腰掛の煙草盆などの置き方と扱い
腰掛の下座側(正客座の反対、お詰の側)に、必要数の円座を重ね、
その円座の上に、煙草盆の正面を横にして(正客の方に向けて)、置いてある。
正客は腰掛に来たら、先ず正客と次客の間に、煙草盆の正面を正客の方に向けて置いて、
自分の円座を置いて、そのまま円座に腰を下ろす。
又は、
先ず円座を並べて、正客の円座と次客の円座の間に、煙草盆の正面を正客の方に向けて置いて、自分の円座に腰を下ろす。
正客に円座や煙草盆を扱わせたら失礼だと思われる場合には、次客以下の誰かが、正客に断って、円座や煙草盆を正客に替って動かす事。
例えば、自分の師匠(先生)のお供で茶事に連れて行って頂いた場合などが、これに当たる。
席入りする場合には、お詰が円座と煙草盆を、初めに置いてあった通りに戻しておく。
お詰以外の客は、夫々の円座を、座っていた腰掛の背中に立てかけてから、蹲に向かう。
腰掛の上座側は、茶室に近い方にある。
寄付に出す煙草盆には、キセルを付けないが、腰掛・茶室内に出す煙草盆にはキセルを付ける。
2016年3月3日 「腰掛 円座 煙草盆 手あぶり 茶事」を参照のこと。
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