2019年2月14日木曜日

茶事 案内、前礼、礼状の実際

2015年1月に、茶事の案内から礼状迄の流れを書いたが、
これは、客が亭主との立場が同等ないし同等に近い方の場合であり、
常にこの流れで進行する訳ではない。

2015年1月14日「茶事 案内状 返書 前礼 礼状」を参照。
2017年1月12日「手紙 名宛人・差出人 書き方」を参照。

亭主と客との関係がどうであるのかを考慮しなければならない。
客が、亭主の師匠であったり、社会的地位が高い方であったり様々であるが、
亭主なりに配慮する必要がある。

例えば、亭主の師匠が客の時には、
案内状から出席の返事までは通常通りだろうが、
前礼と礼状は通常と異なる配慮も必要だろう。
前礼は、客からではなく、亭主から客に対して前礼をする、
又、礼状も客からではなく、亭主から客に対してする等になるだろう。

何しろ、亭主と客の関係をよく考えた上で、行動する必要があると思う。



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15 件のコメント:

  1. お世話になっております。
    茶通箱のことでお尋ねします。

    指の上げ方下げ方の順序など教えてください。
    よろしくお願いします。

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  2. すみません。
    先ほど追加のお尋ねです。
    箱の中に茶入れが入っているときと空のときで
    指の順序に違いがありますか。
    重ねてよろしくお願いいたします。

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    1. コメント有難うございます。
      茶通箱は、相伝ものですから、このブログでお答え出来る事ではないと思っております。
      2016年5月に「組合点 習事」の項目を作っておりますが、
      ご覧になって頂くと分かる様に、組合点の点前の中には踏み込んでおりません。
      お答え出来なくて、大変申し訳ありません。

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    2. このコメントは投稿者によって削除されました。

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    3. ごめんなさい。すぐに拝見し、携帯からお礼のメールを入れさせていただきましたが。。。こちらのインターネットとはつながっていなかったのですね。
      申し訳ございませんでした。
      大変助かりました。
      お勉強になりました。早速自主練習させていただきました。
      ご厚意に感謝申し上げます。

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    4. 余計の事かも知れませんが、下記が大切だと思います。
      茶通箱を扱う指の動きは普通しない事ですので目がそちらに行くと思いますが、
      大切なポイントは、正客の動きです。
      亭主は濃茶を2種点て、拝見にも2種出しますので、それらがスムーズに流れて行くのは、正客の言葉掛けや動きのタイミングです。
      茶通箱の手の動きはどうでも良いと迄は言いませんが、修練するのであれば、亭主と正客の動きのタイミングを研究されたら宜しいかと思います。
      なお、これまた余分な事ですが、これは小間でも行われます。
      小間の時は、正客が箱と一緒に拝見物を持ち帰る時(出会う時も)は、広間と違って箱の中に入れたり、箱の上に載せたりはしません。道具は出されたままで自席に持ち帰ります。

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    5. はい。
      正客の言葉のタイミングが良くなければ、亭主の動きもうまくいきませんね。自主練では、一人でお点前してお客様の所は勝手にイメージしたり、はしょってしまっていますので、、もう一度確致します。
      小間の件ですが。
      ではどのように4つを持ち帰るのですか。
      度々の質問し訳ございません。小間で茶通箱の経験がないのでご教示願えれば嬉しいです。

      お勉強したい気持ちはあるのですが、茶道入門時に何も知らず師を選び、、、色々知るとなかなか難しい世界。師を替えるなど無理なこととわかりました。こういう場を提供して頂けることは何より有り難いです。

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    6. 小間の普通の濃茶の時と一緒です。
      拝見物に手が届く所までにじってから、ひとつづつ取って膝前に並べ、
      更に自席ににじって下がって、膝前に並べます。
      それでも未だ距離があれば、それを繰り返します。
      大寄せの為を狙って広間に小間風な点前座を作ってある様な小間風茶室であれば、立って持って帰る事があるかも知れませんが、それは除きます。

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    7. よくわかりました。
      ありがとうございました。
      お時間割いていただき恐縮です。
      どうぞよろしくお願い致します。

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  3. このコメントは投稿者によって削除されました。

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  4. 先日及台子点前を 二人並んで逆勝手と普通のお点前をしました。それぞれ師匠が違いますので食い違ったところがあったので教えてください。 主茶碗にお湯を組み 茶筅通しをしてお湯をあけたら 茶巾で茶碗を拭くのでしょうか?それとも拭かないで仮置きをして その後 天目茶碗にお茶を点てた後 もう一度お湯で温めてから茶巾で拭くのでしょうか?よろしくお願いいたします

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    1. 私のお茶の流儀は表千家です。
      表千家では、及台子の点前として特に変わった扱いはありません。
      多分貴方が習われているお茶の流儀は表千家ではないと思います。
      回答出来なくて、済みません。

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  5. 表千家流ではないとのことでショックが大きくて 返事が遅くなりまして 申し訳ありません。
    2020/4/19 お茶湯 炉 は ありましたし 表千家教本にも 炉のお茶湯しか 載っていないので 風炉のお茶湯を 教えてください。
     炉の時は 茶筅を一つ落としたら建水の先に 仮置きですが 風炉の時の手順を教えてください。

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    1. お茶湯についてのコメントとは思いませんでした。
      ショックを与えて、申し訳ありませんでしたね。
      仰る通り炉のお茶湯については書いてある本はありますが、風炉については私も見たことがありません。
      私は家元で風炉のお茶湯はどのようにされているのか知りません。
      私の先生の風炉のお茶湯も見たことがありませんので、知りませんが回答です。
      参考になるかどうか分かりませんが、自分ではどうしているかをお伝えします。
      切り柄杓(茶碗にお茶が入っていない時)と置き柄杓(茶碗にお茶が入っている時)の順序が途中で入れ替わるので、普通の茶碗で客にお茶を出す時に正常な柄杓の使い方に戻るようにしています。
      普通の茶碗にお湯を入れて<切り柄杓>温めて、拭いて仮置き→天目茶碗にお湯を入れる<置き柄杓>→天目茶碗を清めて(温めて)、お湯を捨てる→再度お湯を入れる<切り柄杓>→お茶を入れ、天目茶碗を出す→普通の茶碗を膝前に戻して、お茶を入れる→お湯を入れる<置き柄杓>→お茶を点てて出す→切り柄杓と置き柄杓の順序は通常に戻る。

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    2. 回答ありがとうございます。仙谷先生の 普通の茶碗にお湯を入れて<切り柄杓>温めて、拭いて仮置きとのこと、
      温めてから拭くか拭かないかで 分かれました。私の先生と同じお点前でしたので すっきりしました。これからも 不明な点があったらご教示よろしくお願いします。

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