茶道 表千家 (茶事~稽古)(所作~点前)

茶事、点前、亭主の所作、客の所作、道具と扱いについて、私の覚えを綴ります。

2017年2月5日日曜日

面桶 曲げ建水 こぼし

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「曲(まげ)建水」を「面桶(めんつう)」とも言う。 杉板を曲げて、桜皮などでとじて作ってある。 木地の物は本来使い捨てのものなので、使われた後に理由があって塗られた物が残るなどの他は、古い木地の面桶は殆ど残っていない。 現在では、初めから塗り物(溜塗、春慶塗など)にな...
2017年1月12日木曜日

手紙 名宛人・差出人 書き方

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手紙などの名宛人、差出人の名前をどう書くか、最近思う事があり、 一番無難で、悪感情を持たれない書き方について、現時点の私の書き様を記してみた。 「宛名にも自分の名前にも、『姓名』を書く」 である。 世間の人は様々で、平等が一番と考えている人もいれば、昔風の考えの人もいる...
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2017年1月10日火曜日

小間 台目切 初炭点前 羽箒・香合

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炉 初炭 炭点前の順序は、広間四畳半切 大棚(長板)とおおよそ同じ。 隅棚や釣棚がある場合には、初座には棚に羽箒・香合を飾る。 中柱には、普通袋釘を打ってあるので、袋釘がある場合は、羽箒を袋釘に掛ける。 釣棚の下段中央に香合を飾る。 炭斗、灰器を持って出て、置き付け...
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隅炉 炭点前 拝見

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隅炉を持っていないので、点前について私は殆ど知識がない。 風炉の本勝手とほぼ同じにすれば良いと思う。 客になる事はあると思うので、 その場合の留意点だけ書いておく。 隅炉の炭点前では、 客は炉の近くに寄って拝見することは出来ない。 正客は、炭点前の終わりに香合の...
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2016年12月12日月曜日

重ね茶碗 茶事 今と昔

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現在の「重ね茶碗」(島台茶碗も含む)は、多人数の客に濃茶を振舞う為のものであるが、 昔の重ね茶碗は、小人数の客にも用いられた。 天王寺屋会記には、 永禄11年(1568年)5月11日の津田宗及の自会(客3人)の茶事で、 「灰被天目 志野茶碗 二ツ重而茶立候」 (灰被り天...
2016年12月6日火曜日

置き道庫 広間 炉 濃茶

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家元の祖堂は、道安囲いになっており、点前座の勝手側(左側)には引き戸が付いて、道庫が仕組まれている。 この道庫には底が付いておらず、持ち運びが出来るようになっている。 このような道庫を広間に置いて、棚物として使う特殊なやり方がある。 台目棚と同じ様に、広間で小間の台目切り...
2016年12月1日木曜日

柄杓湯返し 竹蓋置 広間

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柄杓の湯返し 棚として作ってある物(棚)に、柄杓を飾り残す時には、基本的に湯返しをする。 塗りの棚でも木地の棚でも、湯返しをする。 桐木地の丸卓、木地の旅箪笥も同様で、湯返しをする。 棚ではないが、風炉の大板の場合も、湯返しをする。 蓋置も焼物の蓋置を使う。 水に...
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仙谷 TSUTSUMI Nobuyoshi
ここで紹介している内容は、私の覚えです。 違うやり方を習われた方は、貴方の先生が正しいのですから、私の様な考え方もあるのだな程度に思って下さい。 「茶事についての覚え」、「点前についての覚え」、「道具と扱いについての覚え」などを中心に書いています。 社中の稽古仲間で行う茶事や本などの知識だけでは、実際の茶事になると戸惑う部分が多いと思います。 本には書いてない様な事にも踏み込んで、実際の茶事の経験に基づいた私の知識を出来るだけ皆様に知って頂こうと思っています。
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