茶カブキ
客が入室する前に、
亭主は棚の上の茶カブキ盆に掛けた掛帛紗を外して、本茶の棗を入れ替える。
女の先生方は、男子が掛帛紗の外した後、どの様にして持ち帰るかをご存知ない方もおられるので、その方法を書いてみた。
掛帛紗
ワサを手前に横中央の折り目を山にして、茶カブキ盆に掛けておく。
掛帛紗の横中央の折り目の所を左右同時にとって、持ち上げる。
膝の上にとって、左側→右側の順に中側に折り畳む。
左膝脇に置く。
本茶棗を入れ替える。
掛帛紗を更に二つ折りにして、懐(ふところ)に入れて水屋に下がる。
女子は、懐が狭く、懐に入れられないので、左手に持って水屋に下がる。
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2019年5月5日日曜日
2019年5月3日金曜日
ギッチョ炭 名称由来
短い炭を「ぎっちょ炭(ぎっちょう炭)」と言う。
丸ギッチョ、割りギッチョの2種類ある。
ギッチョとは、妙な名前だなと思っていた。
馬に乗った競技者が、玉(毬)を棒で打って(又は掬って)、相手陣に入れる競技が、奈良・平安時代に唐から伝わった。
唐では、「打毬戯」と呼ばれた。
中央アジアに始まったものが、ヨーロッパに伝わって「ポロ」となり、
唐に伝わって「打毬戯」になった。
日本では、「打毬 だきゅう」と呼ばれ、初めは馬に乗って行われたが、徒歩で行われるようになり、又民間でも行われる様になり、更に江戸時代には子供の正月の遊びとなっていた。
なお、馬に乗って争う「打毬」も、今でも宮内庁その他に残っていて、行われている。
毬を打つ道具を「打毬杖 だきゅうじょう」と言う。
それが、「ぎっちょう・ぎっちょ」と言われるようになり、
漢字では「毬杖」「毬打」「毬枝」等と書く。
古くは、今のホッケーのスティックの形をしていたが、
後には、「ぎっちょう・ぎっちょ」は、柄の長い木槌(きづち)の形をしていた。
「ぶりぶりぎっちょう」、「玉ぶりぶり」とも言う。
その頭の部分に似ていることから、「ギッチョ炭(ぎっちょう炭)」と言う。
江戸時代には、彩色し、車輪を付け、頭の先端に柄を取り付けたものが正月の男の祝いの玩具として売られ、贈答用にも使われた。
頭の部分は、六角柱(又は八角柱)になっている。
その形が、香合に取り上げられ「ぶりぶり香合」として祝いの席などに使われている。
「左義長 さぎちょう」
小正月(1月15日)に行われる左義長(どんど焼き)も、「ぎちょう」に関連がある。
平安時代に、清涼殿前で青竹に毬杖(ぎちょう)を3本結んで火を点けて吉兆を占う行事があった。
三本の毬杖を結んだところから「三毬杖 さぎちょう」と言われた。
この行事が民間に伝わり、「左義長 さぎちょう」になった。
下記も参照
2015年3月3日「炭の寸法」
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丸ギッチョ、割りギッチョの2種類ある。
ギッチョとは、妙な名前だなと思っていた。
馬に乗った競技者が、玉(毬)を棒で打って(又は掬って)、相手陣に入れる競技が、奈良・平安時代に唐から伝わった。
唐では、「打毬戯」と呼ばれた。
中央アジアに始まったものが、ヨーロッパに伝わって「ポロ」となり、
唐に伝わって「打毬戯」になった。
日本では、「打毬 だきゅう」と呼ばれ、初めは馬に乗って行われたが、徒歩で行われるようになり、又民間でも行われる様になり、更に江戸時代には子供の正月の遊びとなっていた。
なお、馬に乗って争う「打毬」も、今でも宮内庁その他に残っていて、行われている。
毬を打つ道具を「打毬杖 だきゅうじょう」と言う。
それが、「ぎっちょう・ぎっちょ」と言われるようになり、
漢字では「毬杖」「毬打」「毬枝」等と書く。
古くは、今のホッケーのスティックの形をしていたが、
後には、「ぎっちょう・ぎっちょ」は、柄の長い木槌(きづち)の形をしていた。
「ぶりぶりぎっちょう」、「玉ぶりぶり」とも言う。
その頭の部分に似ていることから、「ギッチョ炭(ぎっちょう炭)」と言う。
江戸時代には、彩色し、車輪を付け、頭の先端に柄を取り付けたものが正月の男の祝いの玩具として売られ、贈答用にも使われた。
頭の部分は、六角柱(又は八角柱)になっている。
「左義長 さぎちょう」
小正月(1月15日)に行われる左義長(どんど焼き)も、「ぎちょう」に関連がある。
平安時代に、清涼殿前で青竹に毬杖(ぎちょう)を3本結んで火を点けて吉兆を占う行事があった。
三本の毬杖を結んだところから「三毬杖 さぎちょう」と言われた。
この行事が民間に伝わり、「左義長 さぎちょう」になった。
下記も参照
2015年3月3日「炭の寸法」
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2019年4月21日日曜日
2019年2月14日木曜日
茶事 案内、前礼、礼状の実際
2015年1月に、茶事の案内から礼状迄の流れを書いたが、
これは、客が亭主との立場が同等ないし同等に近い方の場合であり、
常にこの流れで進行する訳ではない。
2015年1月14日「茶事 案内状 返書 前礼 礼状」を参照。
2017年1月12日「手紙 名宛人・差出人 書き方」を参照。
亭主と客との関係がどうであるのかを考慮しなければならない。
客が、亭主の師匠であったり、社会的地位が高い方であったり様々であるが、
亭主なりに配慮する必要がある。
例えば、亭主の師匠が客の時には、
案内状から出席の返事までは通常通りだろうが、
前礼と礼状は通常と異なる配慮も必要だろう。
前礼は、客からではなく、亭主から客に対して前礼をする、
又、礼状も客からではなく、亭主から客に対してする等になるだろう。
何しろ、亭主と客の関係をよく考えた上で、行動する必要があると思う。
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尺 間 寸法 長さ単位
重さの単位に「匁」があるが、
2016年9月20日 「匁 斤 重さ」参照
長さには、「尺・寸」「間」等がある。
「尺」は、「曲尺かねじゃく」と「鯨尺くじらじゃく」の区別がある。
明治以降、「曲尺」は、約30.3cm。「鯨尺」は、約37.9cm。
明治時代、「曲尺」の1尺は、10/33メートルと決められた。
和服や帯の寸法に使うのが、「鯨尺」。
その他の寸法に使うのが、「曲尺」となっている。
「曲尺」の1尺 = 「鯨尺」の8寸。
「鯨尺」の1尺 = 「曲尺」の1尺2寸5分。
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2016年9月20日 「匁 斤 重さ」参照
長さには、「尺・寸」「間」等がある。
「尺」は、「曲尺かねじゃく」と「鯨尺くじらじゃく」の区別がある。
明治以降、「曲尺」は、約30.3cm。「鯨尺」は、約37.9cm。
明治時代、「曲尺」の1尺は、10/33メートルと決められた。
和服や帯の寸法に使うのが、「鯨尺」。
その他の寸法に使うのが、「曲尺」となっている。
「曲尺」の1尺 = 「鯨尺」の8寸。
「鯨尺」の1尺 = 「曲尺」の1尺2寸5分。
お茶の道具は、布の物であっても「曲尺」を使う。
畳や建物には、「間」を使う事がある。
「間」は、柱と柱の間を言い、元々寸法の単位ではなかった。
長さの単位は、「尺」であった。
太閤検知で有名であるが、豊臣秀吉が租税の為に土地の測量を行ったが、それの単位に「間」が使われた。
太閤検知の場合は、1間=6尺3寸。
明治時代に、1間=6尺に決められた。
茶室に使われる「間」「尺」の関係は、次になる。
京間では、
建物を言う場合は、1間=6尺5寸。 畳を言う時には、1間=6尺3寸。
江戸間では、
建物を言う場合は、1間=6尺。 畳を言う時には、1間=5尺8寸。
2019-5-5 文字修正
2018年12月20日木曜日
平炭斗 炭点前 炉
炭斗には、竹のザルの様な形をした、大きい平たい物もある。
この様に平たい炭斗には、少し深めの炭斗とは違って、火箸に鐶を掛けて持って出る事が出来ない。
普段の様に火箸が置けないからである。
この様な炭斗に炭を組む時には、炭台と同じ様に組めばよい。
但し、小奉書を敷く事はない。
炭点前も、炭台の点前に習ってすればよい。
下記を参照の事
2019年6月2日 「平炭斗 炭点前 炉(2)」
2015年1月7日 「炭台 炭点前 炉」
2015年1月7日 「炭台 炭その他の配置」
2019-1-10 修正
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この様に平たい炭斗には、少し深めの炭斗とは違って、火箸に鐶を掛けて持って出る事が出来ない。
普段の様に火箸が置けないからである。
この様な炭斗に炭を組む時には、炭台と同じ様に組めばよい。
但し、小奉書を敷く事はない。
炭点前も、炭台の点前に習ってすればよい。
下記を参照の事
2019年6月2日 「平炭斗 炭点前 炉(2)」
2015年1月7日 「炭台 炭点前 炉」
2015年1月7日 「炭台 炭その他の配置」
2019-1-10 修正
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2018年10月14日日曜日
蓋置の扱い(置く、取る)
仕組んだ建水から蓋置を取る場合
左手で柄杓を取り上げ、右手を使いながら、柄杓を左手で左脚上に構える。
柄杓を構えたまま、右手で蓋置を取り、そのまま右手で定所に置く。
蓋置を握る右手の親指は、蓋置正面に当て、そのまま右手で定所に置く。
女子の場合は、
左手で柄杓を持ち上げ、右手で蓋置を取り出し、左手の柄杓はそのまま建水に戻す。
右手の蓋置を、左手の平に載せ、右手で握り直して、定所に置く。
女子も男子も、一度左手の平に蓋置を載せ、右手で握り直して置く場合には、
右手の親指は無理に蓋置正面に当てる必要はないだろうと思う。
握り易いように、右手は握ればよいと思っている。
右手の親指を蓋置正面に当てて悪い事もないだろう。
男子は、特殊な場合を除けば、右手で蓋置を取り、そのまま握り替えずに蓋置を置くので、蓋置の正面に親指を当てる必要がある。
しかし、左手の平の上で握り替える場合には、無理に蓋置正面に親指を当てる必要もないと思う。
次も参照
2021年6月19日 「竹の蓋置」
左手で柄杓を取り上げ、右手を使いながら、柄杓を左手で左脚上に構える。
柄杓を構えたまま、右手で蓋置を取り、そのまま右手で定所に置く。
蓋置を握る右手の親指は、蓋置正面に当て、そのまま右手で定所に置く。
女子の場合は、
左手で柄杓を持ち上げ、右手で蓋置を取り出し、左手の柄杓はそのまま建水に戻す。
右手の蓋置を、左手の平に載せ、右手で握り直して、定所に置く。
女子も男子も、一度左手の平に蓋置を載せ、右手で握り直して置く場合には、
右手の親指は無理に蓋置正面に当てる必要はないだろうと思う。
握り易いように、右手は握ればよいと思っている。
右手の親指を蓋置正面に当てて悪い事もないだろう。
男子は、特殊な場合を除けば、右手で蓋置を取り、そのまま握り替えずに蓋置を置くので、蓋置の正面に親指を当てる必要がある。
しかし、左手の平の上で握り替える場合には、無理に蓋置正面に親指を当てる必要もないと思う。
次も参照
2021年6月19日 「竹の蓋置」
2016年1月11日 「柄杓を構える 左手 握り方」
2015年10月6日 「柄杓・蓋置 飾り残し」
2015年10月1日 「風炉 大板(敷板)(4) 飾り残し柄杓を使う」
2015年10月1日 「風炉 大板(敷板)(3) 点前の終わり」
2015年10月1日 「風炉 大板(敷板)(2) 点前の始め」
2019-5-5 一行追加
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2015年10月6日 「柄杓・蓋置 飾り残し」
2015年10月1日 「風炉 大板(敷板)(4) 飾り残し柄杓を使う」
2015年10月1日 「風炉 大板(敷板)(3) 点前の終わり」
2015年10月1日 「風炉 大板(敷板)(2) 点前の始め」
2019-5-5 一行追加
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