茶道 表千家 (茶事~稽古)(所作~点前)
茶事、点前、亭主の所作、客の所作、道具と扱いについて、私の覚えを綴ります。
2025年1月23日木曜日
お茶を吸い切る音
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お茶を吸い切る音 濃茶のお詰が飲み切った時、 また薄茶を飲み切った時に 軽く音を立てて吸い切ることが多い。 お茶を飲み切った時に音を立てるのは何故だろうと、皆一度は考えると思う。 食事では 器も音を立てないように留意するし、 お茶を飲む時も、ズルズルと音を立てて飲むことはない...
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2025年1月4日土曜日
吊り棚 小間 扱い
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小間 吊り棚 扱い 中柱のある小間には二重の吊り棚を備えている。 この吊り棚には、 (初座) 下棚に香合を飾る。 また中柱の袋釘(兜巾釘)には 羽箒を掛ける。 (後座) 濃茶薄茶が終わった所で、柄杓蓋置を飾る。 柄杓は湯返しをしない。 柄杓を下棚の右端に縦に飾り、その左横に竹の蓋...
2024年10月27日日曜日
茶事の客 留意点
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茶事の客 ウッカリし易い留意点 (初座 亭主との挨拶) (1)亭主との挨拶があるまでは、扇子は右膝横に縦にして置いておく。 (2)一膝乗り出して亭主と挨拶し、終われば元に戻る。 (3)挨拶が終わった後、扇子を後ろに置く。 (懐石) (4)一膝乗り出して亭主からの膳を受ける。 (5...
2024年10月13日日曜日
馬蝗絆 唐物 青磁茶碗
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唐物 青磁茶碗 馬蝗絆 ばこうはん 東京国立博物館所蔵 重要文化財 マスプロ美術館所蔵 青磁輪花茶碗で「馬蝗絆(ばこうはん)」と呼ばれ、ひび割れを鎹(かすがい)で止めた茶碗が国内に2碗伝わっている。 龍泉窯、南宋時代の砧手青磁で、色、形、共に最上手のものと言われている。 平重盛(...
2024年10月5日土曜日
四滴茶入 蓋 置く位置
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四滴茶入には、水滴、油滴、手瓶、弦付の4種ある。 1.唐物の四滴茶入 4種とも仕服を付けて濃茶入れとして使う。 仕服を外して 薄茶器として使っても構わない。 2.和物の四滴茶入 楽焼その他 和物の四滴茶入は、水滴のみ濃茶入れとして使う。 水滴以外は、薄茶器としてのみ使う。 蓋の...
2024年9月14日土曜日
茶巾を固く絞る
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茶巾を固く絞る 茶巾は、出来るだけ水分が少なくなる様に固く絞りたい。 通常、 右手の指と左手の指を使って、ひねって絞るが、 その時、親指と人差し指中指で、茶巾を押しつけて水を押し出す積りで、絞る様にする。 更には、 一旦茶巾を絞っておいて、 水屋の左に掛かってい...
2024年9月7日土曜日
表千家 茶筅 (煤竹と黒竹)
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表千家では、煤竹の茶筅を使うのが決まりであったが、この度 変更があった。 表千家同門会会員向け月刊誌「同門」令和6年9月号に、 家元 猶有斎宗匠が書かれている通り、煤竹が払底しているので、 家元では、 令和6年(2024年) 天然忌の後の茶会や稽古から、 煤竹の茶筅の代用として...
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