2015年2月6日金曜日

お茶と菓子

濃茶には、菓子は付かない。
薄茶には、菓子が付く。

茶事では、懐石の終わりに、菓子が出る。
菓子は、懐石(料理)の一部である。
濃茶を飲む為の菓子と言う訳ではない。

懐石の後、中立があり、後座入りの前に蹲踞で口をすすぐので菓子の味は残らない。
その後、席入して濃茶を頂く。
濃茶の味をハッキリ味合う為である。

薄茶には、菓子が付く。
菓子を食べてから、薄茶を頂く。
薄茶の菓子には、淡白な干菓子があう。

尚、茶事の案内で、「お茶」と言えば、濃茶を指す。
薄茶は、「薄茶」と記す。


下記も参照
2015年4月1日 「菓子と黒文字 茶事
2014年10月21日 「稽古 煙草盆と菓子器の運びだし お辞儀
2014年10月13日 「菓子器と蓋 扱い
2014年10月13日 「菓子を頂く時の懐紙の使い方



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