稽古の時、
正客は、茶室に入り、床や道具を拝見した後、自分の座にすわるが、
詰(末客)が入室し、襖を閉めてから行う、正客に向かっての挨拶が終わるまでは、
正客は、扇子を右膝横に縦にして置いたままにしておく。
膝前に扇子を置いて、詰の挨拶を受けた後に、お尻の後に置きなおす。
茶事の後座でも同じ。
茶事の初座では、
正客・連客共に、
亭主との最初の挨拶がすむ迄は、右膝横に縦にして置いておく。
亭主は、席に入ると正客から順に「よくお出で頂きました」等の挨拶をする。
客は、その時扇子を前にして挨拶を返すが、その挨拶が終わったら、扇子をお尻の後に置きなおす。
扇子の先(要(かなめ)の反対側)を、
正客は、次客の方に向ける。
次客以下は、正客に向ける。
このページ最下部の「ホーム」をクリックすると、私のブログのホームに飛びます。
2017年7月26日水曜日
2017年7月23日日曜日
干菓子 季節に合わせた銘
色々な銘が付いた干菓子が全国各地にあるが、季節季節に合わせて出したくなるものである。
盛夏ともなると、季節に合わせると言うより、正反対の冬季の銘がついたお菓子の方が好ましい場合もある。
冬季の銘が付いた干菓子も種々あるが、一例として下記のようなものが全国的にも知られている。
薄氷(小矢部、五郎丸屋)
寒菊(長崎、梅寿軒など)
越乃雪(長岡、大和屋)
御所氷室(京都、鶴屋吉信)
笹の雪(能登、長生堂)
雪だるま(岐阜、奈良屋)
この様なお菓子が出て来ると、名前を聞いただけで涼しさを感じる。
これらの銘のお菓子は、冬季の物と言うより盛夏の物ではないだろうか。
季節に合わせるのではなく、季節と正反対の銘の菓子を出すのも好ましい。
なお、「霜ばしら(仙台、玉澤)」の様に、冬季限定で販売していて、冬にしか使えないものもある。
このページ最下部の「ホーム」をクリックすると、私のブログのホームに飛びます。
盛夏ともなると、季節に合わせると言うより、正反対の冬季の銘がついたお菓子の方が好ましい場合もある。
冬季の銘が付いた干菓子も種々あるが、一例として下記のようなものが全国的にも知られている。
薄氷(小矢部、五郎丸屋)
寒菊(長崎、梅寿軒など)
越乃雪(長岡、大和屋)
御所氷室(京都、鶴屋吉信)
笹の雪(能登、長生堂)
雪だるま(岐阜、奈良屋)
この様なお菓子が出て来ると、名前を聞いただけで涼しさを感じる。
これらの銘のお菓子は、冬季の物と言うより盛夏の物ではないだろうか。
季節に合わせるのではなく、季節と正反対の銘の菓子を出すのも好ましい。
なお、「霜ばしら(仙台、玉澤)」の様に、冬季限定で販売していて、冬にしか使えないものもある。
このページ最下部の「ホーム」をクリックすると、私のブログのホームに飛びます。
登録:
投稿 (Atom)