2016年9月20日火曜日

茶事 懐石 元伯宗旦 覚々斎

三代 元伯宗旦は、懐石について、時期の物を新しく調理して出しなさいと言っている。

次の様に言っている

時ならぬ肴 出し候事あしき也
或は 口切に青豆 はじかみ 鮎のうるかなど 夏の季の物を出すこと わるし
また 風炉の時 冬の季のもの出すべからず
総じて茶の湯料理とは 当座のものを 当座当座あたらしく調理するを専らとす
勝れて珍しきものは 悪し
初物は出してもよし


はじかみ ・・ 生姜、山椒の古い呼び名


六代 覚々斎には次の有名な文がある。

料理 賞められ 無念に候
料理人にては これなく候
その茶 面白からざる故 料理ほめ申候事也 (ほめ もうし そうろう ことなり)




2014年11月9日 「茶事 懐石の材料 三代宗旦」に追加して修正。



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