床の掛物
小間の床には、掛物は一幅。
広間の床には、一幅、双幅、三幅対など自由にすれば良い。
掛物の大きさにもよるが、出来るだけ垂撥(すいはつ)は使わない方が良い。
床に掛物と花入を共に飾る(諸飾り)時は、掛物の前や床柱に花入を置く(掛ける)。
花入を床に置く場合は、掛物の邪魔にならない様にする。
花入を掛物の前からずらす時は、勝手付に動かす。
花鳥の絵の場合は、花はない方が良い。
なお、絵の掛物の場合について、家元伝来の四代 江岑の自筆書では、
「絵賛ノ物カケテ 花ヲ入ル事 セヌ事也」と言っている。
花鳥の絵だけでなく、賛のある絵の場合でも、花はない方が良いと言っている。
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