2015年10月1日木曜日

風炉 大板(敷板) (1)

風炉 大板(敷板) (1)

1尺4寸(約42.4cm) 四方。
風炉の長板を半分にしたもの。

真塗 ・・ 紹鴎好み
ケヤキ地 黒掻合せ塗り ・・ 利休形
アメリカ産松 掻合せ塗り ・・ 吸江斎拝領の瀬戸大水指の敷板として碌々斎が好む
鎌倉彫り ・・ 惺斎好み
カンナ目 ・・ 即中斎好み
不審菴伝来の古形は、細かい荒目板

勝手から三目(時には五目)に大板を置く。

表千家では、風炉・大板で、中置にする事はない。

棚は置かないが、点前の終わり、茶碗と茶器の置き合せは水指の前。中仕舞にはしない。

水指の位置は、空きの左右真ん中。

蓋置は、竹でなくて良い。 陶器など。

柄杓・蓋置を飾り残す時には、湯返しをする。
竹の蓋置を使った場合は、飾り残さない。

大板には、鉄風炉や大きな風炉は似合わない。




このページ最下部の「ホーム」をクリックすると、私のブログのホームに飛びます。

2 件のコメント:

  1. お世話になっております。
    大板濃茶の時。
    仕服の置き場所は。どこになりますか教えてください。

    もう一つお願いがあります。
    蓋置の扱いを教えてください。取り出すとき、動かすとき、かざるときなど
    蓋置のどこをどのように持ったら良いのか自信がありません。
    どうぞよろしくお願いいたします。

    返信削除
    返信
    1. コメント有難うございます。
      2018年10月14日「蓋置の扱い(置く、取る)」「濃茶 仕服を置く場所」を
      アップしてみました。
      大板の仕服を置く場所は、「風炉の右側に水指を置く場合」に相当します。
      蓋置の扱いも記してみましたが、女子であれば余りかたくなに親指を当てる場所を決める必要はないのではないかな~、と言うのが私の考えです。
      あくまでも私の考えです。

      削除