炭斗には、竹のザルの様な形をした、大きい平たい物もある。
この様に平たい炭斗には、少し深めの炭斗とは違って、火箸に鐶を掛けて持って出る事が出来ない。
普段の様に火箸が置けないからである。
この様な炭斗に炭を組む時には、炭台と同じ様に組めばよい。
但し、小奉書を敷く事はない。
炭点前も、炭台の点前に習ってすればよい。
下記を参照の事
2019年6月2日 「平炭斗 炭点前 炉(2)」
2015年1月7日 「炭台 炭点前 炉」
2015年1月7日 「炭台 炭その他の配置」
2019-1-10 修正
このページ最下部の「ホーム」をクリックすると、私のブログのホームに飛びます。
2018年12月20日木曜日
2018年10月14日日曜日
蓋置の扱い(置く、取る)
仕組んだ建水から蓋置を取る場合
左手で柄杓を取り上げ、右手を使いながら、柄杓を左手で左脚上に構える。
柄杓を構えたまま、右手で蓋置を取り、そのまま右手で定所に置く。
蓋置を握る右手の親指は、蓋置正面に当て、そのまま右手で定所に置く。
女子の場合は、
左手で柄杓を持ち上げ、右手で蓋置を取り出し、左手の柄杓はそのまま建水に戻す。
右手の蓋置を、左手の平に載せ、右手で握り直して、定所に置く。
女子も男子も、一度左手の平に蓋置を載せ、右手で握り直して置く場合には、
右手の親指は無理に蓋置正面に当てる必要はないだろうと思う。
握り易いように、右手は握ればよいと思っている。
右手の親指を蓋置正面に当てて悪い事もないだろう。
男子は、特殊な場合を除けば、右手で蓋置を取り、そのまま握り替えずに蓋置を置くので、蓋置の正面に親指を当てる必要がある。
しかし、左手の平の上で握り替える場合には、無理に蓋置正面に親指を当てる必要もないと思う。
次も参照
2021年6月19日 「竹の蓋置」
左手で柄杓を取り上げ、右手を使いながら、柄杓を左手で左脚上に構える。
柄杓を構えたまま、右手で蓋置を取り、そのまま右手で定所に置く。
蓋置を握る右手の親指は、蓋置正面に当て、そのまま右手で定所に置く。
女子の場合は、
左手で柄杓を持ち上げ、右手で蓋置を取り出し、左手の柄杓はそのまま建水に戻す。
右手の蓋置を、左手の平に載せ、右手で握り直して、定所に置く。
女子も男子も、一度左手の平に蓋置を載せ、右手で握り直して置く場合には、
右手の親指は無理に蓋置正面に当てる必要はないだろうと思う。
握り易いように、右手は握ればよいと思っている。
右手の親指を蓋置正面に当てて悪い事もないだろう。
男子は、特殊な場合を除けば、右手で蓋置を取り、そのまま握り替えずに蓋置を置くので、蓋置の正面に親指を当てる必要がある。
しかし、左手の平の上で握り替える場合には、無理に蓋置正面に親指を当てる必要もないと思う。
次も参照
2021年6月19日 「竹の蓋置」
2016年1月11日 「柄杓を構える 左手 握り方」
2015年10月6日 「柄杓・蓋置 飾り残し」
2015年10月1日 「風炉 大板(敷板)(4) 飾り残し柄杓を使う」
2015年10月1日 「風炉 大板(敷板)(3) 点前の終わり」
2015年10月1日 「風炉 大板(敷板)(2) 点前の始め」
2019-5-5 一行追加
このページ最下部の「ホーム」をクリックすると、私のブログのホームに飛びます。
2015年10月6日 「柄杓・蓋置 飾り残し」
2015年10月1日 「風炉 大板(敷板)(4) 飾り残し柄杓を使う」
2015年10月1日 「風炉 大板(敷板)(3) 点前の終わり」
2015年10月1日 「風炉 大板(敷板)(2) 点前の始め」
2019-5-5 一行追加
濃茶 仕服を置く場所
仕服(袋)の打止め(緒の結び目)は、客付に向ける。
2014年11月3日 「仕服の紐 緒縒」参照
風炉 水指運びの時
風炉の右側に水指を置く場合
仕服は、水指の左、風炉との間の向こう寄りに置く。
水指の蓋を水指の左に立て掛けるので、又 、水指と風炉の間は広くないので、
水指の蓋から少し離れた向こう寄りに置く。
風炉 中置
仕服は、釜の右横で畳の左右の空きの中央に置く。
炉 水指運びの時
2018-10-14 2行追加
2014年11月3日 「仕服の紐 緒縒」参照
風炉 水指運びの時
風炉の右側に水指を置く場合
仕服は、水指の左、風炉との間の向こう寄りに置く。
水指の蓋を水指の左に立て掛けるので、又 、水指と風炉の間は広くないので、
水指の蓋から少し離れた向こう寄りに置く。
風炉 中置
仕服は、釜の右横で畳の左右の空きの中央に置く。
炉 水指運びの時
仕服は、水指の左横、水指左横畳の空の真ん中あたりに置く。
台子
仕服は、天板・勝手側・手前に置く。
長板 諸飾り・二つ飾り
茶碗を仮置きする辺りに置く。
長板 一つ飾り
細水指の右横辺りに置く。
紹鴎棚
地袋の上の板の勝手側・手前に置く。
袋棚
右側中板の勝手側・手前に置く。
小袋棚
右側地袋の上の板の勝手側・手前に置く。
小棚
柄杓蓋置を飾り残す板(例えば、二重棚の場合、天板)の勝手側・手前に置く。
2015年10月6日 「茶入の袋 置き場所 棚物」参照
三木町棚(江岑棚)
引出しの中に入れる。
旅箪笥
柄杓を掛ける切込みの上辺りに置く。
竹釘が付いた棚(例えば、抱清棚)であれば、竹釘に掛ける。
2018-10-14 2行追加
このページ最下部の「ホーム」をクリックすると、私のブログのホームに飛びます。
2018年9月8日土曜日
老松割蓋の茶入 男子のお茶のはき方
老松割蓋の茶入
千家六代 覚々斎好みである。
利休好みの茶室である待庵(国宝)がある山崎の妙喜庵の境内にあった老松が枯れ、
覚々斎がその枯れた老松を挽かせて茶入を好んだ。
千家六代 覚々斎好みである。
利休好みの茶室である待庵(国宝)がある山崎の妙喜庵の境内にあった老松が枯れ、
覚々斎がその枯れた老松を挽かせて茶入を好んだ。
30個好まれたそうだ。
溜塗。蓋は割蓋。仕服の緒は長緒。
それ迄は表千家では茶入の緒は短緒で、長緒は覚々斎の頃には絶えていたが、この茶入に覚々斎は長緒の仕服を好んだ。
溜塗。蓋は割蓋。仕服の緒は長緒。
それ迄は表千家では茶入の緒は短緒で、長緒は覚々斎の頃には絶えていたが、この茶入に覚々斎は長緒の仕服を好んだ。
この時に、同じ老松の材で 硯箱、鴛鴦おしどり香合、四方盆が作られているそうだ。
「茶入」とは、通常 焼物の濃茶入れを言う。
この茶入は焼物ではないが、茶入と呼んでいる。
茶器と言っても悪くはないと思う。
習事の一つであるので、細かい扱いは、先生から習うことであるが、男子と女子では異なる所もあるので、少々書いてみた。
茶入から濃茶を茶碗に入れる。
平棗の時と同じ様に、茶入は左手に受けて持つ。
左手の親指を蓋に掛けて、蓋の右側を開いて、お茶をすくう。
人数分の濃茶を茶碗にはいたら、
茶杓を茶碗の口で一度払って、茶杓を右手に握り込み、右手で割蓋の蓋を閉める。
茶入を茶筅の横に戻して、
茶杓を持ち直して、お茶をさばく。
後は通常と同じ。
女子は、普通の茶入と同じ様に、茶杓を茶碗に預けて、茶入の蓋をする。
拝見に出す時は、
右側の蓋を開け、右半分の口を帛紗で拭く。
お茶を取った方の口だけ拭けば良い。
御三器を持ち運ぶ時には、
仕服の底が大きくて、底の右横に置いた茶杓を、左手の親指で押えられない時は、
仕服の底の上に茶杓を置いて、親指で押えても良い。
2021-4-30 一行追加
「茶入」とは、通常 焼物の濃茶入れを言う。
この茶入は焼物ではないが、茶入と呼んでいる。
茶器と言っても悪くはないと思う。
習事の一つであるので、細かい扱いは、先生から習うことであるが、男子と女子では異なる所もあるので、少々書いてみた。
茶入から濃茶を茶碗に入れる。
平棗の時と同じ様に、茶入は左手に受けて持つ。
左手の親指を蓋に掛けて、蓋の右側を開いて、お茶をすくう。
人数分の濃茶を茶碗にはいたら、
茶杓を茶碗の口で一度払って、茶杓を右手に握り込み、右手で割蓋の蓋を閉める。
茶入を茶筅の横に戻して、
茶杓を持ち直して、お茶をさばく。
後は通常と同じ。
女子は、普通の茶入と同じ様に、茶杓を茶碗に預けて、茶入の蓋をする。
拝見に出す時は、
右側の蓋を開け、右半分の口を帛紗で拭く。
お茶を取った方の口だけ拭けば良い。
御三器を持ち運ぶ時には、
仕服の底が大きくて、底の右横に置いた茶杓を、左手の親指で押えられない時は、
仕服の底の上に茶杓を置いて、親指で押えても良い。
2021-4-30 一行追加
2025-4-29 一行追加
このページ最下部の「ホーム」をクリックすると、私のブログのホームに飛びます。
このページ最下部の「ホーム」をクリックすると、私のブログのホームに飛びます。
2018年7月1日日曜日
柄杓 お湯(水)を汲む
お湯(又は水)を汲む時の「柄杓」の使い方
柄杓でお湯を汲む時、汲むお湯の量は、汲む前に決めている。
茶碗を温める時、お茶を掃いた茶碗にお湯を入れる時には、柄杓に一杯(沢山)のお湯を汲む。
茶碗をゆすぐ時、お仕舞に茶筅をすすぐ時、水指から釜に水を差す時には、柄杓に一杯ではなく、半分位ないし適当な量のお湯(水)を汲む。
柄杓がお湯の水面に来た時に、合の傾きを動かして、適量のお湯になる様に、調整することはしない。
汲みたいお湯の量になる様に、柄杓がお湯の中にある時に、柄杓の合の傾きを決めてしまう。
同じ傾きのまま柄杓を上げてきて、柄杓のお尻が、水面から離れてから、柄杓の合を水平にする。
これは、釜から茶碗まで柄杓を移動させている間に、お湯が落ちない様にする(又は、落ちにくくする)やり方である。
柄杓の合の底は、凹型になっているので、水面から出た後に合の底面に未だ残っているお湯は、直ぐには合から落ちない。
合の底面でサマヨッテいるお湯が畳に落ちる前に、茶碗の中にお湯を入れる事になる。
水中で傾けた柄杓のその角度をそのまま変えることなく、柄杓の合のお尻を水面から上げると、お湯の切れが良いので、合の底には余りお湯は残らない。
柄杓の合を水面から上げた後、お湯が切れるまで待つ必要もない。
次も参照
2018年7月1日「お茶を点てる 留意点 茶の量 お湯の量」
2015年5月9日「濃茶の点て方 濃さ」
2015年5月9日「薄茶の点て方 お茶の量 お湯の量」
2015年5月9日「茶筅の使い方、握り方 薄茶を点てる」
このページ最下部の「ホーム」をクリックすると、私のブログのホームに飛びます。
柄杓でお湯を汲む時、汲むお湯の量は、汲む前に決めている。
茶碗を温める時、お茶を掃いた茶碗にお湯を入れる時には、柄杓に一杯(沢山)のお湯を汲む。
茶碗をゆすぐ時、お仕舞に茶筅をすすぐ時、水指から釜に水を差す時には、柄杓に一杯ではなく、半分位ないし適当な量のお湯(水)を汲む。
柄杓がお湯の水面に来た時に、合の傾きを動かして、適量のお湯になる様に、調整することはしない。
汲みたいお湯の量になる様に、柄杓がお湯の中にある時に、柄杓の合の傾きを決めてしまう。
同じ傾きのまま柄杓を上げてきて、柄杓のお尻が、水面から離れてから、柄杓の合を水平にする。
これは、釜から茶碗まで柄杓を移動させている間に、お湯が落ちない様にする(又は、落ちにくくする)やり方である。
柄杓の合の底は、凹型になっているので、水面から出た後に合の底面に未だ残っているお湯は、直ぐには合から落ちない。
合の底面でサマヨッテいるお湯が畳に落ちる前に、茶碗の中にお湯を入れる事になる。
水中で傾けた柄杓のその角度をそのまま変えることなく、柄杓の合のお尻を水面から上げると、お湯の切れが良いので、合の底には余りお湯は残らない。
柄杓の合を水面から上げた後、お湯が切れるまで待つ必要もない。
次も参照
2018年7月1日「お茶を点てる 留意点 茶の量 お湯の量」
2015年5月9日「濃茶の点て方 濃さ」
2015年5月9日「薄茶の点て方 お茶の量 お湯の量」
2015年5月9日「茶筅の使い方、握り方 薄茶を点てる」
2018-7-9 修正
2018-7-19 修正
2018-7-19 修正
このページ最下部の「ホーム」をクリックすると、私のブログのホームに飛びます。
お茶を点てる 留意点 お茶の量 お湯の量
お茶を美味しく点てるには、実践あるのみだとは思うが、
やみくもに点てるだけでは、中々美味しいお茶にはならないと思う。
茶碗に、お茶をはき、お湯を入れて、茶筅を使う訳だが、
茶筅を使うより前の段階にも十分留意しなければならない。
何千回、何万回と点てている方は別として、
まだ千回、二千回位しか点てていない人は、次の点に留意した方が良いと思う。
薄茶の場合
毎回お茶の量を決めただけキチンと取れるようにする。
1.4g~1.7g位だと思うが、自分の量を決める。
一般的には、少なめにお茶を取る人が多い。
お湯の量をいつも一定量入れるようにする。
40cc~60cc位だと思うが、お茶の量に合った自分のお湯の量を決める。
一般的には、お湯の量が一定せず、多すぎる人が多い。
お湯の量は、薄茶であっても、三口半で飲める位の量を目安にしたら良い。
何度か試してみて、自分なりに美味しいと思うお茶の量とお湯の量を決めて、
その量を毎回取れる様にする事が大切。
お茶の量は、見た目で分かるので、
一定量を取れるようになるのは、それ程難しい事ではないと思う。
お湯の量を一定に取る為には、工夫が必要となる。
風炉の柄杓には、100cc~110cc位のお湯が入る。
炉の柄杓には、130cc位のお湯が入る。
どの位柄杓の合を傾けたら、自分の量になるのかを掴む必要がある。
お湯を茶碗に入れた後、柄杓の合にどの位お湯が残っているかを掴む必要がある。
その前提としては、お湯を汲む場合、必ず同じ量を汲む必要がある。
出来るだけ多い量を汲んだ方が良い。
合の上をどの位空けるのか、例えば2mm位空けると決めて、毎回必ず決めたお湯の量を取る。
茶碗の中をのぞいて、様子を見てお湯の量を決めていては、適量を入れる事は出来ない。
茶室が明るく、同じ茶碗を使うのであれば、
茶碗の中をのぞいてお湯の量を見る事が出来るだろうが、
暗い茶室では、茶碗の中のお湯の量など見えない。
お湯の量を見るのではなく、柄杓の傾け方と残ったお湯の量で、どれ位お湯を入れたのか判断しなければならない。
何万回とお茶を点てている方は、柄杓が勝手に適量を入れてくれるだろうが、
点てている回数が少ない者はそうはいかないので、工夫をしなければならない。
お茶とお湯が入った後、上手に茶筅を使って、美味しいお茶を点てる事になる。
稽古では、自分が点てたお茶を客に出すだけで、自分で飲んでいないので、
どんなに不味いお茶を客に出しているかが分からない。
自宅で、自分でお茶を点て、自分でそのお茶を飲むことが大切である。
又、茶筅の使い方で、お茶も美味しくもなれば、不味くもなる。
どの様に茶筅を動かすと美味しいお茶になるのか研究した方が良い。
実践あるのみ。
濃茶の場合も
基本は、薄茶と同じ。
お茶の量とお湯の量が変わるだけ。
自分の点てたお茶が、美味しいと勘違いしている人もいると思うので、
美味しく点てられている人のお茶を飲む必要もある。
大寄せの茶会で出て来るお茶が美味しいお茶だと思うのは、錯覚にしか過ぎない。
美味しいお茶を飲み慣れている方に伺うと、
美味しいお茶は外では中々飲めないと言われる。
点前の形、順序にばかりに気を使っているからだと思う。
茶事に行って、美味しくない濃茶・薄茶を飲まされたら、
申し訳ないが、道具と料理を褒めるしかない。
六代 覚々斎ではないが、
「料理 賞められ 無念に候」になってしまう。
茶カブキでも、同じ様にしないと、客はお茶を当てられない。
5服のお茶は、同じ濃さ、同じ点て方でなければ、当たる方がおかしい。
次も参照
2018年7月1日「柄杓 お湯(水)を汲む」
2015年5月9日「濃茶の点て方 濃さ」
2015年5月9日「薄茶の点て方 お湯の量 お茶の量」
2015年5月9日「茶筅の使い方、握り方 薄茶を点てる」
2016年9月20日「茶事 懐石 元伯宗旦 覚々斎」
2018-7-2 修正
2021-1-17 修正(お茶の量を修正)
このページ最下部の「ホーム」をクリックすると、私のブログのホームに飛びます。
やみくもに点てるだけでは、中々美味しいお茶にはならないと思う。
茶碗に、お茶をはき、お湯を入れて、茶筅を使う訳だが、
茶筅を使うより前の段階にも十分留意しなければならない。
何千回、何万回と点てている方は別として、
まだ千回、二千回位しか点てていない人は、次の点に留意した方が良いと思う。
薄茶の場合
毎回お茶の量を決めただけキチンと取れるようにする。
1.4g~1.7g位だと思うが、自分の量を決める。
一般的には、少なめにお茶を取る人が多い。
お湯の量をいつも一定量入れるようにする。
40cc~60cc位だと思うが、お茶の量に合った自分のお湯の量を決める。
一般的には、お湯の量が一定せず、多すぎる人が多い。
お湯の量は、薄茶であっても、三口半で飲める位の量を目安にしたら良い。
何度か試してみて、自分なりに美味しいと思うお茶の量とお湯の量を決めて、
その量を毎回取れる様にする事が大切。
お茶の量は、見た目で分かるので、
一定量を取れるようになるのは、それ程難しい事ではないと思う。
お湯の量を一定に取る為には、工夫が必要となる。
風炉の柄杓には、100cc~110cc位のお湯が入る。
炉の柄杓には、130cc位のお湯が入る。
どの位柄杓の合を傾けたら、自分の量になるのかを掴む必要がある。
お湯を茶碗に入れた後、柄杓の合にどの位お湯が残っているかを掴む必要がある。
その前提としては、お湯を汲む場合、必ず同じ量を汲む必要がある。
出来るだけ多い量を汲んだ方が良い。
合の上をどの位空けるのか、例えば2mm位空けると決めて、毎回必ず決めたお湯の量を取る。
茶碗の中をのぞいて、様子を見てお湯の量を決めていては、適量を入れる事は出来ない。
茶室が明るく、同じ茶碗を使うのであれば、
茶碗の中をのぞいてお湯の量を見る事が出来るだろうが、
暗い茶室では、茶碗の中のお湯の量など見えない。
お湯の量を見るのではなく、柄杓の傾け方と残ったお湯の量で、どれ位お湯を入れたのか判断しなければならない。
何万回とお茶を点てている方は、柄杓が勝手に適量を入れてくれるだろうが、
点てている回数が少ない者はそうはいかないので、工夫をしなければならない。
お茶とお湯が入った後、上手に茶筅を使って、美味しいお茶を点てる事になる。
稽古では、自分が点てたお茶を客に出すだけで、自分で飲んでいないので、
どんなに不味いお茶を客に出しているかが分からない。
自宅で、自分でお茶を点て、自分でそのお茶を飲むことが大切である。
又、茶筅の使い方で、お茶も美味しくもなれば、不味くもなる。
どの様に茶筅を動かすと美味しいお茶になるのか研究した方が良い。
実践あるのみ。
濃茶の場合も
基本は、薄茶と同じ。
お茶の量とお湯の量が変わるだけ。
美味しく点てられている人のお茶を飲む必要もある。
大寄せの茶会で出て来るお茶が美味しいお茶だと思うのは、錯覚にしか過ぎない。
美味しいお茶を飲み慣れている方に伺うと、
美味しいお茶は外では中々飲めないと言われる。
点前の形、順序にばかりに気を使っているからだと思う。
茶事に行って、美味しくない濃茶・薄茶を飲まされたら、
申し訳ないが、道具と料理を褒めるしかない。
六代 覚々斎ではないが、
「料理 賞められ 無念に候」になってしまう。
茶カブキでも、同じ様にしないと、客はお茶を当てられない。
5服のお茶は、同じ濃さ、同じ点て方でなければ、当たる方がおかしい。
次も参照
2018年7月1日「柄杓 お湯(水)を汲む」
2015年5月9日「濃茶の点て方 濃さ」
2015年5月9日「薄茶の点て方 お湯の量 お茶の量」
2015年5月9日「茶筅の使い方、握り方 薄茶を点てる」
2016年9月20日「茶事 懐石 元伯宗旦 覚々斎」
2018-7-2 修正
2021-1-17 修正(お茶の量を修正)
2021-2-27 修正
このページ最下部の「ホーム」をクリックすると、私のブログのホームに飛びます。
2018年6月14日木曜日
風炉 炭点前 釜を引く
風炉
炭点前で風炉から上げた釜は、邪魔にならない様に、少し身体から離して置くが、
釜を仮に置いておく位置には、二通りある。
炭斗を持ち出して、置き付けた位置によって、釜をどこまで引くかが異なる。
炭斗を「風炉より手前に置いた場合」と「風炉の真横に並べて置いた場合」で、
釜を仮に置く位置は二通りある。
炭斗を置き付ける位置は、次を参照。
2016年5月11日 「風炉 炭点前 炭斗動かす 羽箒」
「炭斗を風炉より手前に置いた場合」
風炉から釜を釜敷に載せて、身体を廻して釜正面に向き、釜の据わりを見た後、
釜を真横にして、鐶を持ったまま、客付き正面に身体を廻して向き直り、
釜を下座側へ引く。
女子は、
釜を真横にした後、鐶を一度釜に預け、身体を廻して客付き正面に向き直り、
又、鐶を左右の手で握って、釜を下座側へ引く。
鐶を外して、鐶の切れ目を下にして、鐶の中央の左右を右手で握り、
(鐶の切れ目は、親指と小指の間にある)
釜の右横に置く。
(鐶の切れ目は、手前に向いている)
身体を風炉正面に戻して、右手で羽箒を取り、左手であしらって、右手に持ちかためる。
後は、決まりの通り。
炭をつぎ、香を焚いた後、拝見を請われたら、香合を左手に受けて持ち、
身体を廻して、客付き正面に向き、香合の正面を廻して、
釜の左側を通って、右手で拝見に出す。
鐶を右手で取り、左右の手で鐶を釜にかけ、
釜を炭斗の方に引きながら、斜めにして釜を上げ易い所に置き、鐶を釜に預けて、
身体を風炉正面に向きなおり、釜を風炉に掛ける。
釜敷を右手で取り、一度左手であしらって、右手で炭斗に戻す。
後は、決まりの通り。
「炭斗を風炉の真横に並べて置いた場合」
風炉から釜を釜敷に載せて、身体を斜めに廻して釜正面に向き、釜の据わりを見た後、
左右の手で鐶を握り、釜を真横にしながら、釜を下座側へ引く。
炭点前で風炉から上げた釜は、邪魔にならない様に、少し身体から離して置くが、
釜を仮に置いておく位置には、二通りある。
炭斗を持ち出して、置き付けた位置によって、釜をどこまで引くかが異なる。
炭斗を「風炉より手前に置いた場合」と「風炉の真横に並べて置いた場合」で、
釜を仮に置く位置は二通りある。
炭斗を置き付ける位置は、次を参照。
2016年5月11日 「風炉 炭点前 炭斗動かす 羽箒」
「炭斗を風炉より手前に置いた場合」
風炉から釜を釜敷に載せて、身体を廻して釜正面に向き、釜の据わりを見た後、
釜を真横にして、鐶を持ったまま、客付き正面に身体を廻して向き直り、
釜を下座側へ引く。
女子は、
釜を真横にした後、鐶を一度釜に預け、身体を廻して客付き正面に向き直り、
又、鐶を左右の手で握って、釜を下座側へ引く。
釜と炭斗の間に羽箒を置くので、その空きが出来る位置まで引く。
又、拝見に出す香合は、釜の左側を通って出すので、その様に出来る位置まで引く。
(鐶の切れ目は、親指と小指の間にある)
釜の右横に置く。
(鐶の切れ目は、手前に向いている)
身体を風炉正面に戻して、右手で羽箒を取り、左手であしらって、右手に持ちかためる。
後は、決まりの通り。
炭をつぎ、香を焚いた後、拝見を請われたら、香合を左手に受けて持ち、
身体を廻して、客付き正面に向き、香合の正面を廻して、
釜の左側を通って、右手で拝見に出す。
鐶を右手で取り、左右の手で鐶を釜にかけ、
釜を炭斗の方に引きながら、斜めにして釜を上げ易い所に置き、鐶を釜に預けて、
身体を風炉正面に向きなおり、釜を風炉に掛ける。
釜敷を右手で取り、一度左手であしらって、右手で炭斗に戻す。
後は、決まりの通り。
風炉から釜を釜敷に載せて、身体を斜めに廻して釜正面に向き、釜の据わりを見た後、
左右の手で鐶を握り、釜を真横にしながら、釜を下座側へ引く。
釜と炭斗の間に羽箒を置くので、その空きが出来る位置まで引く。
又、拝見に出す香合は、釜の右側を通って出すので、その様に出来る位置まで引き、右に引き過ぎない様にする。
釜を下座側に引く場合は、身体を客付き正面に向き直す事はしない。
釜の据わりを見る為に、身体を斜めに廻した状態のままで行う。
男女とも同じ。
香合を拝見に出す場合も、
身体を斜めに廻して、香合を釜の右側を通して出す。
香合を拝見に出してから、
そのまま、鐶を釜にかけ、釜を斜めにして釜を上げ易い所に引き、
鐶を釜に預けて、
身体を風炉正面に向きなおり、釜を風炉に掛ける。
釜敷を右手で取り、左手であしらって、右手で炭斗に戻す。
後は、決まりの通り。
2018-6-15 修正
身体を斜めに廻して、香合を釜の右側を通して出す。
香合を拝見に出してから、
そのまま、鐶を釜にかけ、釜を斜めにして釜を上げ易い所に引き、
鐶を釜に預けて、
身体を風炉正面に向きなおり、釜を風炉に掛ける。
釜敷を右手で取り、左手であしらって、右手で炭斗に戻す。
後は、決まりの通り。
2018-6-15 修正
このページ最下部の「ホーム」をクリックすると、私のブログのホームに飛びます。
登録:
投稿 (Atom)
