2015年6月26日金曜日

薄茶をすくう ガケ 茶器

薄茶

棗などの茶器に入った薄茶を茶杓ですくう時、

手前ではなく、向こう側に横から茶杓を入れて、お茶をすくって行く。

最初の一杓、二杓の時は、崖(がけ)を作る事は出来ないが、
三杓目ないし四杓目からは、茶杓の腹でお茶を落として、崖を作って、
下に落としたお茶を茶杓ですくう。

お茶の崖は奇麗に作る。凸凹にならない様に奇麗な崖にする。

しかしながら、
お茶の崖は早く切り(落とし)過ぎない様にする。

落としたお茶が少なくなってから、崖を切ってお茶を落とす。





下記も参照

2015年5月2日 「濃茶 濃さ 元伯宗旦
2015年5月9日 「茶筅の使い方、握り方 薄茶を点てる
2015年5月9日 「薄茶の点て方 お茶の量 お湯の量
2015年5月9日 「濃茶の点て方 濃さ


2016-09-21 修正


このページ最下部の「ホーム」をクリックすると、私のブログのホームに飛びます。

拝見物を水屋に下げる 茶事

茶事で、

濃茶ないし薄茶が終わり、拝見の道具を水屋に下げて茶事が終わる事になるが、

稽古であれば、拝見物(茶入、茶杓、仕服など)を膝前に並べて挨拶をする。

しかし、
茶事では、茶道口外で拝見物を膝前に並べて客に挨拶することはない。

拝見物は水屋に持って帰り、再度茶道口外に戻ってから、客に挨拶する。
又は、客から見えない壁際などに置いて、膝前には何も置かずに挨拶をする。

下記も参照
2019年11月1日「点前 稽古 終りのお辞儀


このページ最下部の「ホーム」をクリックすると、私のブログのホームに飛びます。

水指 濡らす

土もの水指

運びで使う時、十分に濡らして運び出す。
共蓋であれば、蓋も水で濡らして十分水を含ませる。

棚に飾る場合は、
水指は、土ものであろうと何であろうと水屋で完全に拭き切って飾る。
よって、
共蓋であっても、建水の上で蓋の水を切る必要はない。

釉薬のかかった青磁や染付の様な水指は、表千家では殆ど運びに使わないが、
そのような水指を運びに使う場合は、水屋で水をかけて軽く露を押える程度にする。

共蓋であれば、同様に水をかけて露を押えて運び出すので、建水の上で蓋の水を切るかどうかは、その時と場合に応じる。




このページ最下部の「ホーム」をクリックすると、私のブログのホームに飛びます。

2015年6月16日火曜日

器の持ち方

菓子器その他の器を両手で持つ時、

(角盆、丸盆、喰籠その他)

前後の手前側(または向こう側)でなく、
真ん中(前後の中央)を持つ。

親指は、器の上に出ない。器の上端より下にある。

特に木を削り出して薄作りに作ってある器は、片手で持たない様に注意する。
割れる恐れがある。



このページ最下部の「ホーム」をクリックすると、私のブログのホームに飛びます。

2015年6月6日土曜日

自然な「手」の位置

茶室で、

立っている時、また立って歩いている時、

道具を持っていない時の「両手」、又は
片手に道具を持っているが、持っていない方の「手」は、

自然に下げた状態で、体の側面ではなく、少し太ももの前よりに近づけて置く。
体の真横には置かない。

 座っている時の「手」は、
亭主は、太ももの上に、体に近づけて置く。
掌(手の平)が太ももに着く。

客は、両太ももの上、体の中心に手を軽く組んで置く。
掌は下を向いても、体の方を向いても、どちらでも良いとは思う。
見苦しくなく、自然に、手を組んで置けば良いと思う。

なお、
立ってお辞儀をする時は、そのまま自然に手を下げた状態で、腰を曲げる。

両手を体の前(お腹のあたり)に組んで置いて、お辞儀をする事はない。
それは日本式のお辞儀にはない。
両肘が左右に広がって非常に見栄えが悪い。



このページ最下部の「ホーム」をクリックすると、私のブログのホームに飛びます。

2015年6月5日金曜日

桑小卓 風炉 平建水

風炉の時期、桑の小卓を使うことがある。

何となく涼しげに見えるので、6月7月に用いられることが多い。

桑小卓は、
裏千家初代 仙叟宗室の好みと伝えるが、
誰の好みでもない香炉卓であったとも伝える。
表千家七代 如心斎がお茶の棚として好んだ。

小卓には、
桐木地 ・・ 十代 吸江斎好み
青漆爪紅 ・・ 十二代 惺斎好み
春慶塗 ・・ 十二代 惺斎好み
柳木地 ・・ 余り知られていないが、十二代 惺斎好み

平建水とサザエの蓋置を使うことも多い。
平建水・サザエの蓋置を使わなければならない決まりはない。

普通の建水で構わない。

平建水について、

唐金の平建水は、七代 如心斎好み。

楽十二代弘入作黄釉の平建水は、十二代 惺斎好み。
青漆爪紅小卓の為に同じく好んである。




桑は、工芸用木材としては最高級品だそうだ。黄色がかった木目が美しい堅い材質で、江戸時代には老人用の高級杖としても使われた。

普通品の桑小卓に使われている木材は、キハダ(黄檗)である。
桑に似せた色を付けて使われている。残念ながら我が家の桑小卓もキハダ製である。キハダは桑に比べると大変柔らかい材質である。
キハダは、女桑(メクワ)と呼ばれて本桑(山桑、地桑、男桑)と区別されている。

参照
2016年6月2日 「桑小卓 柄杓・蓋置 建水・蓋置」 
2021年5月2日「七種蓋置



このページ最下部の「ホーム」をクリックすると、私のブログのホームに飛びます。