茶室で、
立っている時、また立って歩いている時、
道具を持っていない時の「両手」、又は
片手に道具を持っているが、持っていない方の「手」は、
自然に下げた状態で、体の側面ではなく、少し太ももの前よりに近づけて置く。
体の真横には置かない。
座っている時の「手」は、
亭主は、太ももの上に、体に近づけて置く。
掌(手の平)が太ももに着く。
客は、両太ももの上、体の中心に手を軽く組んで置く。
掌は下を向いても、体の方を向いても、どちらでも良いとは思う。
見苦しくなく、自然に、手を組んで置けば良いと思う。
なお、
立ってお辞儀をする時は、そのまま自然に手を下げた状態で、腰を曲げる。
両手を体の前(お腹のあたり)に組んで置いて、お辞儀をする事はない。
それは日本式のお辞儀にはない。
両肘が左右に広がって非常に見栄えが悪い。
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