2015年1月4日日曜日

露地笠の持ち方 茶事

露地笠

笠の緒に手を通し、一つひねって手首を緖で締める。(グラグラしなくなる)

親指を笠の表の縁にかける。

中指で内側の竹の骨を押さえる。

手の平を上に向けて、手首をひねって、手が顔の前に来るようにして、笠を頭の上で水平にする。

手首をひねっているので、親指が顔の向こう側、中指他が顔の手前側になる。



 


蹲踞を使う時は、

前の客が蹲踞を使う時は、

前客の笠を預かって、
自分の笠を持っていない方の手で前客の笠を持ち、前客に差しかけてあげる。

前客の笠を持つ時は、

親指を笠の表の縁にかけ、中指を笠の裏の竹の骨に当て、
手首をひねらずに、手の平を上に向けて持つ。

お詰が蹲踞を使う時には、詰の前の客が詰の笠を持つ。

露地笠の竹の皮は破れ易いので、中指が直接竹の皮を押さない様に注意する事。


下記も参照
2015年1月3日 「雨の時の席入り 茶事
2015年1月4日 「露地笠を置く 茶事
2015年1月4日 「露地笠 茶事
2015年1月3日 「腰掛の正客の座 露地草履を脱いで置く位置 茶事


2016-12-21 修正



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