竹蓋置
引切(ひききり)とも言う。
引切(ひききり)とも言う。
青竹の蓋置は、茶事の濃茶に使う。薄茶では別の蓋置に替える。
青竹の蓋置には、1年目の竹を使う。
白竹の蓋置には、2~3年以上経った竹を冬に切って、油抜きして使う。
炉用、風炉用、炉風炉兼用(節なし)がある。
特殊な物で、表千家九代 了々斎好みの、
「根竹、三ツ節、炉風炉兼用」の蓋置がある。
小間で使う蓋置は、竹だけ。
広間では、水指運びの時に竹の蓋置を使う。
特殊な物で、表千家九代 了々斎好みの、
「根竹、三ツ節、炉風炉兼用」の蓋置がある。
小間で使う蓋置は、竹だけ。
広間では、水指運びの時に竹の蓋置を使う。
竹蓋置は、棚の上に飾り残す事はない。
柄杓、蓋置共に持ち帰る。
抱清棚では、柄杓を竹釘にかけ、
この時の蓋置は竹を使う。
2016年3月5日 「抱清棚」 を参照。
広間の風炉で、
運びの水指ではなく、置き水指ではあるが、台子・長板二つ飾りの場合、竹の蓋置を使う。
蓋置は、台子・長板の左端手前の畳の上に置き、柄杓を引く。
柄杓・蓋置は、飾り残さず、水屋に持ち帰る。
台子で二つ飾りをする事は少なく、薄茶点前に限って長板でする事が多い。
2016年5月11日 「風炉 大棚、長板」 を参照。
竹蓋置
利休好みは、炉・風炉共に、高さ 1寸8分(約5.5cm)。
根に近い方から炉用、その次の節から風炉用を取る。
竹の厚さが同じ位になる。
逆竹にして作る(根の方が上になる)。
直径は、炉用1寸8分位(約5.5cm)。
風炉用1寸6分位(約4.8cm)。
炉蓋置の節は、上下の中央より上にある。
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