茶道 表千家 (茶事~稽古)(所作~点前)
茶事、点前、亭主の所作、客の所作、道具と扱いについて、私の覚えを綴ります。
2016年10月20日木曜日
掛物 掛軸 風帯 掛緒 巻緒
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掛物 ・・ 掛軸とも言う。 掛物の表具(軸表装)には、色々あるようだが、 よく目にするのは、図の様な表具が多い。 本紙 一文字 中回し(ちゅうまわし) ・・ 中縁(ちゅうべり)とも言う 上(じょう)下(げ) ・・ 天地(てんち)とも言う 風帯(ふうたい)、...
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2016年9月20日火曜日
茶事 懐石 元伯宗旦 覚々斎
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三代 元伯宗旦は、懐石について、時期の物を新しく調理して出しなさいと言っている。 次の様に言っている 時ならぬ肴 出し候事あしき也 或は 口切に青豆 はじかみ 鮎のうるかなど 夏の季の物を出すこと わるし また 風炉の時 冬の季のもの出すべからず 総じて茶の湯料理と...
匁 斤 重さ
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「匁(もんめ)」: 重さの単位、明治以降 1匁=3.75g。 五円硬貨は3.75gで、ちょうど1匁に相当する。 江戸時代には、時期によって変動するが、1匁=3.75g弱 で推移している。 お茶も、1匁=3.75g お茶の1斤(きん)=200匁=750g 極(濃...
2016年9月19日月曜日
茶壺 口切り
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立春から88日目の八十八夜頃(5月2日頃)に摘んだお茶の葉を、 直ぐに蒸して発酵を止め、さらに葉脈の様な不純物を取り除いて、 揉まずに精製したお茶の葉を「碾茶(てんちゃ)」と言う。 抹茶は、濃茶も薄茶も、碾茶を茶臼でひいて粉にしたもの。 昔は、碾茶を詰め、木で作った口蓋...
2016年9月6日火曜日
三重棚と二重棚
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三重棚(さんじゅうだな) 一閑 久田宗全 好み (千家五代 随流斎の兄) 桐木地 千家六代 覚々斎 好み (久田宗全の子) 桑木地 千家七代 如心斎 好み (覚々斎の子) 三重棚は久田宗全が初めて好んだが、その後父子三代にわたって三重棚を好まれている。 ...
2016年8月16日火曜日
平水指 割蓋
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平水指 割蓋 啐啄斎好み「立浪蒔絵 割蓋 朝鮮平水指」、 即中斎好み「芦水蒔絵 割蓋 万古青磁平水指」 などがある。 風炉敷板より畳目1目奥に水指を据える。 運びの道具立てではあるが、蓋置は竹に限ることはない。 柄杓・蓋置を置き残す時は、焼物などの蓋置にする。 ...
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2016年8月14日日曜日
棗 濃茶入としての扱い
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棗は、蒔絵等していない、真塗又は黒の棗を使う。 棗に入れる濃茶の量 大棗 ・・ 人数分計り切り 中棗 ・・ 常の茶入と同じ 小棗 ・・ 人数分計り切り、又は 常の茶入と同じ 仕服の部分名称は、2014年11月3日「 仕服の紐 緒縒 」を参照。 小棗・中棗の扱い...
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