茶事、点前、亭主の所作、客の所作、道具と扱いについて、私の覚えを綴ります。
初めまして、いつも拝見させていただいて勉強しております。可能であればご教示賜りたいと思いコメントさせていただきました。小間3畳台目中柱二重吊り棚において、続き薄をする場合ですが、茶器と茶入置きかえをする際に、茶入を二重棚の下の段に置いておくことはできるのでしょうか。後座の時に吊り棚の上に茶器を置いておくことはできないようですが、これは客に断りもしないで続き薄前提として棚に置いておくことが失礼にあたり置けないということなのかと推察してるところですが、それであれば茶入を拝見まで棚に置いておくことは可能なのかと思っています。定本や独習などには小間の点前に関する記述が少なく堀内宗心宗匠のDVDでは棚には乗せてはいませんでした。仙谷さまの場合どうなさっているのでしょうか。何卒、よろしくお願いいたします。
コメント有難うございます。私の小間は、一畳台目半板入り水屋洞庫付きと言うのでしょうか、吊り棚は付いておりませんので 適確なお答えにはなりません事をお詫びしておきます。私の場合は、後座濃茶の時には 水屋洞庫の棚に薄茶器を飾っております。これでは参考にもなりませんね。二重吊り棚のある小間をお持ちの知合いに尋ねてみましたが、茶入薄茶器を置かない理由はご存知ではありませんでした。さて、小間吊り棚がある場合の続き薄茶について、濃茶が終わって、建水を持ち帰る→ 煙草盆と菓子器を出す→ 薄茶器と建水を持ち出す→薄茶を点てる→ 茶入と薄茶器を入れ替え 茶入は薄茶器仮置きの所に置く→ 薄茶を点てる ・・・茶入は 仮置きの場所のままに置いておいて動かさない、で進行していくと思います。後座の最後には、吊り棚に柄杓蓋置を飾って終わる。始まり、途中、終りにも、吊り棚には 茶入茶器は置かない と思います。せたねこ様のおっしゃる通りですね。問題は、なぜ吊り棚に茶入を置かないか、薄茶器も置かないか ですね。釣り棚には、香合を置く。柄杓・蓋置は飾り残す。しかし、茶入・薄茶器は置かない。何故か理由は分からない。 回答には全然なっていません。申し訳ありません。しかし、吊り棚に飾る柄杓は湯返しをしませんので、吊り棚は水に濡れる物として扱っています。水に濡れる棚には濡らすべきでない茶入茶器は置かない と言う事でしょうか?そうであれば、格の低い香合は 濡れても仕方と考えるのですね。「後座の時に吊り棚の上に茶器を置いておくことはできないようですが、これは客に断りもしないで続き薄前提として棚に置いておくことが失礼にあたり置けないということなのか」→ これはそうではなく、上記の考えで行けば、濡れては困る物だから 茶入茶器を置かないとの理由の為だと思います。このような回答で申し訳ありません。
仙谷様ご丁寧な回答ありがとうございます。おっしゃる通り、「吊り棚に飾る柄杓は湯返しをしませんので」という観点は、重要な要素と感じました。特に湿気や水分に敏感な道具については注意が必要となりますので茶入、茶器は同じ棚に置かないということで納得できます。本当にありがとうございました。ところで、一畳台目半板入り水屋洞庫付の小間と聞いて唸ってしまいました。究極の詫び数寄ですね。
せたねこ様この件(吊り棚と茶入茶器)について ブログに1項をたてて書くことに致します。
仙谷様ご連絡ありがとうございます。広く知識を共有することは賛成ですし、尽力する仙谷様の姿勢に脱帽です。よろしくお願いいたします。
初めまして、いつも拝見させていただいて勉強しております。
返信削除可能であればご教示賜りたいと思いコメントさせていただきました。
小間3畳台目中柱二重吊り棚において、続き薄をする場合ですが、茶器と茶入置きかえをする際に、茶入を二重棚の下の段に置いておくことはできるのでしょうか。
後座の時に吊り棚の上に茶器を置いておくことはできないようですが、これは客に断りもしないで続き薄前提として棚に置いておくことが失礼にあたり置けないということなのかと推察してるところですが、それであれば茶入を拝見まで棚に置いておくことは可能なのかと思っています。
定本や独習などには小間の点前に関する記述が少なく堀内宗心宗匠のDVDでは棚には乗せてはいませんでした。仙谷さまの場合どうなさっているのでしょうか。
何卒、よろしくお願いいたします。
コメント有難うございます。
削除私の小間は、一畳台目半板入り水屋洞庫付きと言うのでしょうか、吊り棚は付いておりませんので 適確なお答えにはなりません事をお詫びしておきます。
私の場合は、後座濃茶の時には 水屋洞庫の棚に薄茶器を飾っております。
これでは参考にもなりませんね。
二重吊り棚のある小間をお持ちの知合いに尋ねてみましたが、茶入薄茶器を置かない理由はご存知ではありませんでした。
さて、
小間吊り棚がある場合の続き薄茶について、
濃茶が終わって、建水を持ち帰る→ 煙草盆と菓子器を出す→ 薄茶器と建水を持ち出す→薄茶を点てる→ 茶入と薄茶器を入れ替え 茶入は薄茶器仮置きの所に置く→ 薄茶を点てる ・・・
茶入は 仮置きの場所のままに置いておいて動かさない、で進行していくと思います。
後座の最後には、吊り棚に柄杓蓋置を飾って終わる。
始まり、途中、終りにも、吊り棚には 茶入茶器は置かない と思います。
せたねこ様のおっしゃる通りですね。
問題は、なぜ吊り棚に茶入を置かないか、薄茶器も置かないか ですね。
釣り棚には、香合を置く。柄杓・蓋置は飾り残す。
しかし、茶入・薄茶器は置かない。
何故か理由は分からない。
回答には全然なっていません。申し訳ありません。
しかし、吊り棚に飾る柄杓は湯返しをしませんので、吊り棚は水に濡れる物として扱っています。
水に濡れる棚には濡らすべきでない茶入茶器は置かない と言う事でしょうか?
そうであれば、格の低い香合は 濡れても仕方と考えるのですね。
「後座の時に吊り棚の上に茶器を置いておくことはできないようですが、これは客に断りもしないで続き薄前提として棚に置いておくことが失礼にあたり置けないということなのか」
→ これはそうではなく、上記の考えで行けば、濡れては困る物だから 茶入茶器を置かないとの理由の為だと思います。
このような回答で申し訳ありません。
仙谷様
削除ご丁寧な回答ありがとうございます。
おっしゃる通り、「吊り棚に飾る柄杓は湯返しをしませんので」という観点は、重要な要素と感じました。
特に湿気や水分に敏感な道具については注意が必要となりますので茶入、茶器は同じ棚に置かないということで納得できます。
本当にありがとうございました。
ところで、一畳台目半板入り水屋洞庫付の小間と聞いて唸ってしまいました。
究極の詫び数寄ですね。
せたねこ様
削除この件(吊り棚と茶入茶器)について ブログに1項をたてて書くことに致します。
仙谷様
返信削除ご連絡ありがとうございます。
広く知識を共有することは賛成ですし、尽力する仙谷様の姿勢に脱帽です。よろしくお願いいたします。