茶道 表千家 (茶事~稽古)(所作~点前)
茶事、点前、亭主の所作、客の所作、道具と扱いについて、私の覚えを綴ります。
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2023年4月9日日曜日
旅箪笥 点前の終わり 柄杓を棚に掛ける
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旅箪笥の点前の終わりに柄杓を棚に掛ける(飾る)。 その順序が何種類かあるように感じられるが、実は同じ順序になっている。 薄茶で水指を引き出して使う場合が基本となっている。 小棚で柄杓蓋置を飾る場合と何ら変わりはない。 (Ⅰ)薄茶 水指を引き出して使う場合(基本になる) (1)点...
2022年2月21日月曜日
結び柳
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正月(初釜にも)の床飾りに使う。 掛け柳とも言う。 表千家家元令和4年の初釜では、青竹の花入を掛けて、白椿に結び柳を添えて生けられていたようだ。 結び柳の起源は、諸説あるがよく分からない。 利休が、秀吉から拝領の柳を花入に入れた時、柳の先が畳につかない様に丸めて生けたとの話しが...
2021年4月9日金曜日
旅箪笥 柄杓・蓋置飾り残し 棚板 炉
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旅箪笥 柄杓・蓋置を飾り残す時は、湯返しをする。 蓋置は、竹でなく焼物などを使う。 柄杓を棚に掛ける時、 点前の終りに棚に掛ける時は、居前のままで左手で掛ける。 棚正面から掛ける時は、右手で掛ける。 どちらの場合も、柄の裏から節の少し上を持って掛ける。 棚に飾ってある柄杓を使って...
2021年4月1日木曜日
旅箪笥 中棚の3通りの扱い 薄茶 炉
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旅箪笥は、炉の終り頃よく使われるが、本来は季節を選ぶ棚ではない。 炉の時季であればいつ使ってもよい棚である。 また、釣釜と取り合わせて使う事も多いが、釣釜と取り合わせて使わなければならないものでもない。 薄茶の場合、点前の始まりに旅箪笥の中棚を扱うには、3通りある。 (1)濃茶の...
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2020年12月9日水曜日
抱清棚 初炭 羽箒の扱い
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抱清棚 柄杓釘(竹釘)に羽箒を掛ける。 羽箒の下の畳の上に香合を置く。 中棚には濃茶入を飾る。 炭斗を運び出し、灰器も運び出す。 体を棚正面に回し、 右手で羽箒を取ってから、左手を使って持ち直して、右手で膝前に膝と平行に置く。 取り方は、 右手で羽箒の柄を取る。 羽箒の柄を取った...
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2020年4月19日日曜日
お茶湯 炉
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お茶湯(おちゃとう) 炉 座敷飾りの中で、佛様にお茶を供える時に行う。 利休忌などに行う。 茶筅を使わない。 お湯を入れた茶碗に、お茶を落とすだけにする。 床には、利休忌であれば利休画像などを掛け、 前に花台(薄板などでも)を置き、花台中央に花入れを置き、花を供え...
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2020年1月12日日曜日
大棚 水指の蓋 扱い方 炉
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炉の大棚。 居前から水指の蓋を取る 台子等の大棚や長板で、地板の上の右側に水指を置いている場合、 (台子や長板の諸飾り、利休袋棚など) 居前から水指の蓋を取る時は、 右手で取り、右手で水指に立て掛ける。 右手 → 左手 → 右手 蓋をする時は、そのうち返しとなる...
2019年10月6日日曜日
茶通箱
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茶通箱には、「二つ入り茶通箱」と「三つ入り茶通箱」がある。 二つとも水屋の物である。 相伝の茶通箱で使われるのは、「二つ入り茶通箱」である。 小間の水屋には、「二つ入り茶通箱」を使う。 広間の水屋には、「三つ入り茶通箱」を使う。 広間では客人数が多い場合があるので...
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2019年4月21日日曜日
踏込床
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床の面が座敷の畳面と同じ高さの床を「踏込床」(ふみこみどこ)と言う。 板床が多い。 畳敷の踏込床が、時代を下がると板床になっていった。 3代元伯宗旦の頃に、板床に工夫されて行ったようだ。 6代覚々斎原叟が好んだ「原叟床」及び 聚光院の「桝床」が有名。 原叟床、桝...
2018年3月16日金曜日
稽古 お辞儀 総礼 茶事(2)
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お茶を習い始めた頃には、いつ誰に対してお辞儀するものやら、中々分からない。 いつの間にか自然に身についてくるが、お辞儀の意味が分かって来るのは、随分後になる。 点前の途中のお辞儀は何故しているのか再度書いてみた。 稽古であれば、 始めに、亭主役は、茶碗を膝前に置き、襖...
2018年2月11日日曜日
道具 仮置き 客
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拝見その他で、客が亭主の道具を手元に持って来て仮置きする場合がある。 お茶の習い始めには、どちらからどの順番で並べるか迷う事がよくあった。 理屈を知らないから迷いが出て来るので、出来るだけ理屈を知り、考える様にした方がよい。 道具の仮置きについて、濃茶の御三器(茶入、茶杓...
2018年1月12日金曜日
紹鴎棚 地袋の柄杓・蓋置を使う 薄茶 炉
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紹鴎棚を使っている時、 濃茶の終りに、柄杓と蓋置を地袋の左袋戸の中に飾り残すことがある。 この飾り残した柄杓・蓋置を使って薄茶を始めるには、普段あまりしない様な手順を踏むので、ここに記してみた。 紹鴎棚 飾り残した柄杓・蓋置を使って薄茶の点前を始める場合、 茶碗を水屋...
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2017年11月22日水曜日
四方棚 柄杓・蓋置
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昔は四方棚を「半台子」「利休水指棚」「角棚すみだな」とも言った。 利休形 ・・ 桐木地、四隅は直角、本歌は、家元に伝来している。 江岑好み ・・ 桐木地、四隅を丸くしている。 惺斎好み ・・ 松の木、摺り漆、縁は溜塗、四隅は丸い。 惺斎好み ・・ 青漆、爪紅、四隅は丸い...
2017年10月26日木曜日
風炉 台子(又は長板)一つ置き/大板 柄杓・蓋置
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風炉 台子(又は 長板)一つ置き 及び 大板の時の柄杓・蓋置の扱い 台子または長板の一つ置きの場合 (始まり) 左手に柄杓を構え、 右手で蓋置(親指は蓋置正面)を、正面右向きにして風炉の左側手前(地板の上)に置く。 柄杓を右手に持ち直し、蓋置に真横(地板の上)...
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2017年10月9日月曜日
茶碗と茶器(茶入)の置き合せ 道具の格
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点前の始まりで水指の前に茶碗と茶器(茶入)を置き合せるが、 格の高い物(重要な物、茶入や茶器)を客付きに置いている。 本勝手であれば、客付きである茶碗の右側に茶器(茶入)を置く。 薄茶の運びであれば、 格の高い道具を持つ右手に格の高い茶器を持って、格の低い道具を持つ左手...
2017年6月17日土曜日
畳の境に坐った時 客
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客の人数の関係で、次客等が客畳の境目に坐る場合がある。 境目ぎりぎりに坐る事もあれば、境目に右脚がのる事もある。 出帛紗が添えられた濃茶茶碗などの様に、ひとかたまりになって来た道具は、左右どちらかの畳に一塊になった状態で置いた方が良い。 二つの畳に別れ別れになった状態で置...
2017年5月11日木曜日
前茶 茶事
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数か月前招かれた茶事では、濃茶が懐石の前に出されたが、初めての経験だったので、少し調べてみた。 前茶の茶事と言うらしい。 寒季に行われる夜咄や暁の茶事で、温まって頂きたいと、初座席入の直ぐ後に薄茶を供されるのも前茶と言うが、それとは別物である。 前茶の茶事は、正午の茶...
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2016年12月6日火曜日
置き道庫 広間 炉 濃茶
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家元の祖堂は、道安囲いになっており、点前座の勝手側(左側)には引き戸が付いて、道庫が仕組まれている。 この道庫には底が付いておらず、持ち運びが出来るようになっている。 このような道庫を広間に置いて、棚物として使う特殊なやり方がある。 台目棚と同じ様に、広間で小間の台目切り...
2016年12月1日木曜日
柄杓湯返し 竹蓋置 広間
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柄杓の湯返し 棚として作ってある物(棚)に、柄杓を飾り残す時には、基本的に湯返しをする。 塗りの棚でも木地の棚でも、湯返しをする。 桐木地の丸卓、木地の旅箪笥も同様で、湯返しをする。 棚ではないが、風炉の大板の場合も、湯返しをする。 蓋置も焼物の蓋置を使う。 水に...
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2016年9月6日火曜日
三重棚と二重棚
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三重棚(さんじゅうだな) 一閑 久田宗全 好み (千家五代 随流斎の兄) 桐木地 千家六代 覚々斎 好み (久田宗全の子) 桑木地 千家七代 如心斎 好み (覚々斎の子) 三重棚は久田宗全が初めて好んだが、その後父子三代にわたって三重棚を好まれている。 ...
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