2015年1月9日金曜日

籤(くじ) 当たった時には

大人数で出席する初釜等で、籤で宗匠が書かれた色紙等を頂く事がある。

籤が当った時には、

「当りました」と言って景品を頂き、
そのまま踏込み畳(点前をする畳の手前の畳)に出て客の方を向いて座り、
 
当りの景品の包みを開き、
 
景品だけを正客の前に持って行き披露して渡し、
踏込み畳の元の座に戻る。

正客はそれを拝見して、次客に送る、次客以下も同様。
詰は当った客に戻す。

当った客は、戻って来た景品を頂いて、自席に戻る。



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3 件のコメント:

  1. これは全く知らないお作法でした。
    大変勉強になりました。
    ありがとうございました。

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    1. 「大人数で出席する初釜等で」と書きはしましたが、
      家元の初釜に一般の同門会員が出席させていただく時は、ギチギチに座るような本当の大人数で座っており、籤が当たってもここまではしませんね。
      しかしながら、玄関の方々対象のもう少し小人数の場合はこの様にされるらしいです。
      私が出席させて頂いている所では、この様に進行していきます。

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  2. 昨年不審庵での家元お初釜や今年の宗匠稽古始め(@東京美術倶楽部)は人数が多く、私の友達が籤に当たりましたが(友湖さんの干支の出し袱紗)実際このお作法をする雰囲気はありませんでした。
    でもこんな籤運の無い私でも、いつかこのお作法をお披露目できる日が訪れるかも・・・知っているといないとでは大違いですよね。
    ありがとうございました。

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