2014年10月20日月曜日

懐石 始まり 飯椀と汁椀 銚子

飯椀と汁椀

膳を客に手渡した後、亭主は襖を閉める。
正客は「ご一緒に」など連客に声を掛けると、次客以下は「お相伴します」など答えて、


1.飯椀と汁椀の蓋を同時に取り、重ねて膳の右横に置く。

2.箸を取り上げ、飯を一口、その後汁を吸う。

3.飯は一口残しておき、汁は吸いきってしまう。

汁を吸いきってしまうのは、この後汁替えがある為。

汁椀は、飲まない時は蓋をしておく。

飯碗は、食事をしている間は蓋を開けておく。
自分の食事が終わったら蓋をする。 食事が終わったとの合図になる。

全員の飯椀、汁椀の蓋が閉まった所を見計らって、
お詰は、飯器や銚子、鉢その他を茶道口(又は通い口)の前に返す。

その後、吸物椀(箸洗い、小吸物椀)が持ち出され、八寸を持ち出す盃事になる。

銚子

客が汁を吸いきった頃を見計らって、亭主は銚子・盃台を持ち出す。




2016-12-29 修正


このページ最下部の「ホーム」をクリックすると、私のブログのホームに飛びます。

0 件のコメント:

コメントを投稿