茶筅飾は習事の一つであるが、本にもなっているので書いてみた。
今は飾物と習事に分かれているが、以前は習事十三箇条として一つにまとめられていた。
即中斎十三代家元のお話しでは、習事は小習とも言って、稽古のことを言い、初心者の稽古を意味するらしい。
しかし、中身は初心者の稽古とは言えないものばかりとなっている。
茶筅飾
亭主が正客から茶杓を頂いたので、亭主は茶筅飾りにしたと仮定して、話しをすすめる。
(1)席入り前の準備
支度用の茶碗に、茶巾・茶筅・茶杓をいつもの通り仕組んで水指前に持ち出す。
帛紗で水指の蓋を清める。
帛紗を腰につける。
茶杓を右手で取り、水指の蓋の右側半分の中央に載せる。
茶杓は上向き置く。
水指の蓋の大きさにかかわらず、茶杓の手前を一寸ばかり蓋の端から出しておく。
茶筅を右手で取り、左手に持たせ、右手で茶巾を蓋に載せる。
左手の茶筅を右手に持ち直して、茶巾に載せる。
点前に使う茶碗をよく拭ききり、仕服に包んだ茶入を茶碗に入れて、普段茶入を飾る水指前に置く。
水指が共蓋の場合は、茶杓は水指蓋の上に置かず、茶入の入った茶碗の右側に下向きに載せておく。
(2)点前
柄杓蓋置を仕組んだ建水を、左膝の横に置いて、茶道口で一礼。
居前のまま、茶碗を両手で取り、膝前向こう寄りに両手で置く。
左手を茶入に添えて、茶入を茶碗から取り出す。
茶入の底が茶碗から離れたら、左手は茶入から離す。
後は、いつもの通り。
(3)ご三器拝見
亭主が茶杓を正客から頂いたと仮定しているので、
亭主は、正客に茶杓のお礼を申し、正客から茶杓の話しを伺う。
但し、
稽古でない茶事の場合は、初座で茶杓のお礼を言っているはずなので、それなりの茶杓の話しになると思う。
以上
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