茶道 表千家 (茶事~稽古)(所作~点前)

茶事、点前、亭主の所作、客の所作、道具と扱いについて、私の覚えを綴ります。

2019年12月25日水曜日

布巾 雑巾 折り方

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布巾、雑巾、手拭き、茶巾、みな表裏がない作りになっている。 片側は手前に折って、反対側は向うに折って、縫ってある。 どちら側を使っても良いようになっている。 但し、そのように作ってあっても、布巾と雑巾は表と裏を区別して竹釘に掛ける。 布巾と雑巾は、 二つ折りにし、四つ...
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2019年11月1日金曜日

点前 稽古 終りのお辞儀

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稽古の点前では、始まりと終わりには全員でお辞儀をする。総礼とも言う。 点前の終わりでは、亭主は道具を膝前に置いてお辞儀をする。 拝見がある場合には、膝前に御三器を置いてお辞儀をする。 これは、茶道口の廊下が「畳敷き」の場合の事である。 「板張り」の場合には、道具を水屋に...
2019年10月6日日曜日

茶通箱

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茶通箱には、「二つ入り茶通箱」と「三つ入り茶通箱」がある。 二つとも水屋の物である。 相伝の茶通箱で使われるのは、「二つ入り茶通箱」である。 小間の水屋には、「二つ入り茶通箱」を使う。 広間の水屋には、「三つ入り茶通箱」を使う。 広間では客人数が多い場合があるので...
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2019年9月27日金曜日

茶碗にお湯を注ぐ 水を注ぐ

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茶碗にお湯(水)を注ぎ入れる時、茶碗の右側にお湯が垂れて、 茶碗を取ると、畳が濡れている事がよくある。 その原因の大部分は、柄杓の底の部分が茶碗の右の縁から外に出て、 柄杓の底からお湯が畳に落ちている。 柄杓の合からお湯を茶碗のどこに落とすかが、重要である。 茶碗の中...
2019年6月2日日曜日

二重切 花入 花を入れる

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二重切の花入に花を入れる場合、下の座に入れる。 水は、上にも下にも入れておく。 何故下の座に花を入れるかについては、「槐記 かいき」に詳しい。 近衛家熙公の「槐記」によれば、 家熙公が常修院慈胤法親王(天台座主、三千院門跡)に、二重切花入について伺った話として、 次の様...

平炭斗 炭点前 炉(2)

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平炭斗 炭点前 炉(2) 炭台の炭点前にならって行えば良いが、 炭点前の手順を、普通の炭斗と違う部分を重点的に記してみた。 灰器を下座勝手付に置いた後、 炉の前に廻り、 羽箒を下ろす。 火箸を下ろす。 鐶は割ギッチョに立掛けたままにしておく。 香合を下ろす。...
2019年5月5日日曜日

茶カブキ 掛帛紗 男子の扱い

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茶カブキ 客が入室する前に、 亭主は棚の上の茶カブキ盆に掛けた掛帛紗を外して、本茶の棗を入れ替える。 女の先生方は、男子が掛帛紗の外した後、どの様にして持ち帰るかをご存知ない方もおられるので、その方法を書いてみた。 掛帛紗 ワサを手前に横中央の折り目を山にして、茶カ...
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仙谷 TSUTSUMI Nobuyoshi
ここで紹介している内容は、私の覚えです。 違うやり方を習われた方は、貴方の先生が正しいのですから、私の様な考え方もあるのだな程度に思って下さい。 「茶事についての覚え」、「点前についての覚え」、「道具と扱いについての覚え」などを中心に書いています。 社中の稽古仲間で行う茶事や本などの知識だけでは、実際の茶事になると戸惑う部分が多いと思います。 本には書いてない様な事にも踏み込んで、実際の茶事の経験に基づいた私の知識を出来るだけ皆様に知って頂こうと思っています。
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