茶道 表千家 (茶事~稽古)(所作~点前)

茶事、点前、亭主の所作、客の所作、道具と扱いについて、私の覚えを綴ります。

2022年3月31日木曜日

炭斗 羽箒 火箸 香合を下ろした後 鐶と枝炭 炉

›
 炭点前の始まりに、 「イチ 羽根、ニ 火箸、サン 香合」と言うように、羽箒、火箸、香合を炭斗から下ろす。 後の物(鐶や枝炭)は邪魔になる場合に下ろす。 通常の炭斗の場合は、火箸に鐶が掛かっているので、鐶を下ろす。 火箸に鐶を掛けていない場合は、鐶は下ろさない。 枝炭も邪魔になる...
2022年2月21日月曜日

結び柳

›
 正月(初釜にも)の床飾りに使う。 掛け柳とも言う。 表千家家元令和4年の初釜では、青竹の花入を掛けて、白椿に結び柳を添えて生けられていたようだ。 結び柳の起源は、諸説あるがよく分からない。 利休が、秀吉から拝領の柳を花入に入れた時、柳の先が畳につかない様に丸めて生けたとの話しが...
2022年1月28日金曜日

菓子 棹物 切り方

›
羊羹にしろ何にしろ、 棹物の菓子を切って出す場合 切り口を上にして、切り口を見せて出す。 客の人数による菓子の数の調整も やり易い。 このページ最下部の「ホーム」をクリックすると、私のブログのホームに飛びます。
2021年12月22日水曜日

五徳を据える 炉

›
炉に釜を掛けるには、灰を入れて、多くの場合五徳を据える。 広間であれば、多くは本勝手・上座床に作ってある。 五徳の爪の一本を左の方 床の方に向け、二本の爪の方を右側の炉壇の壁にくっつけて据える。 つまり、五徳は炉の中心ではなく、少し右に寄って据える事になる。 釜は炉の中心に掛ける...
2021年11月23日火曜日

お茶 御茶(おんちゃ) 粗茶

›
かつては、 唐物茶壺、ルソンの茶壺に入ったお茶を「御茶」と言った。 和物の茶壺に入ったお茶を「粗茶」と言った。 よって、茶事の案内状では、普通「粗茶一服差し上げたく」と書いている。 相伝の飾物に「壺飾り」があるが、 利休は好まなかったと言われている。 また、元伯宗旦は否定したと言...
2021年7月17日土曜日

薄茶 棚物 初飾 二飾 三飾 総飾 割飾

›
薄茶 広間で棚物を使う場合 点前の終わりの飾り方 まだお茶を点てない前の棚の飾り方を「初飾」と言う。 「初飾」から点前を始め、点前が終わった後には「初飾」を少し変えて、柄杓・蓋置を飾った「二飾」で終わる。 「二飾」を少し変えた飾り方で終わる事が出来る場合は、それを「三飾」と言う。...
2021年6月19日土曜日

竹の蓋置

›
 竹の蓋置は、使う前 全体を水に浸して使う。 但し、 古い物で文字や花押のある物は、切り口だけを湿すだけで良い。 青竹でない白竹の蓋置は、文字や花押のない物は普通用いない。 (稽古では別) 竹の蓋置と限らず、 蓋置は、右手で取る時は上からつかむ。 左手で取る時は横から取る。 参照...
‹
›
ホーム
ウェブ バージョンを表示

自己紹介

自分の写真
仙谷 TSUTSUMI Nobuyoshi
ここで紹介している内容は、私の覚えです。 違うやり方を習われた方は、貴方の先生が正しいのですから、私の様な考え方もあるのだな程度に思って下さい。 「茶事についての覚え」、「点前についての覚え」、「道具と扱いについての覚え」などを中心に書いています。 社中の稽古仲間で行う茶事や本などの知識だけでは、実際の茶事になると戸惑う部分が多いと思います。 本には書いてない様な事にも踏み込んで、実際の茶事の経験に基づいた私の知識を出来るだけ皆様に知って頂こうと思っています。
詳細プロフィールを表示
Powered by Blogger.