
2018年12月
「平炭斗 炭点前 炉」
2018年10月
「蓋置の扱い(置く、取る)」「濃茶 仕服を置く場所」
2018年9月
「老松割蓋の茶入」
2018年7月
「柄杓 お湯(水)を汲む」「お茶を点てる 留意点 茶の量 お湯の量」
2018年6月
「風炉 炭点前 釜を引く」「炭 洗う 原料」
2018年5月
「火箸を突く 炭点前」
2018年4月
「後炭 準備 茶事」
2018年3月
「稽古 お辞儀 総礼 茶事(2)」
2018年2月
「濡れ灰を作る 撒き灰 炉」「道具 仮置き 客」
2018年1月
「紹鴎棚 地袋の柄杓・蓋置を使う 薄茶 炉」「炭点前 炭を挟む 炭をつぐ 炉」
2017年12月
「瓢(ふくべ)炭斗」
2017年11月
「四方棚 柄杓・蓋置」
2017年10月
「風炉 台子(又は長板)一つ置き/大板 柄杓・蓋置」
「茶碗と茶器(茶入)の置き合せ 道具の格」
2017年9月
「高麗茶碗 特徴など」
2017年8月
「饅頭の食べ方 菓子」
2017年7月
「扇子 膝横に置く」「干菓子 季節に合わせた銘」
2017年6月
「畳の境に座った時 客」
2017年5月
「茶事 障子を開ける 退出時の障子」「台子 点前 歴史」「前茶 茶事」
2017年3月
「茶事 流儀違いと客の振る舞い」「香合」「露地箒 しゅろ箒 わらび箒」
2017年2月
「面桶 曲げ建水 こぼし」
2017年1月
「手紙 名宛人・差出人 書き方」「小間 台目切 初炭点前 羽箒・香合」「隅炉 炭点前 拝見」
2016年12月
「重ね茶碗 茶事 今と昔」「置き道庫 広間 炉 濃茶」「柄杓湯返し 竹蓋置 広間」
2016年11月
「旧暦 秋 菊」「京 名水」
2016年10月
「掛物 掛軸 風帯 掛緒 巻緒」
2016年9月
「茶事 懐石 元伯宗旦 覚々斎」「匁 斤 重さ」「茶壺 口切り」「三重棚と二重棚」
2016年8月
「平水指 割蓋」「棗 濃茶入としての扱い」「四滴茶入」
2016年7月
「後炭 釜に水 茶事」
2016年6月
「稽古 お辞儀 総礼 茶事」「桑小卓 柄杓・蓋置 建水・蓋置」
2016年5月
「組合点 習事」「風炉 大棚、長板」「風炉 炭点前 炭斗動かす 羽箒」
「炉 炭点前 炭斗動かす 羽箒」
2016年4月
「向切 炭斗に炭を組む 小間 炉」「大水指 大口 炉」「大水指 大壺水指 炉」
「美味しいお茶 茶の湯自慢」
「初座後座 衣服替え 茶事」
2016年3月
「抱清棚」「腰掛 円座 煙草盆 手あぶり 茶事」
2016年2月
「花所望 茶事(2)」「花所望 茶事(1)」
2016年1月
「長板 色々」「小袋棚 炉 濃茶点前」「小袋棚 即中斎好み」
「台子・長板 諸飾 炉 火箸・建水・蓋置の扱い等」「柄杓を構える 左手 握り方」
「炭をつぐには」「炉 長板 諸飾 炭点前」「大棚 初炭 羽箒・香合を飾る(飾らない)」
2015年12月
「かき立てツマミ 鐶ツマミ 共蓋の釜」「男子 帛紗を使って釜の蓋を取る」
「重ね茶碗 島台茶碗 亭主の点前 炉」「重ね茶碗 島台茶碗 客の作法」
「釜に水を足す 炉・風炉」「包み帛紗 濃茶 棗」
2015年11月
「掛物と後ろの壁」「帛紗の寸法」
2015年10月「茶事 炭拝見 風炉」「風炉一つ置 茶器仮置き」「掛け花入」
「茶入の袋 置き場所 棚物」「柄杓・蓋置 飾り残し」「風炉 大板 (5) 炭点前」
「風炉 大板 (4) 飾り残し柄杓を使う」「風炉 大板(3)点前の終わり」
「風炉 大板(2)点前の始め」「風炉 大板(1)」「風炉の位置」
「炉釜の大きさと季節 覚々斎」「立鼓の花入 覚々斎」「茶筅の結び目」
2015年9月
「床の掛物と花入」「寸法 8寸色々」「三木町棚 江岑棚」
2015年8月
「茶事 座掃(小間) 初座・後座」「茶事 初座 迎付から席入迄の時間」
「茶事 初座 亭主迎付 客の動き」「雀瓦 照明」
2015年7月
「板床」「絞り茶巾 風炉 炉」
2015/6月
「薄茶をすくう ガケ 茶器」「拝見物を水屋に下げる 茶事」「水指 濡らす」
「
器の持ち方」「自然な「手」の位置」「桑小卓 風炉 平建水」
2015/5月
「竹蓋置」「唐金 モール 砂張 銅の合金」「濃茶の点て方 濃さ」
「薄茶の点て方 お茶の量 お湯の量」「茶筅の使い方、握り方 薄茶を点てる」
「濃茶 濃さ 元伯宗旦」
2015/4月
「小間 茶道口 立って入る時」「下座床 濃茶 客 茶碗と出し帛紗」
「
牙蓋 「す」 茶入の蓋」「正客の席 表千家 上座床・下座床」
「
菓子と黒文字 茶事」
2015/3月
「お辞儀 一礼」「煙草盆 火入 炭」「炭の寸法」
2015/2月
「茶事の杖」「青竹の蓋置、灰吹き 茶事」「黒文字 青竹 保存方法」
「懐石の箸など小物 寸法」「逆勝手 客 お茶の飲み方」「会記 茶会記」
「お茶と菓子」「濃茶 亭主相伴 一客一亭 茶事」
2015/1月
「薄茶 亭主相伴 茶事」「湯桶 蹲踞 茶事」「茶事 案内状 返書 前礼 礼状」
「籤(くじ)当たった時には」「炭台 炭点前 炉」「炭台 炭その他の配置」
「露地笠の持ち方 茶事」「露地笠 茶事」「露地笠を置く 茶事」
「四季と旧暦の月の名称」「雨の時の席入 茶事」
「腰掛の正客の座 露地草履を脱いで置く位置 茶事」「茶碗の持ち方」
「蓋物の扱い 茶事 懐石」
2014/12月
「紙釜敷 炉 風炉」「煙草盆の煙管(キセル) 使わざるべきか?」
「
金属の花入 使う前」「手水鉢の柄杓」「客 入口の手がかり」「畳 京間」
「
月の色々の名称」「花を切るには」「吊り棚(左隅) 小間 本勝手 柄杓と蓋置」
2014/11月
「天下三肩衝」「釜の湯 煮え音」「竹台子 一つ飾り」「腰掛 煙草盆 円座 扱い」
「秋の七草」「羽箒 羽根 炭点前」「中仕舞 炉 濃茶 風炉 薄茶 広間」
「本仕舞 点前の終わり」「溜塗 春慶塗 掻合塗 漆」「薄板 丸香台 花入」
「島台茶碗 如心斎 重ね茶碗」「煙草盆 小奉書」「黒木 大原女」「仕服の紐 緒縒」
2014/10月(3)
「茶入・茶器・茶碗等の格 扱い」「君台観左右帳記 足利義政」
「茶事 灯り 小間・竹檠 広間・短檠」「利休作 竹花入 小田原の陣 韮山」
「炉 濃茶 中蓋」「炉 五徳の爪の向き」「茶事 初座 迎え付 覚々斎」
「利休七哲」「懐石 終わり 箸を落とした後」「懐石 初め 膳を出す」
2014/10月(2)
「柄杓と蓋置 扱い」「稽古 煙草盆と菓子器の運び出し お辞儀」
「大海茶入 濃茶 胴拭き お茶をはく 茶杓」「懐石 始まり 飯碗と汁椀 銚子」
「花台 とじ目」「建水 持って退出 回り方」「耳付き茶入 濃茶 お茶をはく」
「風炉 土風炉 炭点前 終り」「懐石 器 返す」 「茶入の仕服 生地 利休」
「大棗 お茶のはき方 利休」「茶入の仕服 ひだの数」「風炉 敷板・風炉・釜 向き」
「
茶事 寄付 半東の案内」「茶事 話題」「菓子器と蓋 扱い」
「
風炉 香合の位置 炭点前」「茶事 つくばい 柄杓 後座入り」
2014/10月(1)
「道具 高さと直径 筒物」「運び 濃茶 茶入 水指」「花入と花の量
「茶事 客 手がかり」「道具と季節感」
「客 正客 座る位置 貴人畳」「風炉 花 陰暦9月」「濃茶 茶入 胴拭き」
「風炉 中置 薄茶 仕舞い」「風炉 中置 釜の蓋」
「風炉 中置 濃茶(拝見に出す時の茶碗の仮置き)」「風炉 中置 濃茶(始まり)」
「菓子を頂く時の懐紙の使い方」「風炉 中置の水指運びの足さばき」

炭関連テーマ 一覧

2025年12月31日 「炭台の炭点前の初め 火箸の扱い 炉 」
2025年12月17日 「炭台の炭点前、紙釜敷、大棚の炭点前関連テーマ」
2025年8月7日 「炭点前 釜に水 羽箒の扱い」
2025年5月15日 「風炉 敷板・風炉・灰・五徳・釜の向き」

2024年7月11日 「炭点前 胴炭をつぐ順序 炉・風炉」

2022年10月7日 「掻き上げ灰 風炉」
2022年4月24日 「釣り釜 炭点前 鎖を扱う時機」
2022年3月31日 「炭斗 羽箒火箸香合を下ろした後 鐶と枝炭 炉」

2021年12月22日 「五徳を据える 炉」

2020年12月9日 「抱清棚 初炭 羽箒の扱い」
2020年5月8日 「火吹き竹」
2020年3月22日 「炭点前 火箸を左手(右手)に移す 炉」

2019年6月2日 「平炭斗 炭点前 炉(2)」
2019年5月3日 「ギッチョ炭 名称由来」

2018年12月20日 「平炭斗 炭点前 炉」
2018年6月14日 「風炉 炭点前 釜を引く」
2018年6月8日 「炭 洗う 原料」
2018年5月10日 「火箸を突く 炭点前」
2018年4月21日 「後炭 準備 茶事」
2018年1月3日 「炭点前 炭を挟む 炭をつぐ 炉」

2017年12月18日 「瓢(ふくべ)炭斗」
2017年3月8日 「香合」
2017年1月10日 「小間 台目切 初炭点前 羽箒・香合」
2017年1月10日 「隅炉 炭点前 拝見」

2016年7月6日 「後炭 釜に水 茶事」
2016年5月11日 「風炉 炭点前 炭斗動かす 羽箒」
2016年5月11日 「炉 炭点前 炭斗動かす 羽箒」
2016年4月12日 「向切 炭斗に炭を組む 小間 炉」
2016年1月11日 「炭をつぐには」
2016年1月11日 「炉 長板 諸飾り 炭点前」
2016年1月11日 「大棚 初炭 羽箒・香合を飾る(飾らない)」

2015年12月17日 「釜に水を足す 炉・風炉」
2015年10月19日 「茶事 炭拝見 風炉」
2015年10月5日 「風炉 大板(敷板)(5) 炭点前」
2015年3月3日 「炭の寸法」
2015年1月7日 「炭台 炭点前 炉」
2015年1月7日 「炭台 炭その他の配置」

2014年12月30日 「紙釜敷 炉 風炉」
2014年11月29日 「釜の湯 煮え音」
2014年11月13日 「羽箒 羽根 炭点前」
2014年10月28日 「炉 五徳の爪の向き」
2014年10月16日 「風炉 土風炉 炭点前 終り」
2014年10月13日 「風炉 香合の位置 炭点前」

茶通箱 取り扱い 汚れ

 茶通箱  取り扱い

茶通箱は桐木地で出来ている。

手垢で汚れ易いので注意する必要がある。

時代が経って木地が古びて来るのは当然だが、

手垢(脂)が付くと、古くなるのではなく、

汚れできたなく色が変わる。


亭主も客も、点前をし 拝見もする訳だから、 箱の外側は手で触らざるを得ないが、

箱の内側(外に現れていない部分)には 手が触れないように注意する。

手の脂がつかない為である。


これは、木地で出来た棚など全ての木地の道具に共通した事である。

飾ったり、出したり仕舞ったりする時にも 注意をする必要がある。

2026年8月29日土曜日

薄明り 道具の美

 薄明り  道具の美  真価

表千家の月刊誌 同門 令和8年5月号24頁に

「陰翳への回帰」として、

「薄暗がり(薄明り)の中でこそ 、(道具の) 真価を発揮する美がある」

との一文がある。

私も従前からそう思っている。




最近では、掛物を掛けている床にも照明が付いていて、

あかあかと掛物を照らし 細部まで見えるのを良しとする考えもあるようだ。


しかし、

この文にもある様に 

明かるく白々として浮いている掛物より、薄明りの中で見る掛物の方が美しく見える。

茶入や茶碗なども同様で、薄明かりの中でこそ その良さを見ることが出来ると思う。


自然の明かりは横から来るものであり、特に軸を掛けている床については、上からあかあかと照らす照明は一考すべきだと思う。

2026年8月19日水曜日

手水鉢 柄杓 使い方

 手水鉢  柄杓  使い方


よく見かける手水鉢には、

蹲(つくばい)や縁先手水鉢(えんさきちょうずばち) がある。

両方共 柄杓を使って、手を清め 口をすすぐ為に設置してある。

つくばい柄杓には、大中小とあるようだが、私は小は見たことがない。

大が利休形らしい。


柄杓の置き方は、合(水を汲む部分)を横にして、左(合の部分)を奥に、右(柄の先)を手前にして斜めに置く。

合は上を向けて置かない、横にして 口は手前側に向く。


汲み方は、沢山すくう。合一杯にすくう。

一酌目の水半分で 左手を洗い、残りの水で右手を洗う。

水は残らず使う。

次にもう一度、合一杯になるように水をすくい、左手のひらに水を受け、口をすすぐ。

私は、口をすすいだ水は 吐き出さずにそのまま飲んでしまっている。

吐き出した方が良いのかも知れないが、流しを汚したくないので 飲んでしまっている。


その後、合を上にして 柄杓を縦にして 合に残った水で柄杓の柄を流す。

自分の手で柄を触ったので、その部分を洗い流している。

元あった通りに、柄杓をつくばい(手水鉢)に戻す。


柄杓はどう置いてあったか、初めによく見ておくこと。


何しろ、水は沢山すくう。合一杯にすくう。遠慮せずにすくう。

合を横にして手水鉢に置く。


下記も参照

2014-12-19 「手水鉢の柄杓」

2014-10-13 「茶事 つくばい 柄杓 後座入り」

2026年6月10日水曜日

小間の照明 油皿 スズメ

 小間の照明

私の小間には電気設備を用意していないので、 照明も油やロウソクを使うしかない。

初座後座ともに、暗すぎて、最低 油皿(スズメ)を竹檠に載せて、灯りを取る必要がある。

場合によっては、更にロウソクも追加する。


初座に出す懐石は、スダレも掛かっていて暗いので、 どうしてもロウソクを追加する必要がある。


油皿には、燃えてきた灯芯を調整する為に、黒文字を一本付けている。


スズメの 初座の形 (蓋をしている)




スズメの 後座の形 (蓋を取り去った)




私の場合は、スズメと言われる形の油皿を使っているので、写真の様にしている。

初座では、

蓋をした状態で使う。

黒文字は 竹檠の燃え芯受け(?)の上に載せている。

後座には、

蓋を取り去って、黒文字を横にして載せている。


楽焼の器に油を入れると、

油は染み出て来て、下の油受け皿に溜まって来る。

私は1cm強の高さに 竹を輪切りにして、スズメと下皿の間に入れている。 スズメの底が丸みをおびて 安定しないものもあるようなので、その場合は輪切りの竹は必需品になるだろう。


点前座が台目畳で、竹檠を置けない場合には、油皿を壁または柱に掛けることになるだろう。
私は持っていないが、下の図の写真の様に竹の節の上を切って、油皿を載せて掛けるように作ってあるのを見たことがある。



油には、私はサラダ油を使っている。

油皿専用(?)の油もあると聞いたことがあるが、私は使った事はない。

サラダ油で、特に嫌な臭いもなく、問題ない。


油やロウソクを使う利点。

(1) 風情がある。お客様へのご馳走の一つになる。

(2) 油やロウソクを燃やしたスス(煤)が、壁土 天井 木材 竹材に時代をつけて、見栄えが良くなる。

これは電気で照明を取る小間との大きな違いで、

電気照明の小間では、築20年以上経っていても、使った事のない小間に入った様な感じを受ける。

油やロウソクで普段照明を取っている小間の経験がない方には、この感じは 分からないかも知れない。


以上


2026年4月3日金曜日

茶通箱 自茶(棗) のすくい方

 茶通箱は相伝ものであるが、 お茶のすくい方は、棗を使った普段の濃茶の点前と違いはないので、書いてみる。

このブログの 2016年8月14日 

「棗 濃茶入としての扱い」

にも同等の事を書いているので、参照のこと。


茶杓の扱い等

(1)常の通りお茶を入れている棗から お茶をすくう時

・男性は、

人数分を茶杓ですくい入れて、

茶杓を一つ打って握り込み、

茶杓を握り込んだまま、

右手の親指と人差指中指で棗の蓋をして、

棗を元に戻し、

お茶をさばき、

茶杓を二つ打って、

茶入に戻す。


・女性は、

人数分を茶杓ですくい入れて、

茶杓を一つ打って、

茶杓を茶碗に預け、

棗の蓋をして元に戻し、

お茶をさばき、

茶杓を二つ打って、

茶入に戻す。


(2)計りきりのお茶を棗からすくう時

・男性は、

1人分位を茶杓ですくい入れて、

棗を斜めにして残りを掻き出したら、

茶杓を一つ打って握り込み、

茶杓を握り込んだまま 棗の蓋をして元に戻し、

後は(1)と同じ。


・女性も、

1人分位茶杓ですくい入れて、

残りを掻き出し、

茶杓を一つ打って、

茶杓を茶碗に預けたら、

後は(1)と同じ。


以上