2019年11月1日金曜日

点前 稽古 終りのお辞儀

稽古の点前では、始まりと終わりには全員でお辞儀をする。総礼とも言う。
点前の終わりでは、亭主は道具を膝前に置いてお辞儀をする。
拝見がある場合には、膝前に御三器を置いてお辞儀をする。

これは、茶道口の廊下が「畳敷き」の場合の事である。
「板張り」の場合には、道具を水屋に持ち帰って、改めて茶道口まで戻って、膝前には何も置かずにお辞儀をする。

畳敷きの場合は、道具を水屋に持ち帰らず、膝前に置いてお辞儀をしても良い事になっている。
当然、道具を水屋に持ち帰って、膝前に何も置かずにお辞儀をしても良い。

但し、膝前に道具を置いてお辞儀をするのは、稽古の場合の事であって、
茶事の場合には、膝前には何も置かずに挨拶をする。

下記も参照
2015年6月26日「拝見物を水屋に下げる 茶事


このページ最下部の「ホーム」をクリックすると、私のブログのホームに飛びます。