2016年9月20日 「匁 斤 重さ」参照
長さには、「尺・寸」「間」等がある。
「尺」は、「曲尺かねじゃく」と「鯨尺くじらじゃく」の区別がある。
明治以降、「曲尺」は、約30.3cm。「鯨尺」は、約37.9cm。
明治時代、「曲尺」の1尺は、10/33メートルと決められた。
和服や帯の寸法に使うのが、「鯨尺」。
その他の寸法に使うのが、「曲尺」となっている。
「曲尺」の1尺 = 「鯨尺」の8寸。
「鯨尺」の1尺 = 「曲尺」の1尺2寸5分。
お茶の道具は、布の物であっても「曲尺」を使う。
畳や建物には、「間」を使う事がある。
「間」は、柱と柱の間を言い、元々寸法の単位ではなかった。
長さの単位は、「尺」であった。
太閤検知で有名であるが、豊臣秀吉が租税の為に土地の測量を行ったが、それの単位に「間」が使われた。
太閤検知の場合は、1間=6尺3寸。
明治時代に、1間=6尺に決められた。
茶室に使われる「間」「尺」の関係は、次になる。
京間では、
建物を言う場合は、1間=6尺5寸。 畳を言う時には、1間=6尺3寸。
江戸間では、
建物を言う場合は、1間=6尺。 畳を言う時には、1間=5尺8寸。
2019-5-5 文字修正
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