2014年10月16日木曜日

懐石 器 返す

懐石で、客が器を返す場所は、

茶道口(又は給仕口)の襖(又は太鼓襖)の前で、室内側に返す。
亭主が襖を開けた時、目の前にある様に置く。

八寸の前(亭主相伴の終り)や重菓子の出る前(お湯が出た後)に、客は器を茶道口に返すが、
亭主が取り込みにくい物を、取り易い所に置く。

飯器は、真ん中に置く。
炉の杓子は、炉の飯器の右真横に掛けて蓋をしておく。
湯桶の様な手が付いた物は、手を亭主の方に向けて置く。
銚子の様な手が付いた物は、手を縦にして置く。




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