2025年12月31日水曜日

炭台の炭点前の初め 火箸の扱い 炉

柄杓立がない場合
点前の始まりに、羽箒に並べて火箸を下ろすか否か。

炭台は炭斗に余裕がある為、
柄杓立がない場合には、
点前の始めに 火箸を下ろすか否か 2通りのやり方がある。

(1)炭斗と炉の間に、羽箒のみ下ろす。
火箸は炭斗に残し、畳に下ろさない。
特に邪魔にならないので、炭斗に残したままにしておく。

(2)いつも炭点前の通り、炭斗と炉の間に、羽箒と火箸を下ろす。

「定本 茶の湯 表千家」而妙斎版では、
柄杓立がない場合には、下ろしてない写真を使ってある。
ただし、炭台から火箸は下ろさないとは書いてない。

しかし、
而妙斎宗匠・猶有斎宗匠のお考えは知らないが、
内弟子宗匠の間では、火箸を下ろさない方と下ろす方の両方ある様で、
自分の考え方で どちらでも良いと思われる。

但し、柄杓立がある場合には、羽箒に並べて火箸を置く。

平炭斗の場合も同様。

下記も参照
2025年12月17日 「炭台の炭点前、紙釜敷、大棚の炭点前関連テーマ
2022年3月31日 「炭斗 羽箒 火箸 香合を下ろした後 鐶と枝炭 炉
2015年1月7日 「炭台 炭点前 炉

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