拭き漆 茶杓
利休から古田織部、細川三斎、小堀遠州頃までは、ほとんど拭き漆の茶杓である。
三代 元伯宗旦になると漆を拭いてない茶杓が多くなるそうである。
拭き漆の茶杓(写真)
土岐二三 作。1640年頃~1730年頃の有楽流の茶人。
拭き漆 茶杓の作り方
400年前にはどの様にして漆を拭いたのか知らないが、
現代 拭き漆の茶杓などを作るには、
茶杓を仕上げてから、
透明漆を塗り、すぐにそれを完全に拭き取ってしまう。
毎日一回 同時刻に同じことをする。
20日~30日くらい経つと、拭き漆の茶杓が出来るそうである。
以上