隅炉を持っていないので、点前について私は殆ど知識がない。
風炉の本勝手とほぼ同じにすれば良いと思う。
客になる事はあると思うので、
その場合の留意点だけ書いておく。
隅炉の炭点前では、
客は炉の近くに寄って拝見することは出来ない。
正客は、炭点前の終わりに香合の拝見を請うた時、炭の拝見も請う。
亭主が、灰器を持って退出し、茶道口に控えるので、
客は、正客から順に炉の近くに拝見に出て、自席に戻る。
亭主は、再び席に出て釜を掛ける。
後は同じ。
表千家にはない風炉の炭拝見と同じ。
下記も参照
2015年10月19日 「茶事 炭拝見 風炉」
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「正客は、炭点前の終わりに香合の拝見を請うた時、炭の拝見も請う。」
返信削除「客は、正客から順に炉の近くに拝見に出て、自席に戻る。」
上記たいへん勉強になりました。
ありがとうございました。
一つ伺いたいのですが、四畳半くらいの広めの小間で、客が拝見のために点前座へ入る時、踏込畳に入る前で座って、にじって入って、90度向きを変えてにじって進んだほうが宜しいでしょうか?それとも広間の時のように、立ったまま拝見物の前まで行って座ってもいいのでしょうか?
私は前者ですが(帰る時が辛いですが)後者の方もいらっしゃいます。
仙石様はどうようにお考えですか?
私は残念ながら踏込畳がある小間を経験したことがありません。
削除踏込畳がある小間は非常に少ないのではないかと思いますが、どうでしょう?
裏千家の「又隠」は四畳半ですので、踏込畳がありますが、
又隠の写しであっても私には経験がありません。
家元の祖堂には踏込みの板敷が付いていますが、道安囲で客は入れません。
四畳半に台目畳が付いた席はよくありますが、踏込畳は普通ついていませんね。
料理屋さんや公共の茶室にはあるかも知れませんが、これも経験はありません。
なので、何とも言えませんが、
私なら多分広間と同じ様に立ったままで炉の近くまで行くのじゃないかと思います。
理由は、少し距離が離れているからです。
一間も一間半もにじったら大変だと思いますよ。
「小間だから、にじる」には、あまりこだわらなくて宜しいのではないかと思いますが、いかがですか?
「小間はにじるもの」と考えていましたが、長い距離をズーリズーリとにじって進むのは却って見苦しいですね。
削除しかも行きはまだしも、帰りが本当につらいです。
炉のすぐ脇から点前座へ入る時(関東の江戸間ですととても狭いです)など臨機応変に考えるようにします。
「又隠」は四畳半なんですね。初めて知りました。
お教え、どうもありがとうございました。