表千家では、煤竹の茶筅を使うのが決まりであったが、この度 変更があった。
表千家同門会会員向け月刊誌「同門」令和6年9月号に、
家元 猶有斎宗匠が書かれている通り、煤竹が払底しているので、
家元では、
令和6年(2024年) 天然忌の後の茶会や稽古から、
煤竹の茶筅の代用として黒竹(紫竹)の茶筅を用いる事にされたそうだ。
但し、家元の茶事等の特別な場合には今まで通り 煤竹の茶筅を用いられるとの事。
よって、表千家では特別の場合を除き、黒竹茶筅の「真」を使うことになる。
武者小路千家では、もともと黒竹茶筅を使われていたが、
表千家とは穂先の形が異なる。
表千家で使っている「真」の茶筅は緩やかに内側に曲がっている。
又 表千家では、濃茶も薄茶も同じ茶筅を使う。
よって、表千家の茶筅は、所謂 薄茶用の茶筅より若干剛めに出来ている。
武者小路千家型の茶筅は、曲がりが少なく真っ直ぐに近く先に向かって広がっている。
武者小路千家では、濃茶と薄茶では異なった茶筅を使われるようだ。
以上
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