一閑 久田宗全 好み (千家五代 随流斎の兄)
桐木地 千家六代 覚々斎 好み (久田宗全の子)
桑木地 千家七代 如心斎 好み (覚々斎の子)
三重棚は久田宗全が初めて好んだが、その後父子三代にわたって三重棚を好まれている。
三重棚は、普通炉の時期だけに使う。
三重棚の天板は、ない物として扱う。
二重棚(にじゅうだな)
三重棚を基に、千家十代 吸江斎が溜塗二重棚を初めて好んだ。
吸江斎好みの二重棚には、地板がないが、地板のある二重棚も、明治以後宗匠方によって、好まれている。
溜塗 十代 吸江斎 好み 地板なし
糸巻 十一代 碌々斎 好み 地板なし
桐木地 十二代 惺斎 好み 地板なし
桑木地 十二代 惺斎 好み 地板なし
飛騨春慶糸巻 十二代 惺斎 好み 地板あり
杉木地糸巻 十二代 惺斎 好み 地板あり
糸巻透かし 十二代 惺斎 好み 地板あり
二重棚は、炉風炉共に使う。
地板がない二重棚では、水指は運び。
柄杓・蓋置を飾り残すので、蓋置は竹でなく焼物等を使う。
柄杓・蓋置は、天板に「入り飾り」又は天板右端に「リ飾り」で飾り残す。
下の棚には、薄茶器。
吸江斎好み 溜塗二重棚
惺斎好み 杉木地糸巻二重棚
十代 吸江斎
2016-09-07 修正
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