茶道 表千家 (茶事~稽古)(所作~点前)

茶事、点前、亭主の所作、客の所作、道具と扱いについて、私の覚えを綴ります。

2020年9月7日月曜日

風炉と釜の高さ

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  千家3代 元伯宗旦の話として 風炉と釜の高さ 切合せ風炉、透木風炉以外では、風炉には 五徳を使って釜をのせる。 五徳を使うので、 釜の高さを調節出来る。 風炉の上端から釜の羽落ちが 5分程下がるように調整する。 (5分=1.5cmと絶対的寸法ではなく、少し下がっているという事...
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2020年8月30日日曜日

利休 染付茶碗は使わなかった

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四代 江岑の話として、 利休は、小間の侘茶では「染付茶碗を使わなかった」とある。   利休が「紀三井寺」と言う染付茶碗を褒めていたので、 山上宗二がそれを手に入れたが、利休の侘び茶の道具組には染付茶碗の入る余地がないと合点して、山上宗二は割ってしまったと言う話しが残っ...
2020年7月30日木曜日

風炉 花(木槿、芙蓉、水引) 切り方

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風炉の時季の花 留意点 1.風炉の代表 「木槿」 ムクゲは一日花と言われるが、実際は一日半咲いている。 朝、ムクゲの花を取りに行くと、昨日の花か今朝咲いた花か区別がつかない。 昨日の花であれば、お昼にはもう萎れて来る。 明日の朝、花を切ろうと思ったら、今日の内に次の事をやって置く...
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2020年6月30日火曜日

膝の上で茶碗を扱う 亭主

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点前の途中で 膝の上で、茶碗を温めたり、茶碗を拭いたりする時、 茶碗は高く持たない。 少し低めに持つ。 拭いたりする時、極端に斜めにして拭かない。 水平に近く持つ。 以上
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2020年5月8日金曜日

火吹き竹

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火吹き竹(ひふきだけ) 炭の火が上手く点かなかった時に使用する。 表千家では点前の中では使うことはない。 利休形がある。 直径:8分(約2.4cm) 長さ:9寸8分(約29.7cm) 中の節は、口から3寸(9.1cm) 下は節止めになって、小穴を開けてある。 ...
2020年4月19日日曜日

お茶湯 炉

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お茶湯(おちゃとう) 炉 座敷飾りの中で、佛様にお茶を供える時に行う。 利休忌などに行う。 茶筅を使わない。 お湯を入れた茶碗に、お茶を落とすだけにする。 床には、利休忌であれば利休画像などを掛け、 前に花台(薄板などでも)を置き、花台中央に花入れを置き、花を供え...
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2020年3月28日土曜日

帛紗 左腰(右腰)に附ける 刀掛け

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帛紗 千家流では、帛紗は左に附けると思われているかも知れないが、 茶室が本勝手か逆勝手かによって異なる。 大抵の場合、茶室は本勝手に作られているので、左腰に帛紗を附けている。 逆勝手の場合は、右腰に帛紗を附ける。 帛紗は、勝手側に附けるものである。客側には附けない。...
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仙谷 TSUTSUMI Nobuyoshi
ここで紹介している内容は、私の覚えです。 違うやり方を習われた方は、貴方の先生が正しいのですから、私の様な考え方もあるのだな程度に思って下さい。 「茶事についての覚え」、「点前についての覚え」、「道具と扱いについての覚え」などを中心に書いています。 社中の稽古仲間で行う茶事や本などの知識だけでは、実際の茶事になると戸惑う部分が多いと思います。 本には書いてない様な事にも踏み込んで、実際の茶事の経験に基づいた私の知識を出来るだけ皆様に知って頂こうと思っています。
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