桐木地 吸江斎好み
杉木地 碌々斎好み
三井家のどなたかが入手した朝鮮唐津の水指の為に、小間の雰囲気を広間に取り入れられるように、吸江斎がこの棚を好まれたと聞いた事がある。
炉用と決まっている訳ではないが、風炉と並べると非常に窮屈になるので、炉用と言っても過言ではない。
水指は、運び。
湯返しは、しない。
蓋置は、竹を使う。
茶入の仕服は、緒の輪になっている方を竹釘(柄杓釘)に掛ける。
仕服の口は、棚の奥の方を向く。
柄杓は、合を竹釘に掛ける。
蓋置は、柄杓の柄の足元に置く。
「柄杓」と「仕服」を竹釘に掛ける(取る)時には、
居前から掛ける(取る)には、左手を使う。
柄杓の柄の節の少し上を、左手で竹の表皮の方から掴む。
棚正面で掛ける(取る)には、右手を使う。
柄杓の柄の節の少し上を、右手で竹の裏の方から掴む。
初炭の時、羽箒を竹釘に掛け、下に香合を置いても良い。
抱清棚 濃茶
抱清棚 薄茶
下記も参照
2016年12月1日「柄杓湯返し 竹蓋置 広間」
2015年5月27日「竹蓋置」
2020-3-2 修正
2020-12-10 参照項目追加
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