利休形 ・・ 桐木地、四隅は直角、本歌は、家元に伝来している。
江岑好み ・・ 桐木地、四隅を丸くしている。
惺斎好み ・・ 松の木、摺り漆、縁は溜塗、四隅は丸い。
惺斎好み ・・ 青漆、爪紅、四隅は丸い。
而妙斎好み ・・ 真塗、利休形を真塗にした。
その他塗物で色々作られているが、主に炉用として使われる。
風炉釜の大きさによっては風炉に使っても良い。
即中斎好みの小四方棚(一閑張溜塗爪紅)は、主として風炉に使われるが、炉にも使うことが出来る。
柄杓・蓋置の飾り残し方は、
入り飾り、もしくは
天板の左端に柄杓を縦に真っすぐに引き、蓋置は地板の柄杓の下辺りに置く。
柄杓を棚に飾る時や飾った柄杓を取る時には、
居前に坐っていても、棚正面に座っていても、右手を使う。
点前の終わりに柄杓・蓋置を飾る場合、
(1)天板に茶器がなくて、居前から「入り飾り」に飾る時、
居前のままで、右手で柄杓の切り止め近くを握り、天板に飾る。
柄の先は棚から5分~1寸程手前に出る。
次に、蓋置を取り、左手にのせて棚正面に向かい、天板の上で柄杓の左、合の真下、柄杓の節に蓋置が三分の一程かかる位に置く。
(2)居前から「柄杓を天板左端」に飾る時、
居前のままで、右手で柄杓の切り止め近くを握り、天板に飾る。
天板左端(左端より六分の一ほど右寄り)に真っすぐに置く。
柄の先は棚から5分~1寸程手前に出る。
蓋置を取り、左手にのせて棚正面に向かい、地板の左端手前、柄杓の真下あたりに置く。
柄杓を天板左端に飾る時には、薄茶器も同時に飾っておく。
(3)棚正面で「柄杓を天板左端」に飾る時、2017-12-31 写真を入替
2020-01-28 而妙斎好みを追加
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