鳥の羽根を3枚重ねてある。「三羽」(みつばね)と言う。
一般的に、風炉の羽根は右側が広く、炉の羽根は左側が広いと言われている。
しかし、風炉と炉で羽根を替えている訳ではない。
炭点前の始まりで、炭斗から羽根と火箸を下すと、
風炉では、
風炉に近い方に、火箸を置き、並べて羽根を置く。
炉では、
炉に近い方に、羽根を置き、並べて火箸を置く。
炉に火箸が落ちない様に、羽根を炉に近い方に置くと思われる。
羽根の置き方は、
火箸の側に、羽根の狭い方を向ける原則がある。
よって広間の場合は、いわゆる風炉の羽根、炉の羽根と言われる通りに、羽根が使われる。
但し、向切(本勝手)の場合は、
炉の左側に炭斗を置くので、羽根の左側に火箸を並べる事になる。
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