茶道 表千家 (茶事~稽古)(所作~点前)
茶事、点前、亭主の所作、客の所作、道具と扱いについて、私の覚えを綴ります。
2018年4月21日土曜日
後炭 準備 茶事
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茶事に於ける 後炭(ごずみ) 濃茶の後、薄茶の前に、釜の煮えを回復するためのものなので、 最も大切なのは、出来るだけ早く湯が沸く様にすること。 炉の中の状態は、いつも同じ条件ではなく、常に変化しているので、その変化にいかに対応するかが大切となる。 細かい手順や形式にこ...
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2018年3月16日金曜日
稽古 お辞儀 総礼 茶事(2)
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お茶を習い始めた頃には、いつ誰に対してお辞儀するものやら、中々分からない。 いつの間にか自然に身についてくるが、お辞儀の意味が分かって来るのは、随分後になる。 点前の途中のお辞儀は何故しているのか再度書いてみた。 稽古であれば、 始めに、亭主役は、茶碗を膝前に置き、襖...
2018年2月16日金曜日
濡れ灰を作る 撒き灰 炉
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炉の炭点前では、濡れ灰を撒くが、灰匙からサラサラと落ちる灰を作りたい。 奇麗であって、撒き易い灰を作りたいが、中々良い灰が出来なかった。 この5~6年は同じ方法で作っている。 同じやり方ではあるが、途中に色々試行錯誤を繰り返して、現在は今の方法に落ち着いた。 小さな「灰...
2018年2月11日日曜日
道具 仮置き 客
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拝見その他で、客が亭主の道具を手元に持って来て仮置きする場合がある。 お茶の習い始めには、どちらからどの順番で並べるか迷う事がよくあった。 理屈を知らないから迷いが出て来るので、出来るだけ理屈を知り、考える様にした方がよい。 道具の仮置きについて、濃茶の御三器(茶入、茶杓...
2018年1月12日金曜日
紹鴎棚 地袋の柄杓・蓋置を使う 薄茶 炉
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紹鴎棚を使っている時、 濃茶の終りに、柄杓と蓋置を地袋の左袋戸の中に飾り残すことがある。 この飾り残した柄杓・蓋置を使って薄茶を始めるには、普段あまりしない様な手順を踏むので、ここに記してみた。 紹鴎棚 飾り残した柄杓・蓋置を使って薄茶の点前を始める場合、 茶碗を水屋...
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2018年1月3日水曜日
炭点前 炭を挟む 炭をつぐ 炉
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炭点前で炭をつぐには、 炉の胴炭以外は、火箸で炭を挟んで炉(又は風炉)の中に入れる。 炭の上三分の一位~四分の一位の所を挟む。 炉と風炉では、胴炭の位置が違うので右側に入れるか、左側に入れるかで炭の扱いが少し異なる。 火箸は、写真の様に右手で握る訳だが、 人...
2017年12月18日月曜日
瓢(ふくべ)炭斗
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口切りの頃に好んで使われる炭斗に、瓢(ふくべ)の炭斗がある。 干瓢(かんぴょう)を作るウリ科ユウガオの実(瓢箪、ヒョウタン)の大きい物を乾かして、上部を切り取り、炭斗にした物。 夏にユウガオの実を収穫して、乾燥させ、切って炭斗に細工する頃が、丁度口切りの時期に当たったので...
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