茶道 表千家 (茶事~稽古)(所作~点前)

茶事、点前、亭主の所作、客の所作、道具と扱いについて、私の覚えを綴ります。

2015年11月3日火曜日

掛物と後ろの壁

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掛物を壁に掛ける場合、 掛物の裏が後ろの壁に触らない様に掛ける。 表千家では、掛物釘は竹釘を使う。 竹釘は皮を上にして打つ。 竹釘を打つには留意して、掛物の掛緒が竹釘の中途で止まる角度にしておく。 掛物が壁に触らない為である。 床の壁(大平 おおひら)の天井廻...

帛紗の寸法

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帛紗の寸法 8寸8分(わさ)×9寸3分 (約26.7cm✕28.2cm) 妻宗恩が小田原の陣の時縫ってくれた帛紗を利休が気に入ったと言われているが、 その帛紗は当時としては大き目で、 寸法は、畳目17目×19目 (8寸5分×9寸5分)。 その大きさが現在の帛紗の寸...
2015年10月19日月曜日

茶事 炭拝見 風炉

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茶事 風炉 炭拝見 現在、表千家では風炉の炭点前の後、客が拝見することはないが、 他流では風炉の炭拝見が行われることもある。 よって、茶事では風炉の炭の拝見を所望される場合がある。 その場合は、 香をたいた後、釜を直ぐに風炉に掛けられる所まで引き寄せて置いてから、...
2015年10月18日日曜日

風炉一つ置 茶器仮置き

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竹台子 風炉一つ置 続き薄茶 茶器仮置き 且座では続き薄茶になるが、 茶器を清めた後、仮置きする事になる。 竹台子の場合、水指は細水指と言いながら、棚より前に出て置き付けているので、 建水の上には、茶器を置く余裕が少ない。 よって、水指の膝に向かって斜め前に、左手...
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2015年10月15日木曜日

掛け花入

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茶の湯の花入は、竹の花入に限らず「掛け」が基本だった。 現在では置き花入にしかしない様な焼物の大きな花入でも、 後ろに穴があり、昔は掛けていた。 今日では、後ろの穴は埋めてあるものが多い。 写真は、美濃伊賀の耳付き花入で、昔は掛け花入として使われていたが、 現在は...
2015年10月6日火曜日

茶入の袋 置き場所 棚物

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茶入の袋(仕服)の置き場所の原則 棚物(小棚)の場合の原則は、 「柄杓・蓋置を飾る棚板の勝手付きに置く。」 表千家十三代 即中斎の「即中茶記 第二分冊」に書かれている。 但し、三木町棚の場合等のように例外もある。 このページ最下部の「ホーム」をクリックす...

柄杓・蓋置 飾り残し

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柄杓・蓋置を棚に飾り残す時の原則 点前が終わった後、棚などに柄杓・蓋置を飾り残すことがある。 柄杓・蓋置を飾り残す棚板などに何も置いていない場合は、 水指から釜に水を加え、水指の蓋をした後、すぐに柄杓・蓋置を飾る。 柄杓・蓋置を飾り残す棚板等に茶入の仕服など邪魔に...
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仙谷 TSUTSUMI Nobuyoshi
ここで紹介している内容は、私の覚えです。 違うやり方を習われた方は、貴方の先生が正しいのですから、私の様な考え方もあるのだな程度に思って下さい。 「茶事についての覚え」、「点前についての覚え」、「道具と扱いについての覚え」などを中心に書いています。 社中の稽古仲間で行う茶事や本などの知識だけでは、実際の茶事になると戸惑う部分が多いと思います。 本には書いてない様な事にも踏み込んで、実際の茶事の経験に基づいた私の知識を出来るだけ皆様に知って頂こうと思っています。
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