茶道 表千家 (茶事~稽古)(所作~点前)

茶事、点前、亭主の所作、客の所作、道具と扱いについて、私の覚えを綴ります。

2018年12月20日木曜日

平炭斗 炭点前 炉

›
炭斗には、竹のザルの様な形をした、大きい平たい物もある。 この様に平たい炭斗には、少し深めの炭斗とは違って、火箸に鐶を掛けて持って出る事が出来ない。 普段の様に火箸が置けないからである。 この様な炭斗に炭を組む時には、炭台と同じ様に組めばよい。 但し、小奉書を敷く事は...
2 件のコメント:
2018年10月14日日曜日

蓋置の扱い(置く、取る)

›
仕組んだ建水から蓋置を取る場合 左手で柄杓を取り上げ、右手を使いながら、柄杓を左手で左脚上に構える。 柄杓を構えたまま、右手で蓋置を取り、そのまま右手で定所に置く。 蓋置を握る右手の親指は、蓋置正面に当て、そのまま右手で定所に置く。 女子の場合は、 左手で柄杓を持...

濃茶 仕服を置く場所

›
仕服(袋)の打止め(緒の結び目)は、客付に向ける。 2014年11月3日 「 仕服の紐 緒縒 」参照 風炉 水指運びの時 風炉の右側に水指を置く場合 仕服は、水指の左、風炉との間の向こう寄りに置く。 水指の蓋を水指の左に立て掛けるので、又 、水指と風炉の間は広く...
2018年9月8日土曜日

老松割蓋の茶入 男子のお茶のはき方

›
老松割蓋の茶入 千家六代 覚々斎好みである。 利休好みの茶室である待庵(国宝)がある山崎の妙喜庵の境内にあった老松が枯れ、 覚々斎がその枯れた老松を挽かせて茶入を好んだ。 30個好まれたそうだ。 溜塗。蓋は割蓋。仕服の緒は長緒。 それ迄は表千家では茶入の緒は短緒で、長...
2018年7月1日日曜日

柄杓 お湯(水)を汲む

›
お湯(又は水)を汲む時の「柄杓」の使い方 柄杓でお湯を汲む時、汲むお湯の量は、汲む前に決めている。 茶碗を温める時、お茶を掃いた茶碗にお湯を入れる時には、柄杓に一杯(沢山)のお湯を汲む。 茶碗をゆすぐ時、お仕舞に茶筅をすすぐ時、水指から釜に水を差す時には、柄杓に一杯ではな...

お茶を点てる 留意点 お茶の量 お湯の量

›
お茶を美味しく点てるには、実践あるのみだとは思うが、 やみくもに点てるだけでは、中々美味しいお茶にはならないと思う。 茶碗に、お茶をはき、お湯を入れて、茶筅を使う訳だが、 茶筅を使うより前の段階にも十分留意しなければならない。 何千回、何万回と点てている方は別として、...
2018年6月14日木曜日

風炉 炭点前 釜を引く

›
風炉 炭点前で風炉から上げた釜は、邪魔にならない様に、少し身体から離して置くが、 釜を仮に置いておく位置には、二通りある。 炭斗を持ち出して、置き付けた位置によって、釜をどこまで引くかが異なる。 炭斗を「風炉より手前に置いた場合」と「風炉の真横に並べて置いた場合」で、 ...
‹
›
ホーム
ウェブ バージョンを表示

自己紹介

自分の写真
仙谷 TSUTSUMI Nobuyoshi
ここで紹介している内容は、私の覚えです。 違うやり方を習われた方は、貴方の先生が正しいのですから、私の様な考え方もあるのだな程度に思って下さい。 「茶事についての覚え」、「点前についての覚え」、「道具と扱いについての覚え」などを中心に書いています。 社中の稽古仲間で行う茶事や本などの知識だけでは、実際の茶事になると戸惑う部分が多いと思います。 本には書いてない様な事にも踏み込んで、実際の茶事の経験に基づいた私の知識を出来るだけ皆様に知って頂こうと思っています。
詳細プロフィールを表示
Powered by Blogger.