後炭 釜に水を足す 茶事
稽古は別として、
茶事では、濃茶にゆっくり時間をかけて、一座楽しんで過ごすと、
どうしても火相が多少衰えて、薄茶の前に炭を次ぐ必要が出てくると思われる。
これを後炭と言う。
薄茶を差し上げるに十分のお湯が残っておれば、水を差さなくても宜しいが、
必要であれば釜に水を足す。
この釜に足す水は、必要最小限の量にしておく。
多量の水を足してしまうと、湯相が整うのに時間がかかる為、
薄茶を差し上げるのが遅くなり、茶事の時間が長くなり過ぎるからである。
参照
2018年4月21日 「後炭 準備 茶事」
「薄茶を差し上げるに十分のお湯が残っておれば、水を差さなくても宜しいが、
返信削除必要であれば釜に水を足す。
この釜に足す水は、必要最小限の量にしておく。」
私はお茶事での後炭の経験があまりなく、お稽古としての後炭ばかりでしたので、足す水の量は常に鐶付の上の位置までと思っていました。
水の量は状況をよく考えて決めなければいけないということ、大変勉強になりました。
貴重なお教えをありがとうございました。