茶巾を固く絞る
茶巾は、出来るだけ水分が少なくなる様に固く絞りたい。
通常、
右手の指と左手の指を使って、ひねって絞るが、
その時、親指と人差し指中指で、茶巾を押しつけて水を押し出す積りで、絞る様にする。
更には、
一旦茶巾を絞っておいて、
水屋の左に掛かっている布巾の間に、その茶巾を入れて、
一緒に絞ると 布巾が水を吸ってくれて更に固く絞れる。
以上
2024年9月14日土曜日
2024年9月7日土曜日
表千家 茶筅 (煤竹と黒竹)
表千家では、煤竹の茶筅を使うのが決まりであったが、この度 変更があった。
表千家同門会会員向け月刊誌「同門」令和6年9月号に、
家元 猶有斎宗匠が書かれている通り、煤竹が払底しているので、
家元では、
令和6年(2024年) 天然忌の後の茶会や稽古から、
煤竹の茶筅の代用として黒竹(紫竹)の茶筅を用いる事にされたそうだ。
但し、家元の茶事等の特別な場合には今まで通り 煤竹の茶筅を用いられるとの事。
よって、表千家では特別の場合を除き、黒竹茶筅の「真」を使うことになる。
武者小路千家では、もともと黒竹茶筅を使われていたが、
表千家とは穂先の形が異なる。
表千家で使っている「真」の茶筅は緩やかに内側に曲がっている。
又 表千家では、濃茶も薄茶も同じ茶筅を使う。
よって、表千家の茶筅は、所謂 薄茶用の茶筅より若干剛めに出来ている。
武者小路千家型の茶筅は、曲がりが少なく真っ直ぐに近く先に向かって広がっている。
武者小路千家では、濃茶と薄茶では異なった茶筅を使われるようだ。
以上
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