炉の胴炭以外は、火箸で炭を挟んで炉(又は風炉)の中に入れる。
炭の上三分の一位~四分の一位の所を挟む。
炉と風炉では、胴炭の位置が違うので右側に入れるか、左側に入れるかで炭の扱いが少し異なる。
火箸は、写真の様に右手で握る訳だが、
人差し指と中指と親指で握る火箸を「第一の火箸」、
薬指と親指で押える火箸を「第二の火箸」と仮に名付けて説明をする。
炉では、(胴炭は炉の中の手前側に置いている)
炉の右側に炭を入れる場合、
「第一の火箸」を炭の右側に当て、「第二の火箸」を炭の左側に当てて、炭をはさむ。
必然的に、手を普通にして炭を挟んでいる。
丸ギッチョを炉の中に入れる時には、炉の中の奥の方から、胴炭に向かう気持ちで、炭の右側に当てた「第一の火箸」を炭の左側になる様に少し手を動かす気持ちで、入れる。
炉の中のどこに入れるかで異なるので、稽古で練習する事。
割りギッチョでは、割れている側を「第二の火箸」で当てて、炭を挟む。
割れている側は、左を向いている。
炉の中に入れる時は、炭の右側に当てた「第一の火箸」をそのままの形で、ないしは炭の左側になる様に手を少し動かす気持ちで、入れる。
丸管では、丸ギッチョと同じだが、炉に入れる時には、炭の右側に当てた「第一の火箸」を炭の左側になる様に手を動かして入れる。
割り管では、割れている側を「第一の火箸」で当てて、炭を挟む。
炭斗に組んだ状態のままの割り管で、割れている側は右を向いている。
炉に入れる時には、丸管と同じに、炭の右側に当てた「第一の火箸」を炭の左側になる様に手を動かして入れる。
点炭は、炉の右側に入れるか、左側に入れるかではなく、
管炭のどちらから立て掛けるかによって異なる。
管炭の右側から立て掛ける時は、炉の右側に入れる場合と同じにし、
管炭の左側から立て掛ける時は、炉の左側に入れる場合と同じにする。
「第一の火箸」を炭の左側に当て、「第二の火箸」を炭の右側に当てて、炭をはさむ。
必然的に手を逆にして炭を挟んでいる。
丸ギッチョを炉の中に入れる時には、炉の中の奥の方から、胴炭に向かう気持ちで、炭の左側に当てた「第一の火箸」を炭の右側になる様に手を動かす気持ちで、入れる。
炉の中のどこに入れるかで異なるので、稽古で練習する事。
割りギッチョでは、割れている側を「第二の火箸」で当てて、炭を挟む。
割れている側は、右を向いている。
炉の中に入れる時は、炭の右側に当てた「第二の火箸」をそのままにした手の形で、入れる。
割れている側は、右を向いている。
炉の中に入れる時は、炭の右側に当てた「第二の火箸」をそのままにした手の形で、入れる。
丸管では、丸ギッチョと同じだが、炉に入れる時には、炭の左側に当てた「第一の火箸」を炭の右側になる様に手を動かして入れる。
割り管では、左側(割れている側)を「第一の火箸」で当てて、炭を挟む。
炭斗の中で、割れている側を、左に向く様に動かしておく。
炉に入れる時には、丸管と同じに、炭の左側に当てた「第一の火箸」を炭の右側になる様に手を動かして入れる。
枝炭については、丸管と同じ扱い。
炭斗の中で、割れている側を、左に向く様に動かしておく。
炉に入れる時には、丸管と同じに、炭の左側に当てた「第一の火箸」を炭の右側になる様に手を動かして入れる。
枝炭については、丸管と同じ扱い。
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